大阪府教育センター附属高等学校は、未来の教育を創造し、次代を担う人材を育てることを目指す、全国でも珍しい「教育センター附属」の公立高校です。単に学力を伸ばすだけでなく、生徒一人ひとりが自ら課題を見つけ、解決していく「探究力」を育むことに力を入れているのが大きな特長。このユニークな環境で、他ではできない貴重な経験を積めるのが、大阪府教育センター附属高等学校の魅力と言えるでしょう。
大阪府教育センター附属高等学校の基本情報
大阪府教育センター附属高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値・難易度
普通科(単位制):46
主な併願校
羽衣学園高等学校 大阪緑涼高等学校
大阪府教育センター附属高等学校に設置されている学科・コース
普通科(単位制) 1年次では基礎学力の定着を目指し、数学や英語では少人数授業が展開されます。 2・3年次になると、約60もの多様な選択科目の中から、文系・理系の枠にとらわれず自分の進路や興味に合わせて自由に時間割を組むことができます。
大阪府教育センター附属高等学校の特色・校風
校風
キーワード:探究的、自主性、アットホーム
学校生活に関する口コミ・評判
宿題の量:標準的な量のようですが、探究活動など自分で進める課題もあります。 校則:染髪や化粧、ピアスの着用は禁止されており、式典などの際には厳しい身だしなみチェックがあるようです。 スカート丈についても指導が入ることがあるとの声があります。 生徒たちの雰囲気:真面目な生徒もいれば、活発な生徒もいて様々ですが、全体的には落ち着いた雰囲気のようです。 アルバイト:原則として禁止されていますが、家庭の事情などにより許可される場合もあるようです。 制服の評判:襟に3本のラインが入ったブレザーが特徴的です。 かわいいという声もあれば、普通のデザインという声もあり、評判は様々です。 土曜授業:基本的にはありませんが、学校行事や模試などで実施されることがあります。 施設:トイレが綺麗という口コミがある一方で、校舎の一部に古さを感じるという意見も見られます。 グラウンドや体育館、プールなどは改修され、環境整備が進んでいるようです。
大阪府教育センター附属高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部:公立高校には珍しい空手道部、弓道部、女子サッカー部などがあります。 文化部:演劇部や吹奏楽部のほか、漫画研究部や書道同好会など、様々なクラブや同好会が活動しています。
イベント
体育大会(6月):赤団、青団などに分かれて競い合う団対抗形式で行われます。 3年生による学年演技は、体育大会の最後を飾る大きな見せ場となっています。 文化祭(9月):クラスごとに企画を考え、アトラクションや調理模擬店、舞台発表などで盛り上がります。 修学旅行:行き先は年によって異なりますが、生徒にとって思い出深い行事の一つです。 探究発表会:1年間の探究活動の成果を発表する場です。教育センターの大ホールで、本格的なプレゼンテーションが行われます。
大阪府教育センター附属高等学校の進学実績
国公立大学:大阪公立大学などへの進学実績があります。 難関私立大学(関関同立など):関西大学、近畿大学などを中心に、多くの生徒が合格しています。 その他:大阪体育大学など、専門分野を学べる大学への進学者も見られます。 また、短期大学や専門学校への進学、就職を選ぶ生徒もいます。
大阪府教育センター附属高等学校の特長・アピールポイント
全国初の「教育センター附属」高校:大阪の教育課題を解決するための先進的な実践・研究を行う「ナビゲーションスクール」です。 教科「探究」による課題解決能力の育成:独自の学校設定教科「探究ナビ」や「グローバル・スタディーズ」を通じて、自ら考え、表現し、他者と協働する力を育みます。 自由度の高い「単位制」:約60科目もの豊富な選択科目から、自分の興味や進路に合わせて時間割を作成できます。 大学や外部機関との連携:大阪府教育センターをはじめ、大学などと連携した専門的な授業やプログラムが用意されています。 少人数・習熟度別授業:数学や英語などで、一人ひとりの理解度に合わせたきめ細かな指導が行われています。 充実した探究活動の発表の場:教育センターの大ホールを使用した本格的な「探究発表会」など、学びの成果を発信する機会が豊富です。 多様な進路に対応するカリキュラム:文系・理系の枠にとらわれず、国語・数学・英語の学習時間を3年間しっかり確保し、幅広い進路希望に対応します。
大阪府教育センター附属高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点
「先生と生徒の距離が近く、質問や相談がしやすい」という声が多く聞かれます。 熱心な先生が多く、分かるまで丁寧に教えてくれると評判です。 「探究の授業が面白い」という意見が多数あります。 グループワークやプレゼンテーションが多く、人前で話す力が身についたと感じる生徒が多いようです。 「自分の興味に合わせて授業を選べるのが良い」と、単位制の自由度の高さを評価する声があります。
気になる点
「校則が少し厳しい」と感じる生徒もいるようです。 特に身だしなみに関する指導が厳しい場面があるとの口コミが見られます。 「駅から少し歩く」という点が挙げられています。 多くの生徒は自転車で通学しているようです。 「施設の一部が古い」という意見もありますが、改修が進められている部分もあります。
アクセス・通学
Osaka Metro 御堂筋線「あびこ駅」から徒歩約15分 近鉄南大阪線「矢田駅」から徒歩約16分 JR阪和線「我孫子町駅」から徒歩約20分
大阪府教育センター附属高等学校の受験生へのワンポイントアドバイス