北海道小樽桜陽高等学校は、110年以上の長い歴史と伝統を誇る、小樽市に位置する公立高校です。「賢く、強く、豊かに」という校訓のもと、生徒一人ひとりの個性を尊重し、将来の夢を実現するためのきめ細やかな教育を実践しています。単位制という特色あるシステムを導入し、生徒が自分の進路希望に合わせて主体的に学習計画を立てられるのが、小樽桜陽高等学校の大きな魅力の一つです。

進学指導に力を入れている一方で、部活動や学校行事も非常に盛んで、まさに「文武両道」の精神が根付いています。生徒たちは日々の学習に真剣に取り組む傍ら、仲間たちと協力して学校祭「桜陽祭」を創り上げたり、部活動で全道大会や全国大会を目指したりと、充実した高校生活を送っています。

この記事では、そんな北海道小樽桜陽高等学校について、偏差値や難易度、学校生活のリアルな様子、そして卒業後の進路まで、受験生や保護者の皆さんが本当に知りたい情報を、進学アドバイザーの視点から分かりやすく解説していきます。あなたの高校選びの参考に、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

北海道小樽桜陽高等学校の基本情報

北海道小樽桜陽高等学校の基本的な情報を表にまとめました。

項目 内容
正式名称 北海道小樽桜陽高等学校
公立/私立の別 公立
共学/男子校/女子校の別 男女共学
所在地 〒047-0036 北海道小樽市長橋3丁目19番1号
代表電話番号 0134-23-0671
公式サイトURL http://www.otaruouyou.hokkaido-c.ed.jp/

北海道小樽桜陽高等学校の偏差値・難易度・併願校

北海道小樽桜陽高等学校は、伝統ある進学校として地域で知られています。自分の学力で合格できるか、どのくらいのレベルなのか、具体的なデータで見ていきましょう。

偏差値・難易度

小樽桜陽高等学校の偏差値は「49」です。これは北海道内の公立高校の中では中堅レベルに位置します。

合格に必要な内申点の目安としては、「Dランク」や「Eランク」の生徒が多く受験する傾向があるようです。もちろん、内申点だけでなく当日の学力検査の得点も重要になりますので、あくまで目安として考えてください。

同じくらいの偏差値の高校としては、札幌市内の高校や近隣の工業高校などが挙げられます。自分の学力や通学の利便性などを考慮して、比較検討してみると良いでしょう。

主な併願校

北海道の公立高校入試では、他の公立高校を併願することはできません。そのため、小樽桜陽高等学校を受験する生徒の多くは、滑り止めとして私立高校を併願します。

主な併願先としては、以下のような高校が挙げられます。

  • 北照高等学校

  • 小樽双葉高等学校

  • 東海大学付属札幌高等学校

  • 札幌創成高等学校

  • 北星学園大学附属高等学校

これらの私立高校は、それぞれ特色ある教育を行っていますので、万が一の場合に備えて、各校のオープンスクールや説明会にも参加し、自分に合った学校かしっかりと確認しておくことをお勧めします。

北海道小樽桜陽高等学校に設置されている学科・コース

北海道小樽桜陽高等学校は、生徒一人ひとりの多様な進路希望に対応するため、柔軟な学習が可能な「単位制」を導入しています。そのため、特定の学科やコース分けはありません。

  • 普通科(単位制)

    • どんなことを学ぶ場所か?:1年次では芸術や武道などの選択科目を除き、全員が共通の科目を履修して基礎学力を固めます。2年次からは、それぞれの興味・関心や進路希望に応じて、多くの選択科目の中から自分の時間割を作成していきます。文系・理系といった大枠にとらわれず、自分だけのカリキュラムで学べるのが大きな特長です。

    • どんな生徒におすすめか?:大学進学を目指している生徒はもちろん、「まだ将来の夢がはっきり決まっていないけれど、高校で色々なことを学びながら見つけたい」と考えている生徒や、「特定の分野に強い興味があり、深く探究したい」という意欲のある生徒におすすめです。

