城北埼玉高校への進学を検討されている中学生や保護者の皆様に向けて、志望校選びに欠かせない最新の受験情報をわかりやすくお届けします。

埼玉県川越市に位置する城北埼玉高校は、高い大学合格実績と豊かな人間形成を目指す指導により、多くの受験生から注目を集める私立の男子校です。

2027年度の入試を控える皆様が最も気になる偏差値の目安、人気の併願校パターン、そして毎日の通学を支えるスクールバスのアクセス方法を詳しく解説します。

各種入試の推薦基準や加算制度、大学合格実績、学費などの具体的なデータも網羅しておりますので、受験を有利に進めるための情報として、ぜひ最後までご活用ください。

城北埼玉高校における最新の偏差値とコースごとの特徴

普通科本科コース(特進クラス・進学クラス)の特徴

  • 難関大学合格を目指す進学カリキュラム:本科コースは難関の国公立大学や私立大学への現役合格を視野に入れた指導に力を入れています。高い目標を持つ生徒同士が切磋琢磨できる学習環境が魅力です。
  • 募集定員とクラス編成:募集定員は普通科男子200名(内部進学者を含む)です。高校から新しく入学する生徒(高入生)のうち、成績上位の30名が「特進クラス」に、それ以外の生徒が「進学クラス」に編成されます。
  • 中入生と高入生を分けた効率的な指導:高校1年次および2年次においては、中学校から上がってきた内部進学生(中入生)と外部から入学した生徒(高入生)は別々のクラスになります。これにより、学習進度のギャップに悩むことなく基礎を固めることができます。
  • 文理選択とサポート体制:高校2年次からは自分の進路に合わせて文系・理系を選択し、それぞれの目標に合わせた講習会や進路プログラムが本格的にスタートします。

普通科フロンティアコースにおける探究学習

  • 課題解決力を磨くカリキュラム:フロンティアコースは、プロジェクト型学習やリアルな体験を積むフィールドワークを重視する体験型のコースです。社会や企業とのつながりの中で、自分の未来を自分で考える力を養います。
  • 少人数のクラス体制と文理融合:募集定員は40名(内部進学者含む)です。高校の3年間を通してクラス替えをせず、同じ仲間と深く関わり合いながら学びを進めていきます。授業の多くにグループワークを取り入れているのが特徴です。
  • 出願の必須条件:受験を希望する場合には、必ず事前にコース説明を受ける必要があります。学びの内容が非常にユニークなため、ミスマッチを防ぐための大切な手続きとなっています。

ベネッセや北辰テストの偏差値比較

  • ベネッセ偏差値での位置づけ:進研ゼミ(ベネッセ)の提示するB判定基準では、本科コース・フロンティアコースともに「55〜59」の偏差値帯に位置しています。
  • 北辰テストの個別相談基準:埼玉県内で広く実施されている北辰テストの個別相談(確約目安)では、普通科進学クラスで「偏差値66」、特進クラス(選抜)で「偏差値68」が公式な基準とされています。
  • 実質的な合格目安:公式基準は高めですが、加点制度などの活用により、北辰偏差値が62〜63程度に達していれば、個別相談を通じて併願を十分に視野に入れることができます。なお、フロンティアコースは偏差値62〜63から相談が可能となっています。

城北埼玉高校の併願優遇や確約基準と推薦制度について

北辰テストの偏差値を基準とする個別相談

  • 個別相談による安心の確保:城北埼玉高校では、2学期以降に開催される個別相談会において、北辰テストなどの模試結果を提示することで、合格の可能性(いわゆる確約や相談基準)を確認することができます。
  • 単願と併願の相談基準:第一志望とする「単願」の場合は北辰偏差値58から、公立や他の私立を第一志望とする「併願」の場合は北辰偏差値62以上から、条件次第で相談を進めることが可能とされています。
  • データ持参の重要性:個別相談に参加する際は、北辰テストの成績表など自分の学力を客観的に示すことができる資料を忘れずに手元へ用意しておくことが大切です。

