世界と日本の未来を担う国際人の育成を目指す、名古屋国際高等学校。 この学校の最大の魅力は、なんといってもその国際色豊かな教育環境にあります。東海地区で唯一、国際バカロレア(IB)ディプロマプログラムの認定校であり、英語を母国語とする教員も多く在籍しています。 まるで毎日が留学のような環境で、生きた英語力と国際感覚を身につけることができるでしょう。
名古屋国際高等学校の基本情報
名古屋国際高等学校の偏差値・難易度・併願校
名古屋国際高等学校に設置されている学科・コース
普通科 国際バカロレアクラス どんなことを学ぶ?:国際的に認められている大学入学資格「国際バカロレア・ディプロマ」の取得を目指します。 授業の多くは英語で行われ、探究的な学習や論文作成を通して、世界レベルの思考力や表現力を養います。 どんな生徒におすすめ?:海外の大学への進学を考えている人や、最高水準の国際教育を受けたいという強い意志のある人におすすめです。
普通科 グローバル探究コース どんなことを学ぶ?:理系・文系どちらの進路にも対応できるカリキュラムで、高い学力を目指します。 ネイティブ教員による英語の授業も豊富で、環境問題などの社会課題を国際的な視点で探究する独自の科目もあります。 どんな生徒におすすめ?:国内外の難関大学への進学を目指しつつ、グローバルな視点も身につけたい人におすすめです。
国際教養科 どんなことを学ぶ?:ネイティブ教員による英語の授業が豊富で、実践的なコミュニケーション能力を高めます。 第二外国語として中国語やフランス語を学ぶこともできます。 どんな生徒におすすめ?:英語をとことん学びたい人や、語学力を活かして私立大学への進学などを考えている人におすすめです。
名古屋国際高等学校の特色・校風
宿題の量:国際バカロレアクラスは課題やレポートが多く、かなり忙しいという声が多いようです。 他のコースは、コースや個人の学習意欲によって感じ方が異なるようです。 校則:全体的には、他の私立高校と比較して、ある程度自由な雰囲気があるようです。ただし、スマートフォンの使用に関しては、朝のホームルームで回収され、校内での使用は基本的にできないというルールがあります。 服装は、制服の着こなしなど、ある程度の指導はあるようです。 生徒たちの雰囲気:国際色豊かで、帰国子女や様々なバックグラウンドを持つ生徒が在籍しているため、多様な価値観に触れることができます。 明るく活発な生徒が多い一方で、真面目に学習に取り組む生徒も多く、互いに刺激し合える環境のようです。 アルバイト:原則として禁止されており、特別な事情がある場合は申請が必要なようです。 制服の評判:トラッドな紺のブレザーとグレーのスカート(スラックスも選択可)を基調とした英国調のデザインで、「かわいい」「落ち着いている」と評判は非常に高いようです。 土曜授業:土曜授業の有無については、コースや時期によって異なる可能性があるため、学校説明会などで確認することをおすすめします。
名古屋国際高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
文化祭(9月祭):毎年9月に行われる文化祭は、各クラスや部活動が趣向を凝らした展示や発表を行い、大変な盛り上がりを見せます。国際色豊かな模擬店やパフォーマンスが見られるのも、この学校ならではの魅力です。 体育祭:クラス対抗で様々な競技に熱中し、学年を超えて団結力を高めるイベントです。 修学旅行・海外研修:国際教養科ではオーストラリアへの語学研修が、普通科ではロンドン・パリへの研修旅行が用意されるなど、海外での体験学習が充実しています。 その他にも、カンボジアやベトナムなどで社会課題を学ぶフィールドワークなど、多彩な国際理解研修が実施されています。
名古屋国際高等学校の進学実績
国公立大学:名古屋大学をはじめ、旧帝国大学やその他の国公立大学への合格者も出ています。 難関私立大学:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、ICUなどの難関私立大学や、GMARCH、関関同立といった大学群にも多くの合格者を輩出しています。 海外大学:海外の大学への進学実績も豊富で、アメリカ、イギリス、カナダなどを中心に、世界各国の大学へ羽ばたいています。 その他:系列校である名古屋商科大学への推薦制度も整っています。
名古屋国際高等学校の特長・アピールポイント
国際バカロレア(IB)ディプロマ・プログラム:東海地区の一条校(日本の法律に基づく正規の学校)でIB認定を受けているのは名古屋国際高等学校だけです。 世界水準の教育を受け、国際的に通用する大学入学資格の取得を目指せます。 「通学が留学」のような国際的な環境:多くのネイティブ教員が在籍し、授業だけでなく日常生活の中でも英語に触れる機会が豊富にあります。 多様なバックグラウンドを持つ生徒との交流:帰国子女や留学生も多く在籍しており、日々の学校生活の中で自然と多様な文化や価値観を理解し、尊重する姿勢が身につきます。 充実した海外研修・留学プログラム:語学研修だけでなく、社会課題をテーマにしたフィールドワークなど、目的意識の高い多彩な海外研修が用意されています。 独自の探究学習プログラム「SIA特論」:環境や減災といった社会課題を、国際的な視点とアクティブラーニングの手法を用いて探究する、学校独自の科目があります。 文部科学省からの指定事業:グローバルな視点で地域課題の解決に取り組む「グローカル型」の研究指定校として、先進的な教育活動を展開しています。 ユニークなドーム型キャンパス:特徴的なデザインの校舎はきれいで、生徒たちの自慢の一つにもなっているようです。
名古屋国際高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「英語力が格段に伸びた」「ネイティブの先生と話す機会が多くて楽しい」という、国際的な環境を評価する声が多数あります。 「制服がかわいい」という意見は非常に多く、学校選びのポイントになっている生徒もいるようです。 「IBクラスでの経験は大変だったが、他では得られない貴重なものだった」と、質の高い教育内容に満足する声があります。 「校舎が綺麗でユニーク」といった施設面での満足度も高いようです。 「色々な国の友達ができて視野が広がった」など、多様性のある環境を楽しんでいる様子がうかがえます。
気になる点: 「コースによって生徒の雰囲気や学習意欲に差があるように感じる」という意見が見られます。 「国際バカロレアクラスは課題が多くて本当に大変」という声もあり、強い覚悟が必要なようです。 「学費や留学費用が他の私立高校に比べて高い」という点は、保護者にとって気になるポイントかもしれません。 「先生の指導方法にばらつきがある」といった、教員の質に関する指摘も一部で見られます。 「最寄り駅から少し歩く」というアクセス面での意見もあります。
アクセス・通学
名古屋市営地下鉄 鶴舞線・桜通線「御器所」駅 2番出口より徒歩約7分 名古屋市営地下鉄 鶴舞線「川名」駅 4番出口より徒歩約12分 名古屋市営地下鉄 桜通線「桜山」駅 1番出口より徒歩約16分 名古屋市営バス「塩付通4丁目」バス停下車すぐ
名古屋国際高等学校受験生へのワンポイントアドバイス