北海道倶知安高等学校は、羊蹄山とニセコ連峰に抱かれた自然豊かな倶知安町にある道立高校です。地域とともに歩んできた歴史が長く、地元の中学生にとって「身近だけど、3年間で大きく伸びられる学校」として選ばれています。倶知安高等学校は単位制の普通科で、学び方を自分で選べるのが大きな特徴です。

倶知安高等学校の授業は、基礎を固めながら、将来の進路や興味に合わせて科目を組み立てられるよう設計されています。さらに、地域課題に向き合う探究活動を柱に据え、教室の中だけに閉じない学びを大切にしています。倶知安高等学校での3年間は、「自分の好きや得意を見つけ、それを進路につなげる」時間になりやすい学校だと言えるでしょう。

また、学校祭やスキー学習など、後志らしい行事が多く、仲間と一緒に思い切り活動できる雰囲気も魅力です。倶知安高等学校は、勉強と行事・部活の両方を大切にしたい人にとって、等身大で頑張れる場所になっています。

倶知安高等学校の基本情報

項目 内容
正式名称 北海道倶知安高等学校
区分 公立
共学/別学 共学
所在地 〒044-0057 北海道虻田郡倶知安町北7条西2丁目
代表電話番号 0136-22-1085
公式サイト https://www.kutchan.hokkaido-c.ed.jp/

倶知安高等学校の偏差値・難易度・併願校

倶知安高等学校は普通科(単位制)1学科で募集しており、2025年度時点の偏差値はおおむね44〜45前後とされています。模試や媒体で数値に幅があるため、目安として「道内の中堅ゾーン、基礎学力を土台に伸びていく学校」と捉えるとイメージしやすいです。

内申点の目安は、一般入試だと中3内申で45点満点中25〜27あたりが一つの参考ラインとして語られることが多いです。ただし北海道の選抜は当日点の比重も大きいので、内申が少し届かなくても、当日得点で十分逆転を狙えるゾーンです。

北海道の公立高校入試は基本的に公立の同時併願ができないため、倶知安高等学校を第一志望にする場合の併願校は私立高が中心になります。通学圏や下宿の検討も含めて、札幌方面の私立普通科(例:北海学園札幌、札幌第一、札幌光星など)を併願に置くケースが見られます。

倶知安高等学校に設置されている学科・コース

倶知安高等学校にあるのは普通科(単位制)のみです。コース分けで固定されるのではなく、2年次以降に進路や興味に合わせて選択科目群を組み立てるスタイルになっています。

  • 普通科(単位制)
    基礎教科を中心にしつつ、2年次・3年次で多様な選択科目を取れる学科です。大学進学から就職・公務員・専門学校まで、幅広い進路を考える人に向きます。
    3年次の選択では、探究英語、韓国語、Webデザイン、フードデザイン、ファッション造形基礎、演奏系科目なども用意され、興味を深めながら進路につなげやすい仕組みです。

倶知安高等学校の特色・校風

倶知安高等学校の校風を一言で表すなら、進取・創造・自律という校訓どおり「自分で選び、自分で動くことを応援する雰囲気」です。単位制で選択授業が多いので、周りに流されずに「自分の時間割」を作る生徒が目立ちます。

探究活動の柱として、地域課題に向き合う「ヘラルドプロジェクト(Herald Project)」が展開されています。1年次は地域を知る基礎、2年次は協働して探究を進め、3年次は自分の進路と結び付けて深める流れで、地元企業や専門家とも関わりながら学ぶのが特徴です。

口コミでは、宿題は「多すぎて大変」というより「授業の理解を定着させるための適量」という声が多く、放課後講習や進学講習でじっくり力をつけるスタイルが合う学校とされています。土曜授業は基本的にありません。

校則については、制服の着こなしや髪色にはやや厳しめという意見が見られます。一方で髪型自体は比較的自由で、化粧も「やりすぎなければ注意されにくい」などの声があります。スマホは持ち込み自体は容認されつつ、朝のSHRから帰りのSHRまでは原則使用しないルールです。

アルバイトは原則禁止ですが、家庭事情などやむを得ない場合は許可制で認められることがあります。観光地の町なので求人は多いですが、まずは学校に相談してから、という流れになります。

制服はブレザー中心で、落ち着いたデザインという評価が多いです。防寒のためのセーター着用ルールなど、細かな決まりに「最初は戸惑う」という口コミもあるので、入学後は学校の指示に沿って整えると安心です。

生徒の雰囲気は「真面目にやるときはやる」「行事は全力で盛り上がる」という両面が語られています。地域に根ざした学校なので、地元出身者が多く、友達づくりもしやすいという声が目立ちます。

