北海道寿都高等学校は、1902年（明治35年）に私立寿都実業女学校として創立された、120年以上の歴史と伝統を誇る北海道で6番目に古い学校です。「自ら学び、未来を切り拓く生徒」の育成を目標に掲げ、生徒一人ひとりの夢の実現を全力でサポートしています。少人数教育の強みを活かした、きめ細やかな指導が魅力の学校です。
北海道寿都高等学校の基本情報
北海道寿都高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値・難易度
併願校
北照高等学校 双葉高等学校 函館大学付属有斗高等学校
北海道寿都高等学校に設置されている学科・コース
普通科 どんなことを学ぶ場所か：国語、数学、英語などの普通教科を中心に、幅広い知識と教養を身につけます。2年次からは進路希望に応じて科目を選択できるコース制を導入しており、進学から就職まで、一人ひとりの目標達成をサポートします。 どんな生徒におすすめか：将来の夢がまだ具体的に決まっていない人や、大学進学、専門学校、就職など、幅広い進路の可能性を考えたい人におすすめです。
北海道寿都高等学校の特色・校風
校風
キーワード：地域密着、アットホーム、少人数教育、主体性の尊重
学校生活について
宿題の量：宿題の量に関する具体的な口コミは多くありませんが、少人数教育で個別の学習指導が充実していることから、一人ひとりの進度に合わせて課題が出されることがあるようです。 校則：校則は、高校生としての品位と節度を保つための基本的なルールが定められています。登下校は制服着用が基本ですが、やむを得ない事情がある場合は異装届を提出すれば学校指定ジャージでの登下校も可能です。アルバイトについては規定があり、学校の許可が必要です。 生徒たちの雰囲気：生徒数が少ないため、学年を超えて生徒同士の仲が良いようです。学校祭などの行事では、全校生徒が一丸となって協力し合う姿が見られます。 制服：制服に関する評判の詳細は見つかりませんでしたが、一般的なブレザースタイルのようです。 土曜授業：土曜授業の有無に関する明確な情報はありませんでした。
北海道寿都高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部：野球部、バドミントン部、テニス部などがあります。野球部は2024年の夏の大会小樽支部予選で初戦を突破するなど、健闘を見せています。少人数ながらも、それぞれの部が目標に向かって日々練習に励んでいます。 文化部：ボランティア部などがあります。ボランティア部は、地域のイベントに積極的に参加し、お祭りの手伝いや保育園の運動会補助など、地域貢献活動を活発に行っています。このような活動は、ボランティア活動等に係る学修として単位認定される場合もあります。
イベント
学校祭（寿都高祭）：毎年7月上旬に開催される学校最大のイベントです。2024年度からは入場制限が緩和され、一般公開が再開されました。クラスごとの模擬店やファッションショー、有志によるステージ発表など、工夫を凝らした企画で大変な盛り上がりを見せます。PTAによる食堂も出店され、地域住民も多く訪れる、まさに地域一体型のお祭りです。 宿泊研修：1年生を対象に、入学後早い時期に実施されます。新しい仲間との親睦を深める良い機会となっています。 修学旅行：行き先は年度によって異なりますが、生徒たちにとっては高校生活一番の思い出となるイベントです。
北海道寿都高等学校の進学実績
主な進学先
国公立大学 北見工業大学 北海道教育大学函館校
私立大学 札幌学院大学 北海道情報大学（2名）
専門学校 札幌ビューティーアート専門学校（2名） 北海道介護福祉専門学校 北海道芸術デザイン専門学校 北海道理容美容専門学校（2名） 吉田学園情報ビジネス専門学校
公務員・就職 北海道行政職員一般行政 株式会社 星組土建
進学サポート
個別指導の充実：早期からの個別進路指導や進路相談に力を入れています。小論文や面接指導も個別に対応し、生徒の強みを最大限に引き出します。 遠隔授業の活用：難関大学進学希望者向けに、北海道高等学校遠隔授業配信センターからのハイレベルな授業を受けることができます。 資格取得の奨励：寿都町と島牧村からの全額補助により、英検、漢検、簿記検定など様々な資格に費用を気にせず挑戦できます。
北海道寿都高等学校の特長・アピールポイント
手厚い経済的サポート：寿都町から新入生へ入学祝い金10万円が支給されるほか、3年間の教科書代や制服代、模擬試験・検定の受験料も全額補助されます。 地域と連携した「総合的な探究の時間」：生徒が自ら地域課題を発見し、解決策を探る探究活動が非常に盛んです。例えば、「ハチミツが地域にもたらす恩恵」といったテーマで調査を行い、ポスターを作成して道の駅で発表するなど、学びが地域貢献に直結しています。 一人一台のタブレット端末：寿都町から生徒一人ひとりにタブレット端末が貸与され、授業や進路活動など、ICTを活用した学習環境が整っています。 公設民営塾との連携：放課後には、町が運営する公設民営塾「Suttu Mirai Lab」で学習サポートを受けることができます。自習室にはWi-Fiが完備され、動画配信授業の受講も可能です。 快適な学習環境：全教室に冷暖房が完備されており、季節を問わず快適な環境で学習に集中できます。 給食の提供：町内の小中学校と同様に、高校でも給食が提供されます。定期考査などの午前授業の日でも提供されるため、昼食の心配がありません。 スクールバスの運行：寿都町内からの通学にはスクールバスが運行されています。黒松内町からの通学者にはバス定期券の購入補助があり、遠方からの通学もサポートされています。
北海道寿都高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方のサポートが手厚い」：少人数制のため、先生が生徒一人ひとりをしっかり見てくれるという声が多いようです。進路相談にも親身に乗ってくれるため、安心して学校生活を送ることができます。 「地域とのつながりが強い」：学校行事やボランティア活動などを通じて、地域の人々と交流する機会が豊富です。地域全体で学校を応援してくれている温かい雰囲気があるようです。 「アットホームな雰囲気」：生徒数が少ない分、学年を超えてみんなが顔見知りで、和気あいあいとした雰囲気です。いじめなども起こりにくい環境だという意見もあります。 「町のサポートがすごい」：入学祝い金や検定料補助など、自治体からの手厚い経済的支援を魅力に感じる声が多く聞かれます。
気になる点 「生徒数が少ない」：クラス替えがなく、人間関係が固定化されやすいという側面もあるようです。また、部活動の種類が限られるという意見もあります。 「交通の便」：近隣の町から通学する場合、バスの本数が少ないなど、交通の便に課題を感じる生徒もいるかもしれません。 「周辺の施設」：学校帰りに立ち寄れるお店や施設が少ないため、都会の高校生活に憧れる人には少し物足りなく感じる可能性があります。
アクセス・通学
バスでのアクセス JR小樽駅からニセコバスで約160分、「寿都営業所（終点）」下車 JR長万部駅からニセコバスで約65分、「寿都営業所（終点）」下車 JR黒松内駅からニセコバスで約25分、「寿都営業所（終点）」下車
北海道寿都高等学校受験生へのワンポイントアドバイス
