北海道札幌丘珠高等学校は、札幌市東区に位置する、地域に根ざした歴史ある道立高校です。1975年の開校以来、「不撓不屈」「至誠創造」を校訓に掲げ、多くの卒業生を社会に送り出してきました。生徒一人ひとりの夢の実現をサポートするため、きめ細やかな指導と多様な学習機会を提供しているのが、この札幌丘珠高等学校の大きな魅力です。

進路希望に応じた学習を深められる「ブロック選択制」や、国際交流事業など、特色ある教育活動を展開しています。部活動も盛んで、全国大会で活躍する部もあるなど、生徒たちは勉強と部活動を両立させながら、充実した高校生活を送っています。

この記事では、そんな北海道札幌丘珠高等学校について、偏差値や難易度、学校生活の様子、進学実績などを詳しく解説していきます。受験生や保護者の皆さんが気になるポイントを網羅していますので、ぜひ志望校選びの参考にしてください。

北海道札幌丘珠高等学校の基本情報

札幌丘珠高等学校の基本的な情報を以下の表にまとめました。

項目 内容
正式名称 北海道札幌丘珠高等学校
公立/私立の別 公立
共学/男子校/女子校の別 男女共学
所在地 〒007-0881 北海道札幌市東区北丘珠1条2丁目589-1
代表電話番号 011-782-2911
公式サイトURL http://www.sapporookadama.hokkaido-c.ed.jp/

北海道札幌丘珠高等学校の偏差値・難易度・併願校

札幌丘珠高等学校の受験を考える上で、偏差値や難易度は重要な指標となります。自分の学力と照らし合わせ、合格の可能性を探ってみましょう。

普通科の偏差値は43〜45程度とされています。これは、北海道内の公立高校の中では中程度の難易度に位置します。合格に必要な内申点の目安としては、Hランクが参考値として挙げられています。もちろん、これはあくまで目安であり、当日の学力検査の結果も大きく影響します。日々の授業内容をしっかりと理解し、基礎学力を固めておくことが合格への鍵となります。

同じくらいの偏差値の高校としては、札幌市内や近郊の公立高校が挙げられます。ただし、北海道の公立高校入試では、原則として他の公立高校を併願することはできません。そのため、札幌丘珠高等学校を第一志望とする場合、併願校は私立高校から選ぶことになります。

主な併願校としては、札幌市内の私立高校が中心となります。具体的には、札幌大谷高等学校、札幌龍谷学園高等学校、札幌北斗高等学校、北星学園女子高等学校などが挙げられることが多いようです。これらの高校の偏差値や特色も調べ、自分に合った併願パターンを考えておくことが大切です。

北海道札幌丘珠高等学校に設置されている学科・コース

札幌丘珠高等学校では、生徒一人ひとりの興味・関心や進路希望に合わせた学びを実現するため、2年生から「ブロック選択制」というユニークな教育課程を導入しています。1年生のうちは全員が同じ科目を履修し、自分の適性を見極めながら、2年生からのブロックを選択します。

