昌平高校は、埼玉県杉戸町にある非常に人気の高い私立の進学校です。

2027年度の高校受験を控えた中学生や保護者の方にとって、最新の偏差値や具体的なコース編成は、志望校を決める上で欠かせない重要な情報ですよね。

2026年度からは新カリキュラムとして「2学期制」や「土曜日の特別講座」が本格的に導入され、さらに時代に合わせた深い学びができる学校へと進化を遂げています。

この記事では、受験生が気になる各コースの最新偏差値の目安や、よく選ばれる公立・私立の併願校パターン、毎日の通学を支えるアクセス方法まで徹底解説します。

昌平高校の2026-2027年度最新偏差値と各コースの特徴

特別進学コース T特選クラス・特選クラス

  • 昌平高校の公式発表としての偏差値はありませんが、一般的な模擬試験(北辰テストなど)における合格目安の偏差値は、T特選クラスが「68〜70」程度、特選クラスが「63〜66」程度とされている最難関・難関クラスです。
  • T特選クラスは東京大学や京都大学などの旧帝国大学や国公立大学医学部、特選クラスは難関国公立大学や難関私立大学への現役合格を目標に掲げています。
  • 新しい教育課程に基づき、月曜日から金曜日までの平日に正規の授業をしっかりと収め、高いレベルの学力を効率的に養います。
  • T特選クラスでは、教科の枠にとらわれない独自の「リベラルアーツ講習」を開講しており、正解のない問いへの探究や論理的思考力を磨く先進的な試みが行われています。

特別進学コース 特進アスリートクラス・特進クラス

  • 模擬試験における合格目安の偏差値は、特進アスリートクラスおよび特進クラスともに「58〜63」程度がひとつの指標となっています。
  • 特進クラスは国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指し、平日授業を中心にバランスよく学力を伸ばしていくクラスです。
  • 特進アスリートクラスは、国公立大学や難関私立大学への現役合格を目標としながら、学校が指定する部活動で全国大会を目指す、文武両道を徹底するクラスです。
  • 特進アスリートクラスでは部活動の時間をしっかり確保するため、他クラスの始業前に「0時限目(8:00〜)」の授業を毎日実施する独自の工夫が行われています。

選抜進学コース 選抜クラス・選抜アスリートクラス

  • 模擬試験における合格目安の偏差値は、選抜クラスが「55〜63」程度、選抜アスリートクラスが「52〜58」程度(模試の種類や受験時期による)となっています。
  • G-MARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)や有名私立大学への現役合格を目標とし、私立大学の受験科目を意識した効率的な指導を行うコースです。
  • 平日の授業時間数は「6〜7時限」となっており、週に2日は始業前の朝8:00〜8:40に「平日講習(0時限)」を実施して基礎力の定着から応用力の養成まで段階的に学びます。
  • 選抜アスリートクラスは、学校指定の部活動において全国レベルへと実力を伸ばすことを明確な目標としながら、新カリキュラムの導入に伴い、週1回の「0時限目(8:00〜)」授業がスタートしています。

国際バカロレア(IB)コース

  • 世界水準の教育プログラムを実践する特別なコースで、模擬試験における合格目安の偏差値は「65〜67」程度と高い学力が求められます。
  • 1年次に各教科の基礎知識と探究的な学び方を身につけ、2・3年次からは国際バカロレア(IB)の教育プログラム(DP:ディプロマ・プログラム)に基づく本格的な授業がスタートします。
  • 授業や試験が英語で行われる科目もあり、ペーパーテストの点数だけでは測れない論理的思考力、圧倒的な語学力、多様性を尊重する心を育むのが特徴です。
  • 3年次の11月に全員が「DP最終試験」を受験して世界共通の資格取得を目指し、総合型選抜やIB入試などを中心に国内外の難関大学への進学に挑みます。

昌平高校の入試制度と合格に必要な目安

推薦入試(単願・併願)の仕組みと出願資格

  • 昌平高校の推薦入試は例年1月下旬(22日頃)に実施され、受験生にとって最初の大きなチャンスとなります。
  • 出願資格として、中学校3年間の各学年末の評定(通知表)に「1」がないことや、3年間の欠席日数の合計が30日以内であることなどの明確な基準が設けられています。
  • 「合格したら必ず昌平高校に入学する」という約束で受験する単願推薦と、公立高校などの合格発表を待ってから入学を決められる併願推薦の2種類があります。
  • 選抜方法はクラスによって異なり、選抜進学コースとIBコースはマーク式3教科(国・数・英)、特別進学コースはマーク式5教科(国・数・英・理・社)の筆記試験が行われ、単願のみグループ面接が実施されます。

