北海道函館水産高等学校は、海のスペシャリストを目指せる北海道で唯一の水産・海洋系の専門高校です。1935年の創立以来、80年以上の歴史と伝統を誇り、水産業界をはじめ、多様な分野で活躍する多くの卒業生を社会に送り出してきました。函館という海の街に根ざし、実践的な学びを重視する北海道函館水産高等学校は、他にはないユニークな経験ができる場所です。
北海道函館水産高等学校の基本情報
北海道函館水産高等学校の偏差値・難易度・併願校
海洋技術科: 43 水産食品科: 43 品質管理流通科: 43 機関工学科: 43
函館大学付属有斗高等学校 函館白百合学園高等学校 清尚学院高等学校
北海道函館水産高等学校に設置されている学科・コース
海洋技術科
船の運航や漁業、養殖など、海に関する幅広い技術を学びます。将来、航海士や漁師、栽培漁業の技術者など、海を舞台に活躍したい人におすすめです。1級小型船舶操縦士の資格取得も目指せます。 水産食品科
缶詰や練り製品といった水産加工品の製造技術や、食品の貯蔵・流通について科学的に学びます。 自分で作った製品が商品になる喜びも味わえます。食品開発や品質管理に興味がある人に向いています。 品質管理流通科
食品の安全性や衛生管理、成分分析などを専門的に学びます。 食の安全を守る仕事や、商品の品質を管理する仕事に就きたいと考えている生徒におすすめの学科です。 機関工学科
船のエンジンや冷凍機など、船を動かすための機械に関する知識と技術を学びます。 機械いじりが好きで、船の心臓部を支えるエンジニアを目指したい人にぴったりです。
北海道函館水産高等学校の特色・校風
校風・雰囲気
専門的な学習が中心となるため、生徒たちは明確な目的意識を持って学校生活を送っていることが多いようです。実習などを通じてクラスの団結力が強く、仲間と協力し合う雰囲気が自然と生まれます。真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、体育祭などの行事では大いに盛り上がる活気もあります。 校則
校則は、他の公立高校と比較して、標準的かやや緩やかという声が多いようです。服装は私服での登校が認められていますが、「学習の場にふさわしいもの」といった服装四原則が定められています。 染髪やピアス、過度な化粧は禁止されています。 スマートフォンの持ち込みは許可されていますが、授業中の使用は当然禁止です。 宿題・学習
専門科目が多く、特に実習に関するレポートなどの提出物は少なくないようです。しかし、一般的な普通科高校のように毎日大量の宿題に追われるというよりは、専門分野の学習や資格取得に向けた勉強に主体的に取り組むことが求められます。 アルバイト
アルバイトは学校長の許可制となっています。 学業との両立を前提に、多くの生徒がアルバイトを経験しているようです。 制服
函館水産高校には指定の制服はなく、私服での通学となります。 式典などの際には標準服を着用することが求められる場合があります。 土曜授業
基本的に土曜授業はありません。
北海道函館水産高等学校の部活動・イベント
部活動
相撲部 : 全国大会の常連であり、輝かしい実績を誇ります。本格的な土俵も備えられており、恵まれた環境で練習に打ち込むことができます。カヌー部・ボート部・ヨット部 : 海に近い立地を活かしたマリンスポーツ系の部活動も盛んです。全道大会や全国大会で活躍する選手も多く輩出しています。その他 : 野球部、サッカー部、バスケットボール部といった人気の運動部のほか、音楽部や放送局などの文化部も活発に活動しています。
イベント
函水祭(かんすいさい) : 毎年秋に開催される文化祭です。各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表を行うほか、水産高校ならではの実習生産物の販売は、地域住民からも大人気で長蛇の列ができるほどです。体育祭・球技大会 : クラス対抗で様々な競技に熱中します。特に、学科ごとの対抗意識も加わり、応援にも熱が入ります。乗船実習 : 海洋技術科と機関工学科の生徒が参加する、函館水産高校の代名詞ともいえる一大イベントです。 北海道教育庁が所有する実習船「若竹丸」に乗り込み、数週間にわたって洋上での生活を送りながら、航海技術や漁業実習を行います。 この厳しい実習を仲間と乗り越える経験は、技術だけでなく、精神的にも生徒たちを大きく成長させます。
