武蔵野大学高等学校は、100年近い歴史と伝統を誇りながら、常に新しい教育に挑戦し続ける、魅力あふれる進学校です。2020年度から男女共学となり、新たな歴史を歩み始めた武蔵野大学高等学校は、「仏教精神にもとづく、真の人間教育」を建学の精神に掲げ、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出す教育を実践しています。
武蔵野大学高等学校の基本情報
武蔵野大学高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科ハイグレードコース:60 普通科PBLインターナショナルコース:60 普通科本科コース:56
武蔵野大学高等学校に設置されている学科・コース
ハイグレードコース どんなことを学ぶ?:医学部や国公立大学、早慶上理といった難関私立大学への現役合格を目指し、ハイレベルな授業を展開します。 探究的な学びや双方向型の授業を通して、高度な学力と主体性を育みます。 どんな生徒におすすめ?:高い目標を持ち、仲間と切磋琢磨しながらとことん勉強に打ち込みたい人。
PBLインターナショナルコース どんなことを学ぶ?:PBL(Project Based Learning=課題解決型学習)という手法を用いて、社会が抱える様々な問題にチームで取り組みます。 海外大学や国内の国際系大学への進学を視野に入れ、実践的な英語力やプレゼンテーション能力を磨きます。 どんな生徒におすすめ?:英語が好きで、海外に興味がある人。受け身の授業だけでなく、自ら考えて行動する学びを体験したい人。
本科コース どんなことを学ぶ?:幅広い分野の基礎学力をバランスよく身につけながら、自分の「本当にやりたいこと」を見つけることを目指します。 武蔵野大学への内部進学も視野に入れつつ、多様な進路希望に柔軟に対応します。 どんな生徒におすすめ?:高校生活を通して、自分の興味や関心を見つけ、将来の夢をじっくり探したい人。
武蔵野大学高等学校の特色・校風
校風キーワード:落ち着いた雰囲気、文武両道、グローバル 宿題の量:コースや学年によりますが、計画的に進めないと終わらない程度の量は出るようです。特にハイグレードコースは多めという声があります。タブレット端末を活用した課題も多いようです。 校則:私立高校としては標準的ですが、やや厳しめと感じる生徒もいるようです。 特に、頭髪(染髪・ピアスは禁止)や制服の着こなし(スカート丈は膝中心など)については、定期的に指導があるようです。 スマホ・携帯電話:校内での使用は禁止されており、朝、自分のロッカーにしまうのがルールのようです。 ただ、授業でiPadを使用するため、調べ物などで不便を感じることは少ないという意見もあります。 生徒たちの雰囲気:全体的に真面目で落ち着いた生徒が多い印象です。共学化してからは、活発な雰囲気も加わってきたようです。いじめは少ないという口コミが多く見られます。 アルバイト:原則として禁止されています。 家庭の事情など、やむを得ない場合は申請により許可されることもあるようです。 制服の評判:制服は、人気ブランド「BEAMS SCHOOL」がプロデュースしたデザインで、生徒からの評判は非常に良いようです。 ブレザータイプで、夏服にはポロシャツもあり、選択の幅が広がります。 土曜授業:全コースで土曜日にも4時限の通常授業が実施されています。
武蔵野大学高等学校の部活動・イベント
部活動
特に実績豊富な部活動 チアダンス部:全国大会に出場する強豪として知られています。 華やかな演技は文化祭などでも大人気です。 ダンス部:大会で上位入賞を果たすなど、高いレベルで活動しています。 バスケットボール部:男女ともに、近年めきめきと力をつけており、大会での活躍が報告されています。
珍しい部活動 LEGO部:ユニークな活動で、文化祭での展示などは注目を集めます。 箏曲部:日本の伝統文化に触れることができる、落ち着いた雰囲気の部活動です。
イベント
