浜松城北工業高等学校は、ものづくりの街・浜松で、未来のエンジニアを目指す君にぴったりの学校です。1897年(明治30年)創立の長い歴史と伝統を誇り、これまでに多くの優秀な技術者を社会に送り出してきました。「誠実・勤労」を校訓に掲げ、専門的な知識や技術はもちろん、社会で活躍するための人間性も育む教育を実践しています。
浜松城北工業高等学校の基本情報
浜松城北工業高等学校の偏差値・難易度・併願校
学科ごとの偏差値
機械科:44 電子機械科:46 電気科:44 電子科:44
難易度のイメージと内申点の目安
主な併願校
聖隷クリストファー高等学校 浜松学院高等学校 常葉大学附属菊川高等学校 オイスカ浜松国際高等学校 磐田東高等学校
浜松城北工業高等学校に設置されている学科・コース
機械科 どんなことを学ぶ?:機械の設計や製作、制御に関する基礎から応用までを学びます。旋盤や溶接などの実習を通して、ものづくりの基本技術を習得します。 どんな生徒におすすめ?:自動車やロボットなど、動く「モノ」の仕組みに興味があり、自分の手で何かを作り出すのが好きな人におすすめです。
電子機械科 どんなことを学ぶ?:機械工学と電子工学、情報技術を融合させた「メカトロニクス」を学びます。ロボットの制御やプログラミングなど、最先端の技術に触れることができます。 どんな生徒におすすめ?:ロボットやAI(人工知能)に興味があり、機械とコンピュータの両方を扱ってみたい、未来の技術を創造したい人におすすめです。
電気科 どんなことを学ぶ?:電気エネルギーの発生から利用まで、電気に関する幅広い知識と技術を学びます。電気工事や電子回路、電力技術などを実習を通して実践的に習得します。 どんな生徒におすすめ?:私たちの生活に欠かせない電気の仕組みに興味があり、社会のインフラを支える仕事に就きたい人におすすめです。
電子科 どんなことを学ぶ?:コンピュータのハードウェアやソフトウェア、通信技術など、電子工学と情報技術の分野を学びます。プログラミングや電子回路の設計・製作に取り組みます。 どんな生徒におすすめ?:パソコンやスマートフォン、ゲームなどの電子機器が好きで、その仕組みを理解し、新しい情報通信システムを創り出したい人におすすめです。
浜松城北工業高等学校の特色・校風
校風:落ち着いた雰囲気、資格取得に熱心、就職に強い 宿題の量:専門科目に関するレポート提出などがあるため、普通科高校とは違う種類の課題がありますが、量は標準的という声が多いようです。 校則:他の高校と比較すると、校則は標準的か、やや緩やかと感じる生徒もいるようです。 スマートフォンの校内での使用は基本的には許可されていませんが、朝に預けるといった厳しいルールはないとの口コミもあります。 服装や頭髪に関する指導は、社会に出る準備として、ある程度きちんと行われる傾向があります。 生徒たちの雰囲気:男子生徒が大多数を占める工業高校ならではの、活気があり、趣味の合う仲間が見つかりやすい雰囲気が特徴です。 ものづくりが好きな生徒が多く、専門的な話で盛り上がれる楽しさがあるようです。女子生徒は少ないですが、学科によっては在籍しており、男女問わず仲が良いという声もあります。 アルバイト:アルバイトは原則として許可制で、長期休暇中などに届出をすれば可能という場合が多いようです。学業との両立が前提となります。 制服の評判:男子は伝統的な学ラン(詰襟)、女子はブレザーです。 特にデザイン性が高いというわけではありませんが、質実剛健な校風に合っていると捉えられています。 土曜授業:基本的に土曜授業はありません。
浜松城北工業高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 陸上競技部:特に投擲種目に強く、全国大会で入賞する選手を輩出するなど、輝かしい実績を誇ります。 その他、サッカー部、野球部、バスケットボール部、ハンドボール部など、多くの運動部が県大会出場を目指して日々練習に励んでいます。
文化部・工業系部活動 メカトロ研究部、機械研究部、電気部:ロボットコンテストやものづくりコンテストなど、専門知識を活かせる大会で全国レベルの活躍を見せています。企業と連携したプロジェクトに参加することもあり、実践的なスキルを磨く絶好の機会となっています。 コンピュータ部:プログラミング技術を競う大会に参加したり、文化祭で自作ゲームを発表したりと、活発に活動しています。 部活動留学:他の技術系部活動の活動に「留学」という形で参加できるユニークな取り組みも行われており、学科や部の垣根を越えて視野を広げることができます。
イベント