一般入試の選抜方法とコースごとの試験科目

  • 一般入試は推薦入試の後に実施され、公立高校を第一志望とする受験生が多く利用する試験です。
  • 試験内容はコースによって明確に分かれており、選抜進学コースはマーク式3教科[国・数・英](300点満点)、特別進学コースは公立高校入試の対策をそのまま活かせるマーク式5教科[国・数・英・理・社](500点満点)で実施されます。
  • IBコースの一般入試では、国語・数学・英語の記述式試験に加えて、日本語800字または英語400語から選択する「作文」や「個人面接」が実施されるという独自の形態をとっています。
  • 英語の筆記試験にはすべてのコース・形式においてリスニングテストが含まれているため、日頃から音声に慣れておくことが大切です。

個別相談会(北辰テスト・内申点)の重要性

  • 埼玉県の私立高校受験において非常に重要なステップであり、昌平高校でも秋以降に学校説明会や個別相談会が多数開催されます。
  • 中学校での成績(通知表の内申点)や、3年生の時に受験した「北辰テスト」などの模擬試験の結果を持参し、学校の先生と1対1で面接を行います。
  • 事前の個別相談会で学校側が提示する基準を満たしていると確認できることが、実際の入試における大きな安心材料(確証の目安)へと繋がります局。

昌平高校への進学で選ばれる主な併願校

上位クラス(T特選・特選)で選ばれる公立併願校

  • 昌平高校のトップクラスであるT特選や特選クラスを受験する生徒は、地域の最難関公立高校を第一志望にしているケースがほとんどです。
  • 男子校であれば「春日部高校」、女子校であれば「浦和第一女子高校」といった伝統あるトップ校との併願が多く見られます。
  • 共学校を希望する受験生の間では、同じ東部地区の伝統校である「不動岡高校(普通科)」や、進学実績の高い「越谷北高校(普通科・理数科)」が代表的な公立の併願先です。

中堅・上位クラス(選抜など)で選ばれる公立併願校

  • 選抜進学コース(選抜クラス・選抜アスリートクラス)の受験生は、地域の実力派公立高校を本命とするパターンが定着しています。
  • 具体的な併願先としては、東部地区で非常に人気が高い「越谷高校」や、文武両道で知られる「春日部東高校」などが上位に挙げられます。
  • また、通学エリアの重なる「久喜北陽高校」や「草加高校」などを第一志望とする受験生からも、確実な私立の併願先として昌平高校が選ばれています。

昌平高校と合わせて検討される私立併願校

  • 公立高校を第一志望としながらも、私立高校の滑り止めを複数確保したい場合や、私立専願で迷っている受験生は、近隣の有力私立高校を同時に検討します。
  • 最もよく比較・検討されるのは、同じ東部地区で競い合う「春日部共栄高校」や、大宮方面へのアクセスが良い受験生に選ばれる「大宮開成高校」です。
  • 各私立高校のコースごとの難易度や、個別相談会で求められる北辰テストの基準ラインをしっかりと見比べながら、最適な組み合わせを決定するのが一般的です。

昌平高校へのアクセス方法と通学バスのルート

杉戸高野台駅からのアクセス(徒歩・直通バス)

  • 東武日光線「杉戸高野台駅」の西口が、昌平高校への主要な通学拠点の一つとなっています。
  • 杉戸高野台駅から学校までは徒歩で約15分となっており、歩道が整備された平坦な道のりのため、毎日の徒歩通学も無理なく行える距離です。
  • 朝の登校時間帯や放課後の下校時間帯には、駅から学校まで約5分でダイレクトに結ぶ直通バス(料金は片道180円)が運行されているため、雨の日でも快適に通学できます。

久喜駅からのアクセス(直通バス・自転車・路線バス)

