山梨県甲府市にある東海大学付属甲府高校は、東海大学の付属校として「高大7年間の一貫教育」を掲げる私立高校です。

野球部をはじめとする部活動の実績や、東海大学への内部進学の仕組みに魅力を感じて志望校に検討している中学生・保護者の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、2027年度入試(2027年4月入学)を目指す受験生に向けて、東海大学付属甲府高校の偏差値、コースの特徴、併願校の考え方、学費、そして最寄り駅からのアクセス方法まで、公式サイトの情報を中心にまとめました。

「東海大甲府ってどんな学校?」「併願校としてどのくらいのレベルなの?」といった疑問をお持ちの方は、ぜひ最後まで読んで進路選びの参考にしてください。

東海大学付属甲府高校の基本情報

学校の概要

  • 正式名称は「東海大学付属甲府高等学校」で、通称「東海大甲府」「東海」と呼ばれています
  • 所在地は〒400-0063 山梨県甲府市金竹町1-1です
  • 設置学科は普通科のみで、男女共学の私立高校です
  • 東海大学の付属校ですが、経営母体は学校法人東海大学ではなく学校法人東海大学甲府学園であり、いわゆる「連携校」に位置づけられます

建学の精神・教育方針

  • 東海大学の建学の精神を受け継ぎ、東海大学関連校独自の科目「高校現代文明論」などを通じて、幅広い教養と主体性を育む教育を行っています
  • 東海大学への進学を中心としながら、国公立大学や難関私立大学への進学も目指せる教育体制を整えています
  • 部活動と学業の両立、生徒会活動の活性化にも力を入れており、生徒一人ひとりが主役として学校生活を送れる環境づくりを重視しています

コース制度(2021年度~)

  • 「特進コースA(advanced)」「特進コースB(balanced)」「総合進学コース」の3コース制を導入しています
  • 特進コースAは、東海大学の難関学部や国公立大学への現役合格を目標とし、週6日制に加えて週2日の7校時授業、予備校講師による土曜特別講座などで受験対応力を強化するコースです
  • 特進コースBは、部活動との両立を意識したカリキュラムを組みながら、東海大学に出向いて大学教授から専門知識を学ぶプログラムや、夏期・冬期休暇の特別講座、3月に実施される新学年に向けた先取り学習の特別授業などを通じて、学力の底上げを図るコースです
  • 総合進学コースは、東海大学への進学をはじめとする幅広い進路を目指しながら、部活動や学校行事とも両立しやすいカリキュラムが組まれているコースです
  • 2年生で実施される研修旅行では、実践的な英語力を身につけるための海外語学研修が行われており、ハワイでの中期留学やヨーロッパでの研修旅行といった、付属校ならではの国際的なプログラムが用意されているという情報もあります

部活動の実績

  • 野球部は春夏ともに甲子園大会への出場経験があり、2026年の夏には山梨大会を制して甲子園出場を果たすなど、県内屈指の強豪として知られています
  • 柔道部は全国大会や国際大会での実績が伝えられている部で、2026年にはトルコで行われたジュニア国際柔道大会に出場しました
  • 公式サイトの部活動紹介ページによると、運動部・文化部・同好会は合わせて22(運動部13、文化部6、同好会3)あり、部活動体験入部などの機会も設けられています

東海大学付属甲府高校の偏差値(2026年度・2027年度入試向け)

コース別偏差値の目安

  • 民間の高校受験情報サイトが公表している偏差値は、情報源によって数値に幅があります
  • 「みんなの高校情報」の2026年度入学者向けデータでは、特進コースA(advanced)が44、特進コースB(balanced)が43、総合進学コースが41とされています
  • 一方、進研ゼミ「高校入試情報サイト」(ベネッセ)の2025年度判定模試データでは、特進アドバンスコース・特進バランスコースがともに40~44、総合進学コースが39以下という幅で示されています
  • どの情報源でも、特進コースA→特進コースB→総合進学コースの順に偏差値の目安が高くなる傾向は共通しています
  • 各サイトとも、偏差値は模試の結果などをもとにした参考値であり、教育内容の優劣を示すものではないと明記しています

偏差値を見るときの注意点

  • 偏差値は模試の実施団体や算出方法によって数値が異なるため、複数の情報源を比較したうえで参考程度に活用することが大切です
  • 正式な合格ラインや必要な内申点は、学校説明会や個別相談会で直接確認するのが最も確実です
  • 単願(専願)受験と併願受験では合格の基準が異なる場合があるため、募集要項をよく確認しましょう

コースごとの特徴と偏差値の関係

  • 特進コースAは大学進学に本格的に力を入れたい生徒向けのハイレベルなコースで、複数の情報源で3コースの中では最も偏差値の目安が高く示されています
  • 特進コースBは学習と部活動、学校行事などをバランスよく両立したい生徒向けのコースです
  • 総合進学コースは幅広い進路に対応するコースで、部活動に打ち込みながら東海大学への内部進学を目指す生徒も多く在籍しています