樹華祭(文化祭):毎年多くの来場者で賑わう、学校最大のイベントです。 クラスごとの企画や、文化部の発表、有志団体のパフォーマンスなど、大変な盛り上がりを見せます。特に中庭で行われる吹奏楽部やチアダンス部のパフォーマンスは必見です。 体育祭:2019年に完成した広大な人工芝グラウンドで、クラス対抗で熱い戦いが繰り広げられます。 修学旅行:行き先は年度によって異なりますが、生徒たちにとっては高校生活一番の思い出となるイベントです。 LAM(Liberal Arts Musashino):1年生を対象とした、専門企業とタイアップした特別講座です。 本物の技術や深い考え方に触れることで、視野を広げ、将来の進路を考えるきっかけになります。
武蔵野大学高等学校の進学実績
国公立大学:東京外国語大学、神戸大学、東京学芸大学などへの合格実績があります。 難関私立大学:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、ICU、GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)などに、2023年度入試では65名が合格するなど、飛躍的に実績を伸ばしています。 武蔵野大学への内部進学:併設大学である武蔵野大学へは、推薦制度を利用して毎年多くの生徒が進学しています。 2024年度には120名が内部推薦で進学しました。 その他:薬学・看護系の大学や、美術・音楽系の大学など、多様な分野への進学実績があります。
武蔵野大学高等学校の特長・アピールポイント
目標に合わせて選べる3つのコース制:難関大学を目指す「ハイグレード」、グローバルな視点を養う「PBLインターナショナル」、じっくり夢を探す「本科」と、自分の未来像に合わせた学びが可能です。 武蔵野大学との高大連携:大学のキャンパス内にあり、大学の授業を聴講したり、施設を利用したりと、大学との連携を活かしたプログラムが豊富に用意されています。 PBL(課題解決型学習)などの探究学習:PBLインターナショナルコースを中心に、企業と連携しながら社会課題の解決策を探る主体的な学びを実践しています。 充実したグローバル教育:PBLインターナショナルコースでは1年間の海外留学を選択できるほか、マルタ短期留学など、海外に触れる機会が豊富に用意されています。 緑豊かで広大なキャンパスと最新の施設:約10万平方メートルの広大な敷地には、人工芝のグラウンドや、約5万冊の蔵書を誇る図書館、カフェのような進路指導室など、充実した施設が揃っています。 BEAMSプロデュースのおしゃれな制服:生徒からも人気の高い、有名ブランドがデザインした制服で、充実した高校生活を送ることができます。 仏教精神に基づく「こころの教育」:創立以来の伝統である、感謝の心や思いやりの心を育む教育を大切にしています。 これにより、落ち着いた学校の雰囲気が作られています。
武蔵野大学高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」という声が多く、サポートの手厚さが伺えます。 「施設が新しく綺麗で、特に図書館や進路指導室は快適」と、学習環境への評価が高いです。 「樹華祭(文化祭)などの行事がとても楽しく、クラスの団結力が強まる」という意見も多数見られます。 「落ち着いた雰囲気で、真面目に勉強に取り組みたい人には良い環境」という口コミも多いです。 「BEAMSの制服が可愛くて、入学の決め手になった」という声も少なくありません。
気になる点 「校則が少し厳しいと感じる」という意見があり、特にスマートフォンが校内で使えない点を挙げる声が多いようです。 「最寄り駅から少し歩くのが大変」という声もあります。 多くの生徒が駅からバスを利用しているようです。 「コースによって雰囲気がかなり違う」という意見もあり、入学後のコース変更はできないため、コース選びは慎重に行う必要があるようです。 「食堂が混雑する」という口コミも見られました。
アクセス・通学
JR中央線・西武多摩川線「武蔵境駅」北口よりバス約7分、「武蔵野大学」下車 JR中央・総武線、京王井の頭線「吉祥寺駅」北口よりバス約15分、「武蔵野大学」下車 JR中央・総武線、東京メトロ東西線「三鷹駅」北口よりバス約10分、「武蔵野大学」下車 西武新宿線「田無駅」より徒歩約15分 西武新宿線「ひばりヶ丘駅」南口よりバス約20分、「向台町一丁目」下車徒歩5分
武蔵野大学高等学校受験生へのワンポイントアドバイス