桐生第一高等学校は、群馬県桐生市にキャンパスを構え、120年以上の歴史と伝統を誇る私立高校です。多彩なコース設定が最大の特長で、大学進学を目指すコースから、専門知識や技術を身につけられるコースまで、一人ひとりの「なりたい未来」に合わせた学びが用意されています。自分の好きなことや得意なことをとことん追求できる環境が、桐生第一高等学校にはあります。
桐生第一高等学校の基本情報
桐生第一高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科特別進学コース: 55-56 普通科進学スポーツコース: 41 普通科総合コース: 38 普通科製菓衛生師コース: 38 調理科: 38 普通科文化教養コース: 38
桐生第一高等学校に設置されている学科・コース
普通科 特別進学コース 国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指すコースです。少数精鋭のクラスで、7時間授業や放課後・土曜日の補講など、手厚い学習サポートが受けられます。
普通科 進学スポーツコース 競技力の向上と大学進学の両立を目指します。硬式野球、サッカー、柔道、陸上競技、バスケットボール、ラグビーの6つの強化指定クラブに所属する生徒が対象です。
普通科 総合コース 1年次に7つの系を体験し、2年次から自分の興味関心に合わせて専門コースを選択します。 進学コース:4年制大学への進学を主軸に、文理選択や習熟度別授業で実力を養います。 情報ビジネスコース:簿記や情報処理などの資格取得を目指し、ビジネスの専門知識を学びます。 ものつくりコース:工業技術の基礎から応用までを学び、実践的なスキルを習得します。 デザイン美術コース:デッサンやCGなどを学び、感性や表現力を磨きます。 ファッションコース:デザインから縫製まで、服飾に関する専門知識と技術を学びます。 福祉コース:介護の知識や技術を学び、福祉のスペシャリストを目指します。 こどもコース:保育に関する知識や実践的なスキルを身につけ、子どもと関わる仕事を目指します。
普通科 製菓衛生師コース 国家資格である製菓衛生師の資格取得を目指し、お菓子作りのプロになるための技術と知識を学びます。
調理科 卒業と同時に調理師免許が取得できるコースです。基礎から専門的な調理技術まで、3年間でじっくり学びます。
普通科 文化教養コース 少人数制のクラスで、個々のペースに合わせた学習を進めます。基礎学力の定着を図りながら、社会で自立するための力を育みます。
桐生第一高等学校の特色・校風
宿題の量:コースによって差があるようです。特に特別進学コースでは、7時間授業や補講があるため、家庭学習の時間も多くなる傾向があります。 校則:他の高校と比較して「校則は緩やか」という口コミが多く見られます。例えば、スカート丈は膝より上と定められているようです。ただし、もちろん一定のルールはあり、頭髪などについては指導が入ることもあるようです。 生徒たちの雰囲気:スポーツに打ち込む生徒、専門分野の学習に励む生徒、大学受験に向けて勉強に集中する生徒など、様々な目標を持った生徒が在籍しています。全体的に活気があり、エネルギッシュな雰囲気があるようです。 アルバイト:原則として許可されていませんが、家庭の事情などにより特別な理由がある場合は、学校に申請して許可を得る必要があるようです。 制服の評判:制服は可愛らしいと評判のようです。ニットやベスト、ポロシャツは複数のデザインから選べ、TPOに合わせて自由に組み合わせることができます。 土曜授業:特別進学コースでは模試や補講が行われることがあります。
桐生第一高等学校の部活動・イベント
部活動
強化指定クラブ(男子のみ):硬式野球部、サッカー部、陸上競技部、バスケットボール部、柔道部、ラグビー部が指定されています。 硬式野球部:1999年に夏の甲子園で全国制覇を成し遂げた名門です。 サッカー部:全国高校サッカー選手権大会の常連校で、ベスト8の実績もあります。 陸上競技部、柔道部、バスケットボール部も全国大会に出場し、優秀な成績を収めています。
文化部:運動部だけでなく、文化部の活動も活発です。吹奏楽部や書道部、調理部、製菓部など、専門コースと連携した部活動も充実しています。 珍しい部活動:県内の全日制高校では初となる「eスポーツ部」が2021年に創設され、専用のゲーミングPCも導入されるなど、本格的な活動が行われています。