城北祭(文化祭):毎年秋に開催される最大のイベントです。各クラスや文化部が、日頃の学習や活動の成果を発表します。特に工業高校ならではの展示や実演は圧巻で、ロボットのデモンストレーションやミニチュアSLの乗車体験など、見どころが満載です。保護者や地域住民も多く訪れ、大変な盛り上がりを見せます。 体育祭:クラス対抗で様々な競技に熱中します。男子生徒が多い学校ならではの、パワフルで迫力のある競技が繰り広げられ、クラスの団結力が一層深まります。 修学旅行:行き先は年によって異なりますが、関西方面や沖縄などを訪れることが多いようです。仲間との絆を深め、見聞を広める貴重な機会となっています。 球技大会:学期ごとに開催され、サッカーやバレーボール、バスケットボールなどの種目でクラスのプライドをかけて戦います。
浜松城北工業高等学校の進学実績
就職
進学
国公立大学:静岡大学や豊橋技術科学大学など、工業系の学部に進学する生徒がいます。 私立大学:愛知工業大学、名城大学、中部大学、静岡理工科大学など、東海地方を中心とした工業系・理工系の大学への進学者が多い傾向にあります。 専門学校:より高度な専門技術を身につけるため、自動車整備や情報処理、建築などの専門学校へ進学する生徒も多数います。
進路サポート
浜松城北工業高等学校の特長・アピールポイント
文部科学省「マイスター・ハイスクール事業」指定校
ヤマハ発動機や浜松市などと強力に連携し、未来の産業界をリードする「ロボティクス・デジタル人材」を育成する先進的なプログラムを実践しています。 企業の第一線で活躍する技術者から直接指導を受けられるなど、他ではできない貴重な経験ができます。 圧倒的な就職実績と地元企業との強いパイプ
「ものづくりの街」浜松の産業界から厚い信頼を得ており、毎年多くの優良企業から求人が寄せられます。 卒業生は地域の様々な企業で活躍しており、そのネットワークが後輩たちの就職を力強く後押ししています。 充実した実習設備と実践的な学び
各学科に専門的な実習を行うための最新設備が整っています。座学で学んだ知識を、実際に手を動かして試すことで、生きた技術として身につけることができます。資格取得にも力を入れており、将来に直結するスキルを習得できます。 工業高校ならではのユニークな部活動
ロボットコンテストで全国を目指す「メカトロ研究部」や、ものづくりの技術を競う「機械研究部」など、専門知識を活かせる部活動が盛んです。 趣味や興味を同じくする仲間と切磋琢磨しながら、専門性をさらに深めることができます。 「部活動留学」など独自の取り組み
自分の所属する部活だけでなく、他の技術系部活動の活動に「留学」という形で参加できるユニークな制度があります。 部や学科の垣根を越えて多様な技術に触れることで、視野を広げ、新たな興味や可能性を発見するきっかけになります。
浜松城北工業高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点
就職に非常に強い: 「高卒で良い企業に就職したいなら最高の環境」「先生方のサポートが手厚く、多くの求人の中から自分に合った会社を選べる」といった声が多数あります。 地元の大手企業への就職実績が魅力と感じている人が多いようです。 専門的な知識が身につく: 「資格取得に力を入れており、将来役立つスキルを学べる」「実習が多く、実践的な技術が身につくのが楽しい」など、専門性を高められる環境に満足している口コミが見られます。 趣味の合う友達が見つかりやすい: 「男子が多く、気楽で楽しい」「機械やPCなど、同じ趣味を持つ仲間と出会えるので学校生活が充実する」といった、工業高校ならではの人間関係の良さを挙げる声もあります。 先生が親身: 「進路相談などに親身になってくれる先生が多い」「専門的なことを分かりやすく教えてくれる」など、教員の熱心さを評価する意見もあります。
気になる点
施設の古さ: 「校舎や設備の一部が古いのが少し気になる」という意見が見られます。ただし、実習に必要な機材などは更新されているようです。 文化祭などの自由度: 「文化祭などの行事で、やりたいことへの制限が少し多いと感じる」「他の高校に比べて少し考え方が古い部分があるかもしれない」といった、学校運営に関する口コミも一部あります。 女子生徒が少ない: 男女共学ですが、学科の特性上、男子生徒の割合が圧倒的に高いです。 これを「気楽で良い」と感じる生徒もいれば、気になる点として挙げる人もいます。 進学へのサポート: 就職に強い反面、「大学進学を目指す場合、普通科高校に比べると情報やサポートが少ないと感じるかもしれない」という声もあります。進学希望者は、自分から積極的に情報を集める姿勢が大切になるようです。
アクセス・通学
バスでのアクセス JR浜松駅バスターミナル13番のりばから、遠鉄バス「50番 市役所・山の手・医大」線に乗車し、「城北工高」バス停で下車、徒歩約1分です。 浜松駅からの所要時間は約20分です。
電車でのアクセス 遠州鉄道「曳馬駅」から徒歩約20分 遠州鉄道「助信駅」から徒歩約25分
通学エリア
浜松城北工業高等学校受験生へのワンポイントアドバイス