愛知県立一宮興道高等学校は、一宮市にある、活気と落ち着きが共存する魅力的な高校です。1983年に開校し、「活力」を校訓に掲げ、生徒一人ひとりが持つ可能性を最大限に引き出す教育を目指しています。勉強はもちろん、部活動や学校行事にも全力で打ち込める環境が整っており、充実した3年間を送りたいと考えている中学生にぴったりの学校と言えるでしょう。
一宮興道高等学校の基本情報
一宮興道高等学校の偏差値・難易度・併願校
一宮興道高等学校に設置されている学科・コース
普通科:文系・理系を問わず、国公立大学や難関私立大学への進学を目指すための学力を総合的に養います。2年生から文系・理系に分かれ、それぞれの進路希望に応じた科目を選択し、より専門的な学習を進めていきます。どんな進路を目指す生徒にも対応できる、バランスの取れた教育が魅力です。
一宮興道高等学校の特色・校風
宿題の量:宿題は毎日出され、量はやや多めと感じる生徒が多いようです。特に、予習・復習をしっかり行うことが求められるため、家庭での学習習慣を身につけることが大切になります。 校則:以前は厳しいという声もありましたが、近年は見直しが進み、比較的緩やかになっているようです。 スマホ:校内での使用は原則禁止で、登下校時の緊急連絡用として持ち込みが許可されています。 校内では電源を切り、カバンの中にしまっておくルールです。 服装:制服の着こなしについては、スカート丈など、ある程度の指導はあるようです。 頭髪については、染髪やパーマは禁止されています。
生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多いと言われています。授業中は静かに集中し、休み時間は友人との会話を楽しむ、メリハリのある過ごし方をしているようです。 アルバイト:原則として禁止されています。 ただし、家庭の事情などでやむを得ない場合は、学校に申請し許可を得ることで可能になります。 制服の評判:2022年度から新しいデザインの制服に変更されました。 ブレザータイプで、特に女子生徒からは「可愛い」と評判が良いようです。スラックスも選択できます。 土曜授業:土曜学習会が実施されることがあります。 主に進学希望者向けの演習授業などが行われ、多くの生徒が自主的に参加しています。
一宮興道高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 弓道部:全国大会にも出場経験のある強豪として知られています。専用の弓道場も完備されており、集中して練習に打ち込める環境が整っています。 放送部:各種コンテストで常に上位入賞を果たしており、全国的にも高い評価を受けています。アナウンスや番組制作など、本格的な活動を行っています。
全体の様子
運動部はサッカー、野球、テニス、陸上、バスケットボールなど、文化部は吹奏楽、美術、書道、茶道など、多岐にわたる部が活発に活動しています。多くの生徒が部活動に加入しており、放課後の校内は活気に満ちています。
イベント
興道祭(文化祭・体育祭):9月に行われる学校最大のイベントです。 文化祭では、各クラスが演劇やお化け屋敷、模擬店などの企画で競い合い、体育祭では学年を縦割りにした群団対抗で熱戦が繰り広げられます。 準備期間から大変盛り上がり、生徒たちの創造性とエネルギーが爆発します。 球技大会:夏と春の年2回開催されます。 サッカー、ドッジボール、バレーボールなどの種目でクラス対抗戦が行われ、毎回大きな盛り上がりを見せます。 修学旅行:2年生の5月頃に沖縄へ行きます(行き先は年度によって変更の可能性があります)。 平和学習やマリン体験、文化体験など、沖縄の自然と文化を満喫できるプログラムが組まれています。
一宮興道高等学校の進学実績
国公立大学:名古屋大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、愛知教育大学、愛知県立大学といった地元の難関国公立大学に毎年多数の合格者を出しています。 また、岐阜大学や三重大学など、近隣県の大学への進学者も多いのが特徴です。 2024年度入試では、国公立大学に127名(前期まで)が合格しています。 難関私立大学:南山大学や、関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)、GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)といった全国の有名私立大学にも多くの合格者を輩出しています。 特に、愛知県内の名城大学、中京大学、愛知大学などには毎年非常に多くの生徒が進学しています。 進学サポート:進学実績を支える取り組みとして、早朝や放課後、長期休暇中に実施される補習や講習が充実しています。 3年生になると、大学入学共通テスト対策や二次試験対策など、より実践的な講座が開かれ、多くの生徒が活用しています。
一宮興道高等学校の特長・アピールポイント
落ち着いた学習環境:生徒は真面目で学習意欲が高く、静かで落ち着いた環境で勉強に集中できます。 手厚い進路指導:平常の授業に加えて、土曜学習会や長期休暇中の補習など、学習サポートが非常に充実しています。 活発な部活動:弓道部や放送部をはじめ、多くの部活動が県大会以上で活躍しており、文武両道を実現できる環境です。 伝統の「興道祭」:文化祭と体育祭を合わせて行われる「興道祭」は、学校全体が一体となって盛り上がる一大イベントです。 新しい制服:2022年度から一新された制服は、現代的で洗練されたデザインで生徒からの人気も高いです。 充実した学校行事:修学旅行や球技大会など、学習面だけでなく、高校生活の思い出作りとなるイベントも大切にされています。 「活力」あふれる校風:校訓である「活力」のもと、生徒が何事にも主体的に全力で取り組むことを奨励する校風があります。
一宮興道高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方のサポートが手厚く、質問にも親身になって答えてくれる」という声が多く聞かれます。 「落ち着いた環境で勉強に集中したい人には最高の学校」と、学習環境を評価する意見が目立ちます。 「国公立大学を目指す仲間が多く、互いに高め合える雰囲気が良い」といった、進学に対する意識の高さを評価する声もあります。 「部活動が盛んで、勉強との両立がしやすい」という文武両道を実感している生徒も多いようです。 「興道祭などの行事がとても楽しく、クラスの団結力が深まる」と、学校行事の充実度を挙げる声も多数あります。
気になる点 「校則が少し厳しいと感じることがある」特にスマートフォンの校内使用禁止については、もう少し緩和してほしいという意見が見られます。 「駅から少し歩くのが大変」という、アクセスに関する声もあります。 「宿題や課題が多く、毎日コツコツやらないと大変」という意見もあり、自主的な学習習慣が求められるようです。 「体育祭や文化祭が1日ずつで少し物足りない」という声も一部で見られます。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス 名鉄名古屋本線「島氏永駅」から徒歩約8〜10分 名鉄名古屋本線「妙興寺駅」から徒歩約25分
バスでのアクセス 一宮市コミュニティバス「大和団地」バス停から徒歩約5分
通学エリア
一宮市内の生徒が最も多いですが、隣接する稲沢市、江南市、岩倉市などからも多くの生徒が通学しています。 自転車で通学する生徒も多いようです。
一宮興道高等学校受験生へのワンポイントアドバイス