名古屋葵大学高等学校は、名古屋市中心部に位置し、伝統と革新が共存する私立の進学校です。高いレベルの学力向上を目指すだけでなく、生徒一人ひとりの個性を尊重し、自主性を育む教育を実践していることで知られています。系列大学である名古屋葵大学との高大連携プログラムも充実しており、早期から大学レベルの学問に触れる機会が豊富に用意されているのが大きな魅力です。
名古屋葵大学高等学校の基本情報
名古屋葵大学高等学校の偏差値・難易度・併願校
特進コース:70 進学コース:65
名古屋葵大学高等学校に設置されている学科・コース
特進コース どんなことを学ぶ場所か:東京大学、京都大学、名古屋大学などの最難関国公立大学や医学部への現役合格を目指し、ハイレベルな授業を展開します。応用力や思考力を徹底的に鍛えるカリキュラムが特徴です。 どんな生徒におすすめか:高い目標を持ち、仲間と切磋琢磨しながらとことん学問を究めたい生徒におすすめです。
進学コース どんなことを学ぶ場所か:名古屋大学をはじめとする国公立大学や、早慶上理、GMARCH、関関同立といった難関私立大学への進学を目指します。基礎学力の定着を重視しつつ、部活動や学校行事との両立も図れるカリキュラムです。 どんな生徒におすすめか:勉強と部活動や課外活動をバランスよく両立させ、充実した高校生活を送りながら、希望の大学進学を叶えたい生徒におすすめです。
名古屋葵大学高等学校の特色・校風
宿題の量:コースによって差があるようですが、特に特進コースでは、日々の予習・復習が欠かせない量の課題が出されることが多いようです。進学コースも決して少なくはありませんが、計画的に進めれば部活動との両立は十分に可能です。 校則:他の私立高校と比較すると、校則は比較的緩やかで、生徒の自主性に任されている部分が大きいという声が多く聞かれます。 スマートフォンの校内での使用は許可されていますが、授業中の使用は禁止など、基本的なマナーは求められます。服装に関しても、制服の着こなしについて細かく指導されることは少ないようです。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、学校行事などでは一体となって盛り上がる活発さも持ち合わせています。 目標に向かって努力する意識の高い生徒が多く、互いに良い刺激を与え合える環境だと言えるでしょう。 アルバイト:原則として禁止されていますが、家庭の事情など特別な理由がある場合は、学校の許可を得て行うことが可能です。 制服の評判:品があり、洗練されたデザインのブレザーが男女ともに人気です。特に女子生徒からは「可愛い」と評判のようです。 土曜授業:月に2回程度、土曜授業が実施されており、主要教科の授業や特別講座などが行われています。
名古屋葵大学高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 硬式野球部:甲子園出場経験もある強豪として知られ、専用グラウンドなどの施設も充実しています。厳しい練習の中から、技術だけでなく礼儀や精神力も学ぶことができます。 吹奏楽部:全国大会の常連であり、定期演奏会には多くのファンが訪れます。高い演奏技術と表現力で、数々のコンクールで金賞を受賞しています。 クイズ研究会:高校生クイズなどで全国的に名を知られた強豪です。知的好奇心旺盛な生徒たちが集まり、日々知識を深めています。 模擬国連部:国際問題について深く学び、英語で議論する能力を養います。全国大会にも出場し、優秀な成績を収めています。
イベント
葵祭(文化祭):毎年秋に開催される最大のイベントです。クラスごとの企画や文化部の発表、有志によるステージなど、多彩な催し物でキャンパスが熱気に包まれます。一般公開もされ、毎年多くの来場者で賑わいます。 体育祭:学年やクラス対抗で様々な競技に臨みます。応援合戦やリレーなど、クラスの団結力が試される種目が多く、生徒たちの一生懸命な姿が見られます。 修学旅行:高校生活の大きな思い出となる修学旅行は、例年、海外(シンガポール・マレーシアなど)や国内(北海道、沖縄など)の複数のコースから選択する形式で行われます。事前学習にも力を入れており、異文化理解や平和学習など、学びの多いプログラムとなっています。 その他:球技大会、芸術鑑賞会、合唱コンクールなど、年間を通じて様々な行事が開催され、生徒たちの学校生活を彩っています。