北海道小樽桜陽高等学校の特色・校風

小樽桜陽高等学校は、100年以上の歴史を持つ伝統校でありながら、新しい教育にも積極的に取り組んでいます。

  • 校風を一言で表すと:「文武両道」「自主自律」

  • 宿題の量:量は標準的という声が多いですが、進学を目指す生徒が多いため、予習・復習は欠かせない雰囲気があるようです。

  • 校則:他の高校と比較すると、やや厳しいという意見が見られます。特に頭髪や服装に関する指導は、定期的に行われることがあるようです。

    • スマホの扱い:校内での使用は休み時間に限り、必要最小限とされています。授業中の使用はもちろん禁止です。

    • 服装:男女ともに指定の制服を正しく着用することが求められます。制服を加工・変形することは禁止されています。

  • 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、学校行事などでは非常に活発で、クラス一丸となって盛り上がるようです。小樽市内だけでなく、後志管内や札幌市から通学する生徒もいます。

  • アルバイト:原則として禁止されていますが、家庭の事情など、やむを得ない場合は許可制で認められることがあるようです。

  • 制服の評判:女子の制服は、1927年から続く伝統的な濃紺のセーラー服で、清楚でかわいいと評判です。男子は細かいチェック柄の黒の詰め襟(学生服)です。

  • 土曜授業:基本的に土曜授業はありません。

北海道小樽桜陽高等学校の部活動・イベント

部活動

小樽桜陽高等学校は「文武両道」を掲げており、多くの生徒が部活動に加入して熱心に活動しています。全道大会や全国大会に出場する部も多く、活気に満ちています。

  • 運動部

    • 特に、卓球部や男子バレーボール部、ソフトボール部などが強豪として知られ、全道大会でも優秀な成績を収めています。

    • 他にも野球部、サッカー部、陸上競技部、ラグビー部、ボート部など、多種多様な部活動があり、生徒たちはそれぞれの目標に向かって汗を流しています。

  • 文化部・外局

    • 吹奏楽団や放送局は、コンクールや大会で高い評価を受けています。

    • 演劇部、書道部、美術部、写真部といった文化部のほか、菓子研究同好会のようなユニークな活動もあり、文化的な活動も非常に盛んです。

イベント

小樽桜陽高等学校の学校生活は、多彩なイベントで彩られています。仲間との絆を深め、忘れられない思い出を作ることができます。

  • 桜陽祭(学校祭)

    • 毎年7月に行われる学校最大のイベントです。クラスごとのステージ発表や企画、出店などで大変な盛り上がりを見せます。特に、4年ぶりに復活した仮装パレードは、生徒たちの創造性とエネルギーが爆発する名物行事です。一般公開も行われ、地域住民も楽しみにしているイベントの一つです。

  • 球技大会

    • 前期と後期の年2回開催され、クラス対抗で熱戦が繰り広げられます。

  • 見学旅行(修学旅行)

    • 2年次の秋に実施されます。行き先は年度によって異なりますが、関西方面などを訪れ、歴史や文化を学びます。

  • その他

    • 冬には文化系部局が中心となって「冬の文化祭」を開催したり、地域貢献活動として「除雪ボランティア」に参加したりと、年間を通して様々な行事が行われています。

北海道小樽桜陽高等学校の進学実績

小樽桜陽高等学校は、進学率が95%を超えるなど、生徒の進路実現に向けて手厚いサポート体制を整えています。多くの生徒が大学や専門学校への進学を果たしています。

主な大学進学実績

国公立大学から道内の私立大学まで、幅広い大学への合格実績があります。

  • 国公立大学

    • 小樽商科大学、室蘭工業大学、北海道教育大学、釧路公立大学など、道内の国公立大学へ毎年合格者を出しています。過去には北海道大学への合格者も輩出しています。

  • 私立大学

    • 北海道科学大学や北海学園大学、札幌学院大学など、道内の主要な私立大学に多くの生徒が進学しています。

  • その他

    • 看護系の専門学校への進学者が多いのも特徴の一つです。また、公務員や民間企業への就職を希望する生徒もおり、就職率は100%を達成しています。

進学サポート

多様な進路希望に対応するため、放課後や夏休み・冬休みなどを利用した進学講習が数多く開講されています。また、進路指導室には豊富な資料が揃えられており、いつでも先生に相談できる環境が整っています。