倶知安高等学校の部活動・イベント

部活動

倶知安高等学校は運動部・文化部・同好会がバランスよくそろっています。運動部では野球部、スキー部、バレー部、バスケットボール部、陸上競技部などが中心で、後志や全道大会を目指して活動しています。文化部では吹奏楽局、演劇部、美術部、放送局、新聞局などがあり、校内行事での発表も盛んです。

特に倶知安高等学校らしいのはスキー部やスキー学習とのつながりで、冬の競技に打ち込みたい人には良い環境です。少林寺拳法部やESS同好会、ボランティア同好会、パソコン同好会など、個性派の活動もあり、「好きなことに集中できる居場所が見つかりやすい学校」と言われます。

イベント

倶知安高等学校の行事は季節感がはっきりしていて、学校生活の思い出になりやすいラインナップです。夏の学校祭(文化祭)はクラスや部活の発表が中心で、生徒主体で作り上げる盛り上がりが特徴。秋には体育祭があり、学年を超えて応援や競技が熱くなります。

冬ならではの行事としてスキー学習や冬季体育大会があり、雪国の学校らしい体験ができます。修学旅行・見学旅行は道外に出て視野を広げる機会になっており、進路や社会を考える行事(職業講話、探究発表会、防災学校など)も年間を通して実施されています。

倶知安高等学校の進学実績

倶知安高等学校の進路は、大学・短大・専門学校・就職・公務員がバランスよく分かれるのが特徴です。直近の卒業生では国公立大学に20名前後が合格しており、小樽商科大学、北海道教育大学、札幌市立大学のほか、道外の国公立にも合格者が出ています。

私立大学は毎年50名前後が進学し、北海学園大学・北星学園大学・藤女子大学など道内有力私大への合格が多い年もありました。さらに専門学校や看護系学校への進学も一定数いて、観光・医療・福祉・ITなど地域ニーズに合った進路選択が目立ちます。

就職や公務員志望にも強く、公務員合格者が10名以上出る年が続いています。放課後の進学講習・公務員講習、面接指導、小論文指導など、進路別に細かくサポートする体制が実績につながっているとされています。

倶知安高等学校の特長・アピールポイント

倶知安高等学校ならではの強みをまとめると、次のようになります。

  • 単位制普通科で、進路に合わせて選択授業を組み立てられる

  • 地域課題に取り組む探究活動が盛んで、考える力と発信力を育てる

  • 探究英語や韓国語、Webデザイン、フード・ファッション系など、特色ある選択科目がある

  • 学校祭や体育祭など、生徒主体の行事が多く、クラスの一体感が強い

  • スキー学習や冬季行事など、後志らしい体験ができる

  • 大学進学・専門・就職・公務員まで、幅広い進路支援がある

倶知安高等学校の口コミ・評判のまとめ

倶知安高等学校の良い点としては、「先生が進路に熱心で相談しやすい」「単位制で自分に合う授業を選べる」「行事が楽しく、みんなで盛り上がれる」「自然に囲まれた落ち着いた環境で過ごせる」といった声が多いです。部活加入率も高めで、学校生活を前向きに楽しむ生徒が多い印象です。

一方、気になる点としては「制服の着こなしや髪色など、身だしなみ指導がやや厳しい」「冬の通学が大変な日もある」「選択が多い分、早めに進路を考えないと迷いやすい」といった意見が見られます。これらは裏を返せば、自己管理や計画性を身につけるチャンスでもあります。

アクセス・通学

倶知安高等学校の最寄りはJR倶知安駅で、駅から学校までは徒歩約15分ほどです。道沿いは比較的わかりやすく、天気の良い日は歩いて通う生徒も多いです。

遠方からはJRやバス通学が中心で、蘭越・ニセコ方面、共和・岩内方面、留寿都方面など後志エリア全体から通っている生徒がいます。札幌や小樽からはJRで1時間前後、バスでも同程度が目安なので、広い通学圏を持つ学校です。

倶知安高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

倶知安高等学校を目指すなら、まずは5教科の基礎をしっかり固め、北海道入試の形式に沿った問題演習を重ねることが近道です。特に英語・数学は単位制の選択や進学講習で伸ばしやすい教科なので、苦手でも「入ってから伸ばす」つもりで土台を作っておくと安心です。倶知安高等学校は、将来の夢がまだぼんやりしている人でも、探究や選択授業を通して「好きなこと」を見つけやすい学校です。行事や部活にも全力で取り組みたい、地域に根ざした落ち着いた環境で成長したい、そんな人に特におすすめです。焦らず、毎日の勉強を積み上げていきましょう。

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。