  • 数理ブロック

    • どんなことを学ぶ場所か:理学系、工学系、看護医療系など、理系の大学や専門学校への進学を目指すための専門科目を深く学びます。

    • どんな生徒におすすめか:数学や理科が好きで、将来は科学技術や医療の分野で活躍したいと考えている生徒におすすめです。

  • 国際・文化ブロック

    • どんなことを学ぶ場所か:語学系や文学系、国際関係の学部への進学を目指し、外国語や異文化理解に関する科目を重点的に学びます。

    • どんな生徒におすすめか:英語をはじめとする外国語に興味があり、世界を舞台に活躍したい、あるいは文化や歴史を深く探求したい生徒にぴったりです。

  • 人文・社会ブロック

    • どんなことを学ぶ場所か:人文科学系や社会科学系の大学への進学のほか、公務員や一般企業への就職も視野に入れた、幅広い分野を学びます。

    • どんな生徒におすすめか:社会の仕組みや人間の行動に興味があり、幅広い知識を身につけて将来の可能性を広げたい生徒におすすめです。

北海道札幌丘珠高等学校の特色・校風

札幌丘珠高等学校は、「不撓不屈」「至誠創造」を校訓に掲げ、生徒の自主性を尊重しつつも、落ち着いた雰囲気の中で学校生活が送れる環境です。

校風を表すキーワードとしては、「地域密着」「文武両道」「国際交流」が挙げられます。地域との連携を大切にしており、学校行事には地域住民が参加することもあります。

  • 宿題の量:宿題の量は標準的という声が多いようですが、進路実現に向けては自主的な学習が求められます。夏期・冬期には進学講習も開かれています。

  • 校則:校則は他校と比較して、やや厳しめと感じる生徒もいるようです。特に頭髪については、染髪や脱色は指導の対象となります。スマートフォンの校内への持ち込みは許可されていますが、授業中の使用などルール違反があった場合は没収の上、保護者への返却となるなど、厳しい指導が行われます。

  • 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、学校行事や部活動には活発に取り組むなど、メリハリのある学校生活を送っているようです。

  • アルバイト:アルバイトは原則として禁止されていませんが、学業との両立が求められます。

  • 制服:制服は男子が学生服、女子がセーラー服です。特に女子のセーラー服は、中学がブレザーだった生徒から人気があるようです。

  • 土曜授業:土曜授業は基本的にありません。

北海道札幌丘珠高等学校の部活動・イベント

部活動

札幌丘珠高等学校は部活動が非常に盛んで、多くの部が全道大会や全国大会で優秀な成績を収めています。体育系は14、文化系は11の部・局があり、生徒の可能性を広げる場として重視されています。

  • 特に有名な部活動

    • 放送局:NHK杯全国高校放送コンテストの常連で、全国優勝の実績もある強豪です。ラジオドキュメント部門やテレビドラマ部門など、様々な分野で高い評価を得ています。

    • 陸上競技部:全道大会に出場するなど、個人・団体ともに活躍が目覚ましい部活動です。

    • 書道部:高文連全道大会で入賞するなど、文化部の中でも特に実績があります。地域イベントで書道パフォーマンスを披露することもあります。

    • ハンドボール部、剣道部、野球部なども全道大会出場の実績があります。

運動部、文化部ともに充実しており、多くの生徒が部活動に加入し、活気あふれる雰囲気の中で活動しています。

イベント

札幌丘珠高等学校では、生徒たちの手で作り上げる多彩なイベントが年間を通して行われます。

  • 丘珠祭(学校祭):毎年7月に行われる最大のイベントです。各クラスがアトラクションや屋台、縁日などを企画し、一般公開日には多くの来場者で賑わいます。PTAによる喫茶店やキッチンカーも出店し、学校全体が一体となって盛り上がります。

  • 体育大会:夏季と冬季に開催され、クラス対抗で様々な競技に熱戦を繰り広げます。

  • 見学旅行(修学旅行):2年生の秋に実施されます。行き先は年度によって異なりますが、関西方面などを訪れ、歴史や文化を学びます。

  • 国際交流:オーストラリアのポートマコーリー高校と姉妹校提携を結んでおり、語学研修生の派遣や訪問団の受け入れなど、活発な交流が行われています。韓国の高校との交流事業も行われており、グローバルな視野を広げる貴重な機会となっています。

北海道札幌丘珠高等学校の進学実績

札幌丘珠高等学校は、生徒一人ひとりの進路希望に合わせた手厚いサポート体制が整っており、多様な進路実績を誇ります。

国公立大学では、小樽商科大学、室蘭工業大学、北海道教育大学、札幌市立大学などへの合格者を出しています。

私立大学への進学者が多く、特に北海学園大学、北星学園大学、札幌大学、札幌学院大学など、道内の主要私立大学に多数の合格者を輩出しています。指定校推薦枠も、北海学園大学や北星学園大学をはじめ、多くの大学から寄せられています。

大学進学だけでなく、看護系の専門学校や各種専門学校への進学、さらには北海道職員や北海道警察、自衛隊といった公務員や、民間企業への就職など、幅広い分野で卒業生が活躍しています。

これらの進学実績を支える取り組みとして、夏休みや冬休み期間中に実施される進学講習があります。また、大学と連携した「高大連携」の取り組みも行っており、早い段階から大学の学びに触れる機会が設けられています。

北海道札幌丘珠高等学校の特長・アピールポイント

札幌丘珠高等学校には、他の高校にはない独自の魅力がたくさんあります。ここでは、その特長やアピールポイントをいくつかご紹介します。

  • 進路に直結する「ブロック選択制」:2年生から「数理」「国際・文化」「人文・社会」の3つのブロックに分かれ、専門性を高めることができます。70以上もの科目から選択でき、自分の興味や目標に合わせて時間割を組み立てられるのが大きな強みです。