北海道小樽桜陽高等学校の特長・アピールポイント

他の高校にはない、小樽桜陽高等学校ならではの魅力をまとめました。

  • 単位制による柔軟なカリキュラム:自分の興味や進路に合わせて、2年次から多くの選択科目の中から自分だけの時間割を作ることができます。

  • 110年以上の歴史と伝統:明治39年に高等女学校として開校して以来、地域社会に多くの人材を輩出してきました。

  • 伝統のセーラー服:女子の制服は1927年から続く、ラインのない濃紺のセーラー服で、清楚なデザインが人気です。

  • 活発な部活動:多くの部が全道大会や全国大会で活躍しており、文武両道を実践できる環境です。

  • 大いに盛り上がる「桜陽祭」:生徒が主体となって創り上げる学校祭は、地域でも評判のイベントです。特に仮装パレードは圧巻です。

  • 小樽湾を望む絶好のロケーション:小高い丘の上に校舎があり、教室や校庭から美しい小樽の街並みや港を一望できます。

  • 充実した進路サポート:進学率95%以上を誇り、大学進学から専門学校、就職まで、一人ひとりの希望進路の実現を力強くバックアップします。

北海道小樽桜陽高等学校の口コミ・評判のまとめ

在校生や卒業生からは、様々な声が寄せられています。学校選びの参考として、良い点と気になる点の両方を見てみましょう。

良い点

  • 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれるので心強い」

  • 「桜陽祭や球技大会などの行事が本当に楽しく、クラスの団結力が深まる」

  • 「単位制なので、自分の好きな科目や興味のある分野を深く学べるのが良い」

  • 「部活動が盛んで、高いレベルを目指せる環境がある」

  • 「校舎が綺麗で、特に図書館は静かで勉強に集中できる」

  • 「女子のセーラー服が伝統的で可愛いと評判」

気になる点

  • 「校則が少し厳しいと感じることがある。特に服装や頭髪のチェックは厳しい方だと思う」

  • 「駅から遠く、坂の上にあるので通学が少し大変」

  • 「進学校というイメージがあるが、生徒の学力にはばらつきがあるように感じる」

  • 「一部の施設が古いという意見もある」

アクセス・通学

小樽桜陽高等学校は、小樽湾を見下ろす高台に位置しています。

  • 最寄り駅:JR函館本線「小樽駅」

  • 駅からのアクセス

    • バス:小樽駅前から北海道中央バス「14 梅源線」に乗車し、「桜陽高校下」で下車(乗車時間約6分)。バス停から徒歩約3分です。

    • 徒歩:小樽駅から徒歩で約30分かかります。

    • タクシー:小樽駅から約1000円程度の距離です。

坂の上にあるため、バスを利用する生徒が多いようです。通学エリアは小樽市内が中心ですが、余市町や仁木町などの後志管内、さらには札幌市から通う生徒もいます。

北海道小樽桜陽高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

北海道小樽桜陽高等学校は、自分の将来についてじっくり考え、主体的に学びたいという意欲のある生徒にぴったりの学校です。単位制という自由度の高い環境を活かして、自分の可能性を大きく広げることができるでしょう。また、勉強だけでなく、部活動や学校行事にも全力で打ち込み、充実した3年間を送りたいと考えている君にも強くお勧めします。

受験勉強においては、まず中学校の基礎・基本を徹底的に固めることが何よりも大切です。北海道の公立高校入試では内申点も重視されるため、日々の授業態度や提出物、定期テストに真剣に取り組み、少しでも高い内申ランクを目指しましょう。過去問を繰り返し解き、出題傾向に慣れておくことも合格への近道です。

小樽桜陽高等学校で、素晴らしい仲間たちと共に、一生の思い出となるような高校生活を送りませんか。応援しています!

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。