最新の偏差値は公式情報と併せて確認を

  • 学校説明会や公開授業、資料請求などを通じて、最新の入試情報や過去の合格実績を確認することをおすすめします
  • 東海大学付属甲府高校の公式サイトでは、2027年度入学生向けの情報が随時更新されています

東海大学付属甲府高校の併願校の考え方

併願校を考える際の基本的な視点

  • 私立高校の中では偏差値の目安が比較的低めに位置づけられているため、公立高校を第一志望とする受験生の併願校の一つとして選ばれることも多いとされています
  • 併願校を選ぶ際は、偏差値だけでなく、通学のしやすさ、学費、コースの学習内容、部活動の環境なども総合的に比較検討することが大切です

同じ甲府市内の私立高校との比較

  • 甲府市内には、駿台甲府高校や山梨学院高校、甲斐清和高校など複数の私立高校があり、それぞれ特進系コースから総合コースまで幅広いレベルのコースを設置しています
  • 山梨県内の私立高校の偏差値ランキングを掲載しているサイトでは、駿台甲府高校や山梨学院高校、富士学苑高校などが上位に位置し、東海大学付属甲府高校は県内私立高校11校のうち中位からやや下位の順位に位置づけられているというデータもあります
  • 進路や校風、通学時間などを考慮しながら、自分に合った併願先を検討しましょう

併願校の実例(公表データより)

  • 進研ゼミ「高校入試情報サイト」が公表している2025年度入試のデータでは、東海大学付属甲府高校を受験した先輩の併願校の例として、甲府工業高校(建築科)が挙げられています
  • ただし、これは進研ゼミ会員の体験談を集計した限られたサンプルの「代表的な事例」であり、実際の併願パターンは受験生の志望状況によってさまざまです
  • 山梨県では、公立高校を第一志望としながら私立高校を併願で受験するという入試スタイルが広く見られます。どの高校を組み合わせるかは、中学校の進路指導の先生や塾に相談しながら、自分の学力や志望順位に応じて決めることが重要です

単願(専願)と併願の違いを理解する

  • 単願は東海大学付属甲府高校を第一志望として受験する形式で、特待生制度などの優遇が手厚く設定されているケースがあります
  • 併願は公立高校などが第一志望で、東海大学付属甲府高校を「合格を確保しておく」ための受験校として利用する形式です
  • 出願形式によって奨学生制度の対象や優遇内容が異なるため、募集要項を必ず確認しましょう

併願校を検討する際に確認したいポイント

  • 出願条件(内申点の基準など)を満たしているか
  • 併願する場合の入学金・授業料の扱いや、公立高校合格時の入学辞退の手続き方法
  • 通学時間やスクールバス・路線バスの有無
  • 特進コースと総合進学コースのどちらが自分の希望に合っているか

東海大学付属甲府高校の学費・奨学金制度

入学手続き時の納入金

  • 入学金は150,000円、施設整備費は140,000円で、合計290,000円が入学手続きの際の納入金となります
  • 授業料は月額40,000円で、年4回(3か月分ずつ)口座から引き落とされる仕組みです
  • そのほか、PTA会費・生徒会費・部活動後援会費・学年積立金などの毎月の諸費用として、月額13,300円程度が必要です

高等学校等就学支援金・奨学給付金

  • 国の「高等学校等就学支援金」制度により、世帯収入に応じて授業料の支援が受けられます
  • 非課税世帯を対象とした「奨学給付金」制度もあり、修学旅行費や教科書費などの負担軽減に活用できます
  • 詳細な所得基準や支給額は、年度により変更される可能性があるため、文部科学省や山梨県の最新情報を確認する必要があります

学校独自の奨学生制度

  • 学業奨学生制度として「特別奨学生SS」「特別奨学生SA」「チャレンジ奨学生」などが設けられており、成績や出願方法(単願・併願、コース)に応じて入学一時金や授業料の減免を受けられる場合があります
  • スポーツ・文化活動面で優れた技能や実績が評価される「部活動奨学生制度」もあります
  • 入学後にも「東海プログレス奨学生」や「東海大学学業奨励奨学生」など、成績優秀者や経済的支援が必要な生徒向けの奨学金制度が用意されています

入学金免除制度

  • 第Ⅰ期入学試験の単願受験者で、卒業生の子女・弟妹や在校生の弟妹に該当する生徒を対象に、入学金15万円を免除する制度があります
  • 対象となる場合は、所定の「入学金免除申請書」を保護者が学校に提出する必要があります

東海大学付属甲府高校の入試情報(2027年度入試)

募集コースと出願方法

  • 2027年度入学生の募集は、特進コースA・特進コースB・総合進学コースの3コースで行われます
  • 出願はWeb出願システムを通じて行う形式が採用されています
  • 各コースの詳しい教育内容は、公式サイトの学校説明会・公開授業のページから確認できます