名古屋葵大学高等学校の進学実績
国公立大学 東京大学、京都大学をはじめとする旧帝国大学に毎年複数の合格者を輩出しています。 特に地元の名古屋大学には毎年30名以上の合格者を出しており、強いつながりを持っています。 その他、名古屋工業大学、愛知教育大学、愛知県立大学など、多くの国公立大学に合格しています。
難関私立大学 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった首都圏の難関大学や、同志社大学、立命館大学などの関西の難関大学にも、毎年多数の合格者を出しています。 地元の南山大学や名城大学へは、合わせて100名以上の合格者を出す年もあります。
その他の進路 系列の名古屋葵大学へは、内部推薦制度を利用して進学する生徒もいます。 医学部や薬学部への進学者も多く、専門分野での活躍を目指す生徒へのサポートも万全です。
名古屋葵大学高等学校の特長・アピールポイント
名古屋葵大学との高大連携プログラム
大学の講義を先行して受講できる制度や、大学の研究室を訪問する機会があり、知的好奇心を刺激し、早期に進路意識を高めることができます。 独自の探究学習「葵プロジェクト」
生徒が自ら課題を設定し、1年間かけて研究・発表を行うプログラムです。探究心やプレゼンテーション能力など、大学進学後や社会で必要となる実践的なスキルが身につきます。 最新のICT設備が整った学習環境
全生徒にタブレット端末が貸与され、授業や自学自習に活用されています。校内Wi-Fiも完備されており、最先端の教育環境で学ぶことができます。 豊富な海外研修・留学プログラム
夏休みなどを利用した短期の海外研修から、1年間の長期留学まで、多彩なプログラムが用意されています。異文化に触れ、国際感覚を養う絶好の機会です。 生徒主体で創り上げる熱い学校行事
文化祭「葵祭」や体育祭は、企画段階から生徒が中心となって運営します。仲間と協力して一つのものを創り上げる経験は、大きな達成感と成長につながります。 手厚い進路指導と学習サポート
経験豊富な教員による個別指導はもちろん、卒業生のチューター制度など、生徒一人ひとりの夢の実現を全力でバックアップする体制が整っています。 名古屋市中心部の好立地
複数の駅からアクセス可能で、通学に非常に便利です。周辺には文化施設や商業施設も多く、充実した高校生活を送ることができます。
名古屋葵大学高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方がとても熱心で、質問にも親身になって対応してくれるので、安心して勉強に集中できます。」 「周りの生徒の学習意欲が高く、自然と自分も頑張ろうと思える環境です。一生付き合える友人ができました。」 「行事が本当に楽しくて、クラスの団結力が深まります。生徒が主役になれる学校です。」 「施設が綺麗で、特に図書館は自習スペースも充実していて快適です。」 「部活動の種類が豊富で、本気で全国を目指せる部もあれば、楽しく活動できる部もあり、自分に合った場所が見つかります。」
気になる点 「特進コースは課題の量が多く、予習・復習に追われる毎日で、かなり大変だという声があります。」 「校則は緩やかですが、その分、自己管理能力が求められると感じます。」 「私立なので、やはり公立高校に比べて学費や諸経費が高いという意見もあります。」 「駅から学校まで少し坂道があるので、夏場は少し大変かもしれません。」
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス 名古屋市営地下鉄桜通線「瑞穂区役所駅」から徒歩約8分 名古屋市営地下鉄名城線「瑞穂運動場西駅」から徒歩約10分 名古屋市営バス「汐路町四丁目」バス停から徒歩約1分
名古屋葵大学高等学校受験生へのワンポイントアドバイス