東洋大学附属姫路高等学校は、兵庫県姫路市にキャンパスを構える、文武両道で知られる私立の共学校です。国公立大学や難関私立大学への高い進学実績を誇る一方で、全国レベルで活躍する部活動も数多く擁しています。生徒一人ひとりの個性を尊重し、夢の実現を力強くサポートする面倒見の良さも、東洋大学附属姫路高等学校の大きな魅力と言えるでしょう。
東洋大学附属姫路高等学校の基本情報
東洋大学附属姫路高等学校の偏差値・難易度・併願校
Sコース:62 Tコース:49
東洋大学附属姫路高等学校に設置されている学科・コース
Sコース(スーパー特進・特進) どんなことを学ぶ場所か:国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指し、5教科をバランス良く、応用力や探求力を養うためのハイレベルな授業を展開します。 どんな生徒におすすめか:高い目標を持ち、主体的に学習に取り組みたい生徒や、仲間と切磋琢磨しながら難関大学を目指したい生徒に最適です。
Tコース(特進・総合進学) どんなことを学ぶ場所か:東洋大学への附属校推薦を視野に入れつつ、他の私立大学や専門学校など、多様な進路に対応できる学力を身につけます。 部活動との両立もしやすいカリキュラムが組まれています。 どんな生徒におすすめか:勉強と部活動をどちらも頑張りたい生徒や、自分の興味や関心に合わせて幅広い進路を考えたい生徒におすすめです。
東洋大学附属姫路高等学校の特色・校風
宿題の量:コース、特にSコースでは、日々の課題や週末課題、長期休暇中の課題など、宿題の量は多いという声が多く聞かれます。 計画的に学習を進める習慣が身につくでしょう。 校則:校則は、他の私立高校と比較すると、やや厳しめという意見が多いようです。特に頭髪や服装に関する指導はしっかりしているとの口コミが見られます。スマートフォンの使用については、校内での使用は原則禁止で、朝礼時に預ける決まりになっているようです。 生徒たちの雰囲気:Sコースは真面目で落ち着いた生徒が多く、Tコースは活発で部活動に打ち込む生徒が多いという傾向があるようです。全体的にはいじめが少ないというポジティブな評判が多く、安心して学校生活を送れる環境と言えそうです。 アルバイト:アルバイトは原則として禁止されています。 制服の評判:制服は、男女ともにブレザースタイルで、落ち着いたデザインが好評です。特に女子のスカートのチェック柄が可愛いと人気があるようです。 土曜授業:土曜日も4時間の授業が設定されており、十分な学習時間を確保しています。
東洋大学附属姫路高等学校の部活動・イベント
部活動
剣道部:男女ともに全国大会の常連で、輝かしい実績を誇ります。 厳しい稽古を通じて、技術だけでなく精神力も鍛えられます。 野球部:甲子園での全国優勝経験もある名門です。 専用のグラウンドなど、練習環境も充実しています。 放送部:全国大会で優秀な成績を収めるなど、文化部の中でも特に活発な部の一つです。アナウンスや番組制作など、専門的な技術を学ぶことができます。
イベント
文化祭(白鷺祭):毎年秋に開催される最大のイベントです。クラスごとの展示やステージ発表、有志によるパフォーマンスなど、大変な盛り上がりを見せます。準備期間を通じてクラスの団結力が深まる、最高の思い出になるでしょう。 体育祭:クラス対抗で様々な競技に臨みます。応援合戦なども見どころの一つで、学校全体が一体となって熱気に包まれます。 修学旅行:海外への修学旅行が特徴で、近年では地中海のマルタ共和国やフィリピンのセブ島などで語学研修や異文化交流を体験しています。 グローバルな視野を広げる貴重な機会となっています。
東洋大学附属姫路高等学校の進学実績
国公立大学:京都大学、大阪大学といった最難関大学をはじめ、神戸大学、岡山大学、兵庫県立大学など、地元の国公立大学にも多数の合格者を輩出しています。 2024年度入試では、国公立大学に合計64名が合格するなど、過去最高の実績を記録しました。 難関私立大学:早稲田大学、慶應義塾大学などの首都圏の難関大学や、「関関同立」(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)に毎年多くの生徒が進学しています。 2024年度は関関同立に49名が合格しています。 東洋大学への内部進学:附属高校ならではの強みとして、東洋大学への推薦入学制度があります。Tコースの生徒を中心に、この制度を利用して進学する生徒もいます。 その他の進路:医学部医学科への合格者も出ており、理系の上位層の学力の高さがうかがえます。
東洋大学附属姫路高等学校の特長・アピールポイント
東洋大学との高大連携プログラム:附属校のメリットを最大限に活かし、大学の講義を聴講したり、大学教授による出張授業を受けたりする機会が豊富にあります。早い段階から大学での学びに触れることで、学習意欲や進路意識を高めることができます。 充実したICT教育環境:生徒一人一台のタブレット端末を導入し、授業や家庭学習で活用しています。ICTスキルを身につけながら、効率的で深い学びを実現します。 グローバル教育の推進:海外姉妹校との交流や、希望者対象の海外語学研修(マルタ共和国、セブ島など)が盛んです。 異文化に触れ、国際感覚を養う貴重な機会が用意されています。 「キャリア・フロンティア」という独自の探究学習:答えのない問いに対して、自ら課題を設定し、情報を収集・分析して結論を導き出す探究活動に力を入れています。 これからの社会で求められる思考力や表現力を育みます。 きめ細やかな進路指導:教員が生徒一人ひとりと向き合い、丁寧に面談を重ねながら、それぞれの希望や適性に合った進路実現をサポートします。 新しく美しい校舎と充実した施設:2013年にリニューアルされた校舎は、明るく開放的で学習環境として最適です。図書館や食堂、各種スポーツ施設も充実しています。 全国レベルの部活動と学習の両立支援:高いレベルで部活動に打ち込みながら、大学進学も目指せる環境が整っています。補習や個別指導など、学習面でのサポートも万全です。
東洋大学附属姫路高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方がとても熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」という声が非常に多いです。面倒見の良さがうかがえます。 「施設が新しくてきれいなので、気持ちよく学校生活が送れる」という意見も多数あります。 「Sコースは静かで勉強に集中できる環境、Tコースは部活も行事も楽しめて充実している」など、コースごとの満足度も高いようです。 「いじめはほとんど聞いたことがなく、安心して通える」という声も多く、良好な人間関係が築かれているようです。 「進学実績が年々上がっており、先生方のサポートも手厚いので、大学進学を目指すには良い環境だと思う」といった、進路指導への評価も高いです。
気になる点: 「校則が少し厳しいと感じることがある」特に、頭髪やスマートフォンの使用に関するルールについては、もう少し自由度が欲しいという意見が見られます。 「最寄り駅からバスに乗る必要があり、アクセスが少し不便」という声があります。 「Sコースは課題が多くて大変」という意見もありますが、これは手厚い指導の裏返しとも言えそうです。 「食堂が混雑することがある」という、施設面での改善を望む声も一部で見られました。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス: JR「姫路駅」北口の神姫バスのりばから、約25分。「東洋大学姫路高校」バス停で下車すぐです。 登下校の時間帯には、生徒専用の直通バスも運行されています。 JR姫新線「余部駅」からは、自転車で約15分ほどの距離です。
通学エリア:
姫路市内から通学する生徒が最も多いですが、加古川市、高砂市、たつの市、相生市など、JR山陽本線や山陽電鉄沿線の広範囲から生徒が通っています。