北海道函館水産高等学校の進学実績
就職
就職率は毎年ほぼ100%を達成しており、非常に安定しています。 水産関連企業はもちろんのこと、在学中に取得した様々な資格を活かして、製造業、販売業、公務員(海上自衛隊など)といった多様な業種へ就職しています。 長年の歴史と卒業生の活躍により、企業からの信頼が厚いのも強みです。 大学・専門学校への進学
国公立大学では、北海道大学や東京海洋大学といった水産・海洋系の難関大学への進学実績があります。私立大学では、北海道科学大学、北海学園大学などへの進学者がいます。
また、函館大学や北海道情報大学など、指定校推薦枠も確保されています。
さらに専門性を高めるために、函館水産高校に設置されている専攻科や、小樽水産高校の専攻科、各種専門学校へ進む生徒も多くいます。 進路サポート
進学希望者に対しても、先生方が親身になってサポートしてくれます。 推薦入試の指導や面接練習など、一人ひとりの希望進路に合わせた丁寧な指導が行われています。
北海道函館水産高等学校の特長・アピールポイント
実習船「若竹丸」での長期乗船実習 : 数週間にわたり洋上で生活しながら実践的な技術を学ぶ乗船実習は、他では決してできない貴重な経験です。仲間との絆も深まり、人間的に大きく成長できます。圧倒的な資格取得サポート : 1級小型船舶操縦士、潜水士、危険物取扱者、ボイラー技士など、将来に直結する専門的な資格を数多く取得できる環境が整っています。授業の半分以上が専門科目・実習 : 座学だけでなく、実際に体を動かして学ぶ「実学」を重視しています。 興味のある分野にとことん打ち込めるため、学習意欲を高く保つことができます。ほぼ100%の就職率と多様な就職先 : 水産業界だけでなく、製造業や公務員など、幅広い分野への就職実績があります。 卒業生の活躍により、社会から高い評価を得ています。地域と連携した商品開発 : 生徒たちが開発した缶詰や加工品が、地域のイベントや店舗で販売されることがあります。自分たちの学びが社会に繋がることを実感できる機会です。水産・海洋に特化した専門施設 : 船舶のシミュレーターや食品加工工場、分析室など、専門的な学習を支える充実した設備が揃っています。明確な目標を持った仲間との出会い : 「船に乗りたい」「食品開発がしたい」など、同じ志を持つ仲間が集まるため、互いに刺激し合いながら成長できる環境です。
北海道函館水産高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「専門的な知識や技術が身につき、将来の夢に直結する勉強ができるのが楽しい」 「たくさんの資格が取れるので、就職にとても有利だと感じた」 「乗船実習は大変だったけど、最高の思い出。普通の高校では絶対にできない経験ができた」 「先生方が専門分野に詳しく、質問にも丁寧に答えてくれる。進路相談にも親身に乗ってくれた」 「実習が多く、クラスの仲間と協力する機会が多いので、自然と団結力が強くなる」
気になる点 「校舎や実習施設が少し古いと感じる部分がある」 「専門的な内容が多いので、水産や海に興味がないと授業が辛く感じるかもしれない」 「学科によって男女比に偏りがある」 「最寄り駅から少し距離があり、バスを利用する必要があるため、アクセスが少し不便」
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス 道南いさりび鉄道「七重浜駅」から徒歩約20分 JR「函館駅」から函館バス(25系統)に乗車、「水産高校前」バス停下車すぐ
通学エリア
学校は北斗市にありますが、函館市内に隣接しているため、函館市内から通学する生徒が最も多いようです。その他、北斗市、七飯町、木古内町など、近隣の市町からも多くの生徒が通学しています。
北海道函館水産高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