  • 全国レベルで活躍する部活動:特に放送局は全国優勝の実績を誇り、学校の知名度を高めています。陸上部や書道部なども含め、多くの部活動が高いレベルで活動しており、文武両道を実現できる環境です。

  • 活発な国際交流プログラム:オーストラリアの姉妹校との交換留学や語学研修が盛んに行われています。韓国の高校とも交流があり、異文化に触れ、国際感覚を養う絶好の機会が用意されています。

  • 地域に開かれた学校:学校祭「丘珠祭」や地域の文化祭への参加など、地域とのつながりを大切にしています。生徒たちは地域の一員としての自覚を持ち、社会性を育んでいます。

  • きめ細やかな進路指導:大学進学から専門学校、就職まで、多様な進路希望に対応できる手厚いサポート体制が整っています。夏期・冬期の進学講習や高大連携事業など、具体的な取り組みも充実しています。

  • 歴史と伝統:1975年の開校以来、50年近い歴史の中で1万7千名以上の卒業生を送り出してきました。卒業生は道内外の様々な分野で活躍しており、そのネットワークも学校の財産です。

北海道札幌丘珠高等学校の口コミ・評判のまとめ

在校生や卒業生からは、札幌丘珠高等学校での学校生活について様々な声が寄せられています。ここでは、ポジティブな口コミと、少し気になる点を公平にご紹介します。

  • 良い点:

    • 「先生方が熱心で、進路相談にも親身に乗ってくれる」という声が多く聞かれます。

    • 「部活動が盛んで、高い目標を持って打ち込める環境がある」という点は、多くの生徒にとって大きな魅力のようです。

    • 「丘珠祭などの学校行事がとても楽しく、クラスの団結力が深まる」といった、充実した学校生活をうかがわせる口コミも多数あります。

    • 「国際交流の機会が豊富で、視野が広がった」という、特色ある教育活動を評価する声もあります。

    • 「制服(特に女子のセーラー服)が可愛い」という意見も、中学生にとっては気になるポイントかもしれません。

  • 気になる点:

    • 「校則が少し厳しいと感じることがある」という意見が見られます。特に、スマートフォンの使用ルールや頭髪に関する指導については、厳しいと感じる生徒がいるようです。

    • 「最寄り駅からバスに乗る必要があり、アクセスが少し不便」という声もあります。

    • 「施設が全体的に少し古い」という口コミも一部で見られます。

アクセス・通学

北海道札幌丘珠高等学校へのアクセスは、主にバスを利用することになります。学校の目の前に「丘珠高校」バス停があり、複数の路線が乗り入れているため、様々な方面から通学が可能です。

  • 地下鉄東豊線「新道東駅」から中央バスで約9分

  • 地下鉄東豊線「環状通東駅」から中央バスで約15分

  • 地下鉄南北線「北34条駅」から中央バスで約15分

学校が札幌市東区の北部に位置しているため、東区や北区、また隣接する石狩市などから通学している生徒が多い傾向があります。自転車で通学する生徒もいますが、冬期間はバス利用が中心となります。

北海道札幌丘珠高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

北海道札幌丘珠高等学校を目指す皆さんへ。この学校は、自分の興味や関心を深く探求したい、そして勉強だけでなく部活動や学校行事にも全力で打ち込みたい、そんなあなたにぴったりの場所です。特に、将来の夢がはっきりと決まっていなくても、2年生からの「ブロック選択制」で自分の道を見つけていける柔軟なカリキュラムは、大きな魅力と言えるでしょう。

受験勉強においては、まず中学校の授業内容を完璧に理解し、基礎を固めることが最も重要です。札幌丘珠高等学校の入試では、特定の教科に偏ることなく、5教科全体の総合力が問われます。苦手科目を作らないように、バランスの取れた学習を心がけてください。内申点も合否に影響しますので、日々の提出物や授業態度も大切にしましょう。

札幌丘珠高等学校は、あなたの「やってみたい」という気持ちを全力で応援してくれる学校です。充実した3年間が、あなたを待っています。目標に向かって、最後まで諦めずに頑張ってください!

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。