主要5教科の内申基準と加算(加点)制度

  • 通知表の基本的な出願要件:出願にあたって、3年次の通知表評定において主要5教科(国語・社会・数学・理科・英語)すべてが「3以上」、かつ副教科4教科に「1がない(すべて2以上)」ことが求められます。また、欠席日数が原則10日以内であることも条件です。
  • 学力評価を助ける加算制度:普通科の併願相談においては、英検準2級または漢検準2級の資格を所持している場合に「偏差値1ポイント分」、5教科の内申が「21以上(オール4にプラス1)」の場合に「偏差値2ポイント分」の加算が受けられます。
  • 内申のみの確約はなし:中学校ごとの評価のバラつき(格差)を考慮するため、内申点のみで併願相談を通すことはできません。あくまで北辰テストの偏差値がベースとなります。

単願入試と併願入試(Ⅰ・Ⅱ)における試験科目

  • 入試スケジュール:2027年度入試の参考となる前年度日程では、単願入試および併願入試Ⅰが「1月22日」、併願入試Ⅱが「1月23日」に実施されました。
  • 単願・併願Ⅰの受験科目:国語・数学・英語の3教科(各50分・各100点満点)で筆記試験が行われます。この日程の英語では、リスニングテストは実施されません。
  • 併願Ⅱの受験科目選択:併願Ⅱでは、「3教科」または「5教科(国・数・英・理・社)」のどちらかを選択して受験できます。また、この日の英語にはリスニングテストが含まれます。公立高校と同じ5教科の試験に慣れておきたい受験生に最適です。

城北埼玉高校と併願される人気の公立高校や私立高校のパターン

主な公立併願校の具体例と選び方

  • 最難関・男子トップ校を狙うパターン:県内トップ一角の男子公立校である川越高校や春日部高校を第一志望にする生徒が、最も信頼できる滑り止め(併願校)として城北埼玉高校を選び、受験に挑むケースが多数派です。
  • 上位・準上位の共学校パターン:さいたま市やその周辺にある浦和北高校、上尾高校、あるいは所沢西高校などを本命とする受験生が、より高度な私立の進学力をバックボーンに得ようと本校を併願先に選択しています。
  • 都内からの併願パターン:本校は東京都との境界にも近いため、練馬区など都内にある井草高校や石神井高校といった、都立の上位人気共学校を目指す生徒たちの併願先としても選ばれています。

主な私立併願校の具体例と学力レベル

  • 男子校同士のライバル比較:同じ男子進学校として近くにある川越東高校や、城西大学付属川越高校が最も比較されやすく、校風や学習システム、通学経路を吟味しながら併願プランが組み立てられます。
  • 共学の人気上位校との組み合わせ:大宮開成高校や春日部共栄高校(特αコースなど)、武南高校の特進クラスなど、指導が手厚いと言われる共学の進学校との間で、受験日程をうまくずらしながら併願計画を立てる生徒が多いです。
  • 大学付属の最難関校との組み合わせ:早稲田大学本庄高等学院などの超難関付属校にチャレンジする生徒が、一般受験期のスタートダッシュや実力判定として、早い日程の本校を活用するケースも見られます。

埼玉県内の受験生に向けた併願のポイント

  • 安心の「延納制度」が完備:埼玉県内の私立高校のメリットとして、公立高校の合格発表日まで追加料金や手続きなしで入学金・学費の払い込みを待ってもらえる「延納制度」が機能しているため、余計な経済的負担を気にせず公立試験に集中できます。
  • 公立トップ校対策としての特待生挑戦:本校には上位合格者を対象とした「特待生制度」があります。公立のトップ校を目指すような高い実力を持つ生徒は、あえて「特待生合格」を狙うことで、本番に向けた絶好の実践訓練を行っています。
  • 通学の「現実性」を考慮:いくら合格を確保できても、実際の通学が困難では意味がありません。無料のスクールバスの利便性や所要時間をしっかりと事前に体験し、納得の上で併願パターンを決定しましょう。