イベント
文化祭と体育祭:文化祭と体育祭は、隔年で開催されます。クラス一丸となって準備に取り組み、大変盛り上がる学校の風物詩となっています。 修学旅行:コースによって行き先や内容は異なりますが、生徒たちにとって忘れられない思い出となるイベントです。文化教養コースでは、3年間で計10回の研修旅行が実施されるなど、体験学習を重視しています。 オープンスクール・学校説明会:受験生向けに、学校の魅力を体験できるオープンスクールや説明会が年間を通じて何度も開催されています。各コースの授業を体験できる企画もあり、学校の雰囲気を直接感じることができます。
桐生第一高等学校の進学実績
国公立大学:群馬大学、群馬県立女子大学、東京都立大学、信州大学、高崎経済大学など、合計10名が合格しています。 難関私立大学: 早慶上理:上智大学 1名 GMARCH:立教大学 3名、学習院大学 2名、明治学院大学 4名など 関関同立:同志社大学 3名
その他:日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学といった「日東駒専」や、大東文化大学、東海大学、亜細亜大学、帝京大学、国士舘大学など、多くの私立大学に合格者を出しています。
桐生第一高等学校の特長・アピールポイント
12の多彩な専門コース:最大の特長は、進学からスポーツ、ものつくり、調理、福祉まで、生徒の「好き」や「夢」をとことん追求できる12のコース編成です。 全国レベルで活躍する部活動:野球部やサッカー部をはじめ、多くの部活動が全国の舞台で輝かしい実績を上げています。文武両道を目指せる環境が整っています。 最新の学習環境:2018年に完成した新校舎は、明るく現代的なデザインで、学習意欲を高めてくれます。各専門コースに対応した本格的な実習室も完備されています。 国家資格取得も目指せる:調理科では卒業と同時に「調理師免許」を、製菓衛生師コースでは国家資格である「製菓衛生師」の受験資格を得ることができます。高校在学中から専門的なキャリア形成が可能です。 県内初の「eスポーツ部」:時代のニーズに応え、県内の全日制高校で初めて「eスポーツ部」を設立しました。最新の設備で本格的に活動することができます。 個々のペースに合わせた学びの提供:文化教養コースでは、少人数制クラスを導入し、一人ひとりの学習ペースや個性に合わせた丁寧な指導を行っています。 充実した進路サポート:大学進学を目指す生徒への手厚い補講体制から、就職希望者へのきめ細やかな指導まで、多様な進路希望を実現するためのサポートが充実しています。
桐生第一高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「コースが豊富で自分のやりたいことが見つかる」:多様なコース設定は、やはり最大の魅力として多くの生徒に評価されています。専門的な資格が取れる点も好評です。 「先生が親身に進路相談に乗ってくれる」:面倒見の良い先生が多く、進路について熱心にサポートしてくれるという声が見られます。 「部活動が盛んで活気がある」:全国レベルの部活動で高みを目指したい生徒にとって、最高の環境であるという意見が多いです。 「制服が可愛い・かっこいい」:制服のデザインは生徒からの人気が高いようです。 「新校舎が綺麗で過ごしやすい」:2018年に完成した新校舎は快適で、学習環境が良いという口コミがあります。
気になる点: 「コースによって生徒の雰囲気がかなり違う」:様々な目標を持つ生徒が集まるため、コースごとにクラスの雰囲気に差があると感じる人もいるようです。 「校則が緩いと感じる人もいれば、厳しいと感じる人もいる」:自由な校風という声がある一方で、頭髪などについては厳しく指導されることもあるようです。 「授業中がうるさいと感じることがある」:一部の生徒のマナーについて、改善を求める声も見られました。 「特別進学コースは勉強が大変」:7時間授業や補講など、高いレベルを目指す分、学習負担が大きいと感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス: 上毛電気鉄道「西桐生駅」より徒歩約6分 JR両毛線「桐生駅」より徒歩約10分
スクールバスの運行区間: 東武桐生線「新桐生駅」〜 学校 太田尾島地区 〜 学校
桐生第一高等学校受験生へのワンポイントアドバイス