  • JR宇都宮線と東武伊勢崎線が乗り入れるターミナル駅の「久喜駅」東口からも、非常に多くの生徒が通学しています。
  • 久喜駅の東口(2番乗り場)からは、昌平高校まで約10分で結ぶ便利な直通バス(料金は片道210円)が、生徒の登下校の時間に合わせて随時運行されています。
  • 自転車を利用して通学する場合は久喜駅から約15分の距離であり、また一般の路線バス(朝日バス)を利用して「吉羽大橋」バス停で下車し、そこから徒歩約8分で校門に到着するルートも利用可能です。

和戸駅からのアクセス(自転車通学)

  • 東武伊勢崎線「和戸駅」を利用するルートは、主に自転車通学をする生徒にとって便利な選択肢となっています。
  • 和戸駅から昌平高校までは、自転車を利用すると約8分という短い時間でスムーズにアクセスすることができます。
  • ただし、和戸駅からは学校直通のスクールバスの運行はないため、基本的には各自で自転車を用意して通学することが前提の駅となります。

昌平高校の魅力と独自の教育システム

2026年度から本格導入された2学期制と土曜日の活用

  • 2026年度より新たに「2学期制(前期・後期)」が本格導入され、年間の正規授業の総時間数を増やすことで日々の学びをさらに深めています。
  • 平日の月曜日から金曜日までの間で正規の通常授業カリキュラムをしっかりと修め、学習の効率化を図っています。
  • 空いた土曜日は一斉の通常授業を行う日とはせず、希望制の「特別な教育活動の時間(土曜講習)」として、JTB探究プログラム、大学講座、データサイエンス特別講座、GMARCH対策講習、各級別の英検対策講座などを生徒が自由に選択して受講できます。

パワー・イングリッシュ・プロジェクトによるグローバル教育

  • 全校を挙げて英語力の強化に取り組む「パワー・イングリッシュ・プロジェクト」を推進しており、世界に通用する英語力と国際感覚を養うため、全生徒が年に1回以上英検に挑戦します。
  • 校内には5名の外国人教員が常駐する日本語禁止の部屋「インターナショナル・アリーナ」が設置されており、日常的に生きた英会話を楽しみながら学べる環境があります。
  • ハーバード大学の学生を学校に招いてディスカッションを行う独自のサマースクールや、高校2年生の11月に全員が参加する海外などへの選択型修学旅行など、英語を実践で使う機会が豊富に用意されています。

充実した施設と全国レベルの部活動環境

  • サッカー部やラグビー部、野球部、バスケットボール部など、多くの強化指定部が全国大会の舞台でトップクラスの実績を残しています。
  • 広大な敷地内には、サッカーやラグビーの公式戦にも対応できる美しいロングパイル人工芝のグラウンドなど、私立ならではの最新スポーツ施設が完備されています。
  • 部活動ごとに効率的な練習時間が徹底して守られており、自習室の活用や平日講習・土曜講習を組み合わせることで、高いレベルでの文武両道が実現しています。

まとめ|昌平高校の偏差値・併願校・アクセス(2026-2027)

  • 昌平高校は埼玉県杉戸町にある私立の人気進学校で、それぞれの進路目標に合わせた3つのコースが設置されています。
  • 最難関の「T特選クラス」の模試における偏差値目安は68〜70程度で、旧帝大や国公立医学部への現役合格を目指します。
  • 「特選クラス」の偏差値目安は63〜66程度、「特進アスリートクラス・特進クラス」は58〜63程度で、難関大合格と部活の両立を狙います。
  • 「選抜クラス」の偏差値目安は55〜63程度、「選抜アスリートクラス」は52〜58程度で、G-MARCH等の現役合格が目標です。
  • 「国際バカロレア(IB)コース」の偏差値目安は65〜67程度で、世界標準の探究型カリキュラムと高い英語力を養います。
  • 入試には1月の推薦入試(単願・併願)と一般入試があり、特別進学コースは5教科、選抜進学コースは3教科の筆記試験が行われます。
  • 推薦入試の出願資格には、3年間の評定に「1」がないことや欠席日数が30日以内であることなどの基準が設けられています。
  • 難関クラスの公立併願校には春日部、浦和一女、不動岡、越谷北、中堅クラスには越谷、春日部東などがよく選ばれます。
  • アクセスは東武日光線「杉戸高野台駅」西口から徒歩15分、または通学時間帯に運行される直通バス(片道180円)で約5分です。
  • JR・東武の「久喜駅」東口からも直通バス(片道210円)が約10分で運行されており、自転車や一般の路線バスでも通学が可能です。