城北埼玉高校へのアクセス方法と無料スクールバス運行ガイド

東武東上線「ふじみ野駅」東口からのルートと時刻表

  • 通学手段と所要時間:ふじみ野駅東口からは、学校直行の無料スクールバスが運行されており、乗車時間は約15分です。
  • バス停までの歩き方:東武東上線「ふじみ野駅」の改札を出て、東口の階段を降ります。左方向へロータリーを進み、駐輪場(SAIEIスクールの看板が目印)の手前を左に曲がって約30メートル歩けば、駅からわずか徒歩1分で「城北埼玉」のバス停に到着できます。
  • 朝の運行ダイヤ:平日の登校時間帯には「7:18、7:35、7:45、8:00、8:05、8:10、8:15」の7便があり、土曜日も「7:18、7:35、7:45、7:55、8:05、8:10、8:20」が用意されているため、非常にスムーズに登校できます。

JR川越線「南古谷駅」南口からのルートと時刻表

  • 通学手段と所要時間:JR川越線(埼京線直通)「南古谷駅」南口からは、最も短い所要時間である約10分で学校へ到着できる無料スクールバスが運行されています。
  • バス停までの歩き方:改札口を通り、南口を出て右方向へ歩きます。右手の交番を通り過ぎて直進し、赤い看板が目印の「埼玉県信用金庫」の手前およそ30メートルの場所に「城北埼玉」のバス停があります(駅から徒歩約1分)。
  • 朝の運行ダイヤ:平日ダイヤは「7:12、7:28、7:43、7:45、8:00、8:05、8:13、8:15」の8便、土曜日ダイヤは「7:10、7:35、7:55、8:00、8:05、8:15、8:20」の7便が整っており、JR沿線から通う生徒にとって最も便利なルートです。

西武新宿線「本川越駅」前からのルートと時刻表

  • 通学手段と所要時間:西武新宿線「本川越駅」からは、無料スクールバスで約25分かけて学校まで向かいます。
  • バス停までの歩き方:改札口(1箇所)を出て右へ曲がり、東口ロータリーに進みます。ロータリーの左沿いを歩いて進み、目の前の埼玉りそな銀行へ向かう横断歩道を渡ります。渡って右折し、20メートルほど直進したファミリーマート店舗の目の前に専用バス停があります(駅から徒歩約3分)。
  • 朝の運行ダイヤ:平日は「7:10、7:30、7:50、8:10」の4便、土曜日は「7:05、7:31、7:51、8:12」の4便が運行されており、所沢方面や多摩方面から通学する男子生徒の足として活躍しています。

東武東上線「上福岡駅」からの路線バスアクセス

  • 公共路線バスの利用価値:スクールバスが走っていない昼間や夜間、また保護者が学校行事(保護者会など)に参加する際には、一般の公共路線バスが非常に便利です。
  • 路線と所要時間:上福岡駅から徒歩約10分のところにある「上福岡駅入口」バス停から、西武バス[古01系統](南古谷駅行きまたは上赤坂行き)に乗車すると、約10分で「城北埼玉中学・高等学校」バス停に直接アクセスできます。
  • 運賃と使いやすさ:運賃は片道180円(ICカード利用時は178円)です。朝の7時台から夜の22時台まで1時間に数本が定期的に運行されているため、部活動等で遅くなった際にも帰宅手段として安心です。