学校説明会・個別相談会

  • 中学3年生とその保護者を対象に、体験授業を含む学校説明会が複数回実施されています
  • 「ナイト個別相談会」や「特進アドバンスコース公開授業」、「地区別出張説明会」など、志望校選びの参考になるイベントが用意されています
  • 開催日時や申込方法は公式サイトで随時更新されるため、最新の情報を確認しましょう

出願前に確認したい注意点

  • 具体的な出願期間・試験日・合格発表日などのスケジュールは年度によって変更される場合があるため、必ず学校が発表する最新の生徒募集要項を確認してください
  • 単願・併願で出願要件(内申基準など)が異なる場合があるため、事前に個別相談会などで確認しておくと安心です
  • 入学後、付属推薦制度により東海大学へ進学する場合、東海大学の入学金が半額になる特典があります

東海大学付属甲府高校の進学実績

東海大学への進学

  • 東海大学の付属校として、日頃の学習成績や学園基礎学力定着度試験などの結果をもとにした推薦制度により、東海大学への進学が可能です
  • 東海大学とは「高大7年間の一貫教育」という枠組みで連携しており、高大連携授業なども実施されています

他大学への進学状況

  • 東海大学以外にも、山梨大学や山梨県立大学、都留文科大学といった県内の国公立大学への進学実績があります
  • 法政大学、中央大学、日本大学、東洋大学、帝京大学など、県外の私立大学への進学実績も過去5年間の実績として公式サイトに掲載されています
  • 具体的な合格者数や年度ごとの実績は、公式サイトの「進路について」ページで公表される最新の進路状況を確認することをおすすめします

進路指導の特色

  • 特進コースAでは、予備校講師による土曜特別講座や長期休暇中の集中講座など、大学受験を意識したプログラムが充実しています
  • 特進コースBでは、東海大学に出向いて大学教授から専門知識を学ぶプログラムや、長期休暇の特別講座を通じて学力の底上げを図ります
  • 総合進学コースでは、東海大学への内部進学だけでなく、部活動や学校行事と両立しながら自分に合った進路を選べる環境が整っています

東海大学付属甲府高校へのアクセス

所在地・連絡先

  • 所在地は〒400-0063 山梨県甲府市金竹町1-1です
  • 電話番号は055-227-1111(代表)、FAX番号は055-227-1112です

電車・バスを利用する場合

  • JR中央線・身延線の甲府駅で下車し、甲府駅南口バスターミナル4番のりばから山梨交通バス(長塚方面)に乗車します
  • バス乗車時間は約15分で、「東海高校」バス停で下車するとすぐに学校に到着します
  • JR中央本線の竜王駅からは徒歩でおよそ20~30分程度かかるとされており、バスや自転車の利用が現実的です

車を利用する場合

  • 中央自動車道の甲府昭和インターチェンジから、アルプス通りを北進して約10分進みます
  • 気象台交差点を左折し、飯田通りを約5分進むと、東海高校東交差点のすぐ近くに学校があります
  • 来校者用の駐車場については、公式サイトに掲載されている駐車場拡大図を事前に確認しておくと安心です

通学を検討する際のポイント

  • 最寄り駅からやや距離があるため、実際の通学ルートやバスの時刻表を事前に確認しておくことをおすすめします
  • 自宅からの通学時間は、電車・バスの乗り継ぎ状況によって大きく変わるため、志望校選びの際には通学シミュレーションをしておくと良いでしょう
  • 学校説明会や個別相談会に足を運ぶ際、実際の通学ルートを体験してみるのも一つの方法です

まとめ|東海大学付属甲府高校の偏差値・併願校・アクセス(2026-2027)

  • 東海大学付属甲府高校は山梨県甲府市にある共学の私立高校で、東海大学の付属校です
  • 普通科のみで、特進コースA(advanced)・特進コースB(balanced)・総合進学コースの3コース制を採用しています
  • 偏差値は情報源によって幅がありますが、いずれのサイトでも特進コースA・特進コースB・総合進学コースの順に高く示される傾向は共通しています
  • 私立高校の中では偏差値の目安が比較的低めとされ、公立高校を第一志望とする受験生の併願校として選ばれることもある学校です
  • 併願校を検討する際は、偏差値だけでなく通学のしやすさや学費、コース内容も含めて総合的に判断することが大切です
  • 入学時の納入金は入学金15万円・施設整備費14万円の合計29万円、授業料は月額4万円です
  • 学業成績や部活動実績に応じた独自の奨学生制度が複数用意されています
  • 野球部は春夏ともに甲子園出場経験があり、2026年夏も甲子園に出場するなど県内屈指の強豪です
  • 東海大学への内部進学のほか、国公立大学や私立大学への進学実績もあります
  • アクセスはJR甲府駅からバスで約15分、「東海高校」バス停下車がメインルートで、車の場合は甲府昭和ICから約15分程度です