埼玉県立川越南高等学校、通称「川南(かわなん)」。先輩たちがきらきらした高校生活を送っていると聞き、憧れている中学生も多いのではないでしょうか。勉強はもちろん、部活動や学校行事にも全力で打ち込める環境が、川越南高校の大きな魅力です。在校生や卒業生からは、「文武両道で充実した毎日が送れる」「最高の仲間と出会えた」といった声が多く聞かれます。
川越南高等学校の基本情報
川越南高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値
普通科:60
難易度の目安
内申点の目安: 中学1年生から3年生までの9教科の成績が、平均して「4」以上、特に3年生では「39」程度が一つの目安とされています。もちろん、これはあくまで目安であり、当日の学力検査の点数とのバランスで合否が決まります。学力検査の点数の目安: 5教科合計で、500点満点中290点以上を目指したいところです。ただし、年度によって平均点が変動するため、過去問を解いて自分の実力を把握し、目標点を設定することが大切です。
主な併願校
川越南高等学校に設置されている学科・コース
普通科 どんなことを学ぶ場所か: 幅広い教科をバランス良く学び、大学進学をはじめとする多様な進路に対応できる学力を身につけます。どんな生徒におすすめか: 将来の夢がまだ具体的に決まっていない人や、文系・理系どちらの可能性も考えたい人、大学進学を目指して基礎から応用までしっかり学びたい人におすすめです。
川越南高等学校の特色・校風
宿題の量: 長期休みには課題が多く出るという声があります。日々の学習習慣をしっかり身につけることが大切になりそうです。校則: 他の高校と比べて、特に厳しすぎず、緩すぎず、「可もなく不可もなく」といった意見が多いようです。スマホ: 持ち込みは可能ですが、授業中の使用は禁止されています。授業によってはスマホを活用することもあるようです。服装: 制服の着こなしについては、ある程度の指導があるようです。特に女子生徒のスカート丈は厳しく見られることがあるとの口コミが見られます。アルバイト: 原則として禁止されていませんが、届け出が必要です。
生徒たちの雰囲気: 「人が良い」「常識のある生徒ばかり」といった声が多く、いじめも少ないようです。男女ともに仲が良く、クラスの雰囲気も明るいと評判です。制服の評判: なんといっても制服が人気です。世界的デザイナーである森英恵さんがデザインしたもので、特に女子生徒からの評価が非常に高いです。制服がきっかけで川越南高校を選んだという生徒も少なくありません。土曜授業: 基本的に土曜授業はありませんが、模試などが行われることはあるようです。
川越南高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部: サッカー部、陸上競技部、弓道部、ダンス部などが県大会レベルで活躍しています。特にサッカー部は、過去に選手権で上位入賞した実績を持つ伝統ある部です。ナイター設備も整っており、本気でサッカーに取り組める環境があります。文化部: 吹奏楽部、放送部、理科部などが高い実績を誇ります。吹奏楽部は西関東大会出場の常連で、限られた時間の中で効率的な練習を工夫しています。放送部や理科部は全国大会出場の実績もあります。
イベント
藤華祭(とうかさい): 毎年9月に行われる文化祭と体育祭を合わせた学校祭です。文化祭: クラスごとの企画や、文化部の発表、有志によるステージなど内容は盛りだくさん。特に3年生のクラス企画はレベルが高いと評判です。体育祭: クラス対抗で様々な競技に熱中し、学年を超えて応援に力が入ります。
修学旅行: 2年生の11月に実施されます。行き先は年度によって異なりますが、仲間との絆を深める貴重な機会となっています。その他のイベント: 遠足(5月)、長距離走大会(11月)、球技大会(12月)、百人一首大会(12月)など、年間を通して多彩な行事が計画されています。
川越南高等学校の進学実績
主な大学合格実績(2024年度入試結果など)
国公立大学: 埼玉大学、埼玉県立大学、筑波大学、千葉大学、東京都立大学、東京学芸大学など、毎年20名以上の合格者を出しています。難関私立大学(GMARCH・早慶上理): 早稲田大学:5名 慶應義塾大学:1名 上智大学:1名 東京理科大学:3名 学習院大学:17名 明治大学:24名 青山学院大学:12名 立教大学:40名 中央大学:16名 法政大学:36名
など、GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)には合計145名が合格しています(延べ人数)。
その他: 日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学といった「日東駒専」への進学者も非常に多いです。また、看護医療系の専門学校への進学や、公務員として就職する生徒もいます。
進学サポート
川越南高等学校の特長・アピールポイント
デザイナーズ制服が大人気: 世界的デザイナー・森英恵さんによる制服は、生徒たちの大きな誇りです。この制服に憧れて入学を決める生徒も少なくありません。活気あふれる学校行事「藤華祭」: 文化祭と体育祭からなる「藤華祭」は、生徒が主体となって企画・運営し、学校全体が一つになる一大イベントです。盛んな部活動で文武両道を実現: 多くの部が県大会以上のレベルで活躍しており、勉強と両立させながら高校生活を充実させたい生徒に最適な環境です。国際交流プログラムの充実: オーストラリアの姉妹校と毎年交互に短期交換留学を実施しており、異文化に触れる貴重な機会が用意されています。進化するICT教育環境: 全てのホームルーム教室にプロジェクターが設置され、Wi-Fi環境も整備されています。これらを活用した「主体的・対話的で深い学び」を推進しています。
川越南高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点
「とにかく楽しい」という声が多数: 「入ってよかったと心から思える」「アオハルしたいなら川南へ!」といった口コミが多く、充実した高校生活を送れることがうかがえます。行事の盛り上がりがすごい: 文化祭や体育祭などの行事は、クラス一丸となって本気で取り組むため、最高の思い出になると評判です。人間関係が良い: 「常識のある生徒ばかりで居心地が良い」という声があり、安心して学校生活を送れる環境のようです。制服がかわいい: やはり制服の人気は絶大で、満足度が非常に高いポイントです。文武両道が実践できる: 勉強も部活も頑張りたい生徒にとって、どちらにも集中できる環境が整っていると評価されています。
気になる点
駅から少し歩く: 最寄り駅の西武新宿線「南大塚駅」から徒歩で約13〜16分かかります。また、駅からの道が狭いという意見もあります。施設の古さ: 掃除用具が古いなど、一部施設の古さを指摘する声があります。進学サポートへの意見: GMARCH以上の難関大学を目指すには、学校のサポートだけでは少し物足りないと感じる生徒もいるようです。課題の量: 長期休暇中の課題が多いと感じる生徒もいます。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス
西武新宿線「南大塚駅」北口 より徒歩約13分**JR川越線「西川越駅」**より自転車で約15分 東武東上線・JR川越線「川越駅」西口 より自転車で約15分
通学エリア
川越南高等学校受験生へのワンポイントアドバイス