城北埼玉高校の大学合格実績や学費、奨学金制度の仕組み

2026年度を含む最新の大学合格実績サマリー

  • 高い国公立・私立大学の合格実績:城北埼玉高校は、長年培ってきた大学進学指導により、確かな実績を誇り続けています。2026年度実績では、東大、東北大、筑波大、東京外大などに計17名が合格しました。
  • 早慶上理への現役進学力:難関私立大においては、2026年度に早稲田大8名、慶應義塾大4名、上智大4名、東京理科大10名など計26名が合格しています。
  • GMARCHへの確かな合格層:中央大21名、明治大15名、立教大13名、学習院大12名、法政大8名、青山学院大3名を中心に、2026年度は計72名(現役63名)が合格し、毎年多くの生徒がこれらの人気有名私大の合格通知を手に入れています。
  • 医学部医学科の合格能力:弘前大学などの国公立医学部をはじめ、東邦大学、金沢医科大学、日本大学といった私立医学部にも毎年現役合格者を送り込んでおり、2026年度は4名が合格しました。

入学金や授業料など初年度にかかる学費の目安

  • 入学手続き時の費用:手続きの際、まずは入学金「260,000円」の納入が求められます(単願は1月末、併願は3月初旬が期限です)。一度支払った入学金は原則返金されません。
  • 年額で必要となる学費:最新の年度実績データによると、授業料が年額「450,000円」、施設設備費が年額「180,000円」となっています。
  • 会費や各種入会金:保護者が加入する「父母の会」の会費(年額24,000円・入会金15,000円)や、「生徒会」の会費(年額12,000円・入会金5,000円)が必要となります。
  • 初年度合計(概算):初年度に必要となる費用の目安は約946,000円〜1,002,400円前後です。この他に、副教材費、修学旅行の積立金、制服代などが別途かかります。

特待生制度(A特待)と現金給付型への改革

  • 充実の「A特待」制度:入学試験において上位約20%に入る極めて優秀な成績を収めた受験生は、特待生(A特待候補など)に選ばれます。
  • 特待生への手厚い給付内容:A特待に選ばれると、入学金(260,000円)の免除に加え、3年間にわたる授業料相当額が給付され、ご家庭の経済的負担を大きく減らすことができます。
  • 不公平をなくす「現金給付型」への改革:従来型の「授業料の一部免除」は、県独自の私立高校授業料無償化制度(低所得層への補助)と重なると恩恵が薄れていました。そこで、本校は制度を「現金給付」の形に改め、どの世帯であっても等しく恩恵を受けられる魅力的な仕組みにアップデートしました。

まとめ|城北埼玉高校の偏差値や併願校、アクセス方法(2026-2027)

  • ベネッセ(進研ゼミ)での判定偏差値は「55〜59」となっており、努力次第で十分に届く適正なターゲット校です。
  • 本科コース(定員200名)では、「特進クラス(30名)」と「進学クラス」が設置され、実力に合わせた指導が行われます。
  • フロンティアコース(定員40名)は3年間クラス替えをせず、グループ探究を通じて発信力を養う実践型コースです。
  • 北辰テストにおける相談の安全目安基準は「選抜68」「普通科66」で、資格や内申による有利な加点措置があります。
  • 出願資格として「3年次通知表で5教科がすべて3以上」「副教科に1がないこと(すべて2以上)」などの評定条件が設けられています。
  • 公立高校の主な併願校は川越・春日部・浦和北・上尾など、私立高校は川越東・武南・大宮開成などが大定番です。
  • ふじみ野駅東口からは徒歩1分で専用バス停へアクセスでき、無料スクールバスに乗っておよそ15分で登校可能です。
  • JR南古谷駅南口(バス約10分)や、西武新宿線本川越駅前(バス約25分)からも、安全な無料スクールバスが毎日走っています。
  • スクールバスの時間外や保護者の来校時 seasonal には、上福岡駅から徒歩約10分の「上福岡駅入口」バス停からの西武バス[古01]路線バス(約10分)が非常に便利です。
  • 入学金は26万円、授業料等は年額45万円で、学力優秀者を強力に後押しする最先端の現金給付型特待生制度(A特待)もあります。