北海道湧別高等学校は、オホーツクの海と大地に囲まれた湧別町にある道立高校です。少人数だからこそ先生と生徒の距離が近く、毎日の学校生活の中で「自分のペースで伸びる」ことを大切にしています。

湧別高等学校では、地域の漁業や農業、文化を学びの題材にした授業や探究活動が盛んで、教室の外に学びのフィールドが広がっています。湧別高等学校で過ごす3年間は、勉強だけでなく「ここでしかできない経験」を積み重ねられる時間になりやすいのが特長です。

さらに近年は全国から生徒を受け入れる「流氷留学(地域みらい留学)」にも参加し、寮生活をしながら学ぶ仲間も増えています。湧別高等学校の新しい挑戦と、昔ながらのあたたかさの両方を、この記事でわかりやすくお伝えします。

湧別高等学校の基本情報

項目 内容
正式名称 北海道湧別高等学校
区分 公立
共学/別学 共学
所在地 北海道紋別郡湧別町中湧別南町846-2
代表電話番号 01586-2-2419
公式サイト https://www.yuubetsu.hokkaido-c.ed.jp/

湧別高等学校の偏差値・難易度・併願校

北海道湧別高等学校の偏差値は、各種データではおおむね39〜41程度とされています。学科は普通科のみで、学科別の偏差値差はありません。

難易度のイメージとしては、道内で偏差値が近い高校には、訓子府高等学校・虻田高等学校・利尻高等学校(普通科)・鵡川高等学校などが挙げられます(いずれも偏差値40前後のグループ)。募集人員は普通科80名で、推薦入試の割合が高めに設定されている年が多く、志願倍率が1倍を下回る年も見られるため、比較的チャレンジしやすい学校と言えます。

内申点については、学校規模が小さく丁寧な指導が受けられる分、まずは中学校の基礎をしっかり固めて平均的な成績を安定して取れていれば十分射程に入りやすいレベルです。心配な人は、北海道の入試は内申と当日点の両方が大切なので、3年の後半は主要5教科の得点力アップに力を入れると安心です。

主な併願校(私立の例)としては、近隣で受験しやすい私立普通科の北見藤高等学校などが候補になりやすいでしょう。

湧別高等学校に設置されている学科・コース

北海道湧別高等学校にある学科は普通科のみです。ただし、湧別高等学校の普通科は「地域の中で学ぶ科目」や探究活動が充実していて、教科書の勉強+体験型の学びを組み合わせられるのが特長です。

  • 普通科
    基礎学力を育てつつ、選択科目や探究で進路に合わせた学びができる学科。地元の自然・産業・文化をテーマにした授業が好きな人、少人数でじっくり学びたい人に向いています。

湧別高等学校の特色・校風

北海道湧別高等学校の校風を一言で言うと、少人数・面倒見がよい・地域と一体、という雰囲気です。湧別高等学校は一学年一間口の小規模校で、先生が一人ひとりをよく見てくれる環境が強みになっています。

口コミでは「先生との距離が近く、やる気がある生徒にはしっかり応えてくれる」「学習面のサポートが手厚い」という声が多いようです。宿題は“必要なものを確実にやる”タイプで、量で押すよりも、授業の理解を大事にする雰囲気があると言われています。授業中にわからないところをそのままにしない文化があり、質問もしやすいのが小規模校ならではです。

校則は、制服着用や装飾品の禁止など基本はあるものの、「今どきの高校生らしい範囲で、過度に厳しすぎない」という受け止めが見られます。生徒の雰囲気は、地元出身者も全国募集の生徒も混ざっており、明るく素直で、行事や部活に前向きなタイプが多い傾向です。いじめについても「小規模で互いをよく知っているぶん起きにくい」という声があります。

アルバイトは届け出や許可のうえで行う生徒がいるようで、部活との両立を考えながら自分の生活設計を学ぶ機会にもなっています。土曜授業は大きな進学校のように毎週あるタイプではなく、年間行事や補習などに合わせて運用されることが多いようです。

湧別高等学校の部活動・イベント

部活動

北海道湧別高等学校の部活動は、運動部・文化部ともに「人数は多くないけれど熱量が高い」というのが特徴です。主な部は、ラグビー部、バレーボール部、バスケットボール部、ソフトテニス部、eスポーツ部、吹奏楽局、ボランティア部などです。

中でも湧別高等学校の看板と言えるのがラグビー部です。学校規模のわりに部員が多く、初心者から始める生徒が多い一方で、オホーツク選抜や北海道代表に選ばれる選手も出ています。「地域の応援を背負って戦う部活」という色合いが強く、ボランティアなど地域連携の活動も積極的です。

もう一つユニークなのがeスポーツ部。比較的新しい部で、オンライン指導を受けながら大会に向けて練習し、地域イベントで体験ブースを開くなど発信にも力を入れています。

吹奏楽局も活動しており、コンクールだけでなく地域の行事に参加して演奏するなど、町と一緒に盛り上がる部活です。全体として、少人数校なので「部活に入ると先輩後輩の距離が一気に縮まる」「兼部やマネージャーなど役割が広がりやすい」といった良さがあります。

イベント

湧別高等学校の大きな行事として、文化祭にあたる湧虹祭(ゆうこうさい)があり、模擬店やステージ発表などで学校全体が一体になります。このほか体育祭、宿泊研修、修学旅行など、高校生活の節目になる行事が年間を通して行われ、地域の人が見に来る場面も多いのが湧別高等学校らしさです。

湧別高等学校の進学実績

北海道湧別高等学校は、進学と就職がどちらも選びやすい学校です。近年の卒業生の進路は、大学・短期大学・専門学校への進学と、町内外の企業への就職がバランスよく分かれています。

大学進学では、道内の公立・私立大学、また道外の私立大学に幅広く進んでおり、専門学校は福祉・調理・看護医療・自動車整備など実学系が多い傾向です。就職も地元を中心に確実に進んでいます。

探究授業の「未来計画」では、地域の企業や大学の先生がサポーターとして関わり、テーマ設定から調査、発表までをじっくり行います。こうした経験が、進学面接や就職試験での自己PRにつながっているという声もあります。

湧別高等学校の特長・アピールポイント

北海道湧別高等学校ならではの魅力をまとめると、次のようになります。

  • 一学年一間口の少人数で、先生が近く、学習も生活も相談しやすい。

  • 探究授業「未来計画」で、好きなテーマを深掘りし、地域や大学ともつながって学べる。

  • 地域の自然や産業を活かした体験型の授業がある。

  • 全国募集「流氷留学」に参加し、道外生とも学べる環境が整ってきている。

  • 新しい学生寮(個室)が整備され、生活コストを抑えながら学べる。

  • 町の支援が厚く、教材や活動費など学びを後押しする制度がある。

  • ラグビー部やeスポーツ部など、学校規模以上に存在感のある部活動がある。

湧別高等学校の口コミ・評判のまとめ

北海道湧別高等学校の良い点としては、
「校則が過度に厳しすぎず、落ち着いた雰囲気で過ごせる」
「先生が生徒のやる気に合わせて丁寧に支えてくれる」
「少人数で仲がよく、いじめが起きにくい」
「部活は数は少ないが、みんなで和気あいあいと取り組める」
といった声が多いようです。

一方、気になる点としては、
「部活動の種類は都会の大規模校ほど多くない」
「人数が少ない分、団体競技はメンバー確保が課題になることがある」
などが挙げられています。
ただ、逆に言えば「自分が主役になれるチャンスが多い」「新しい活動を作りやすい」という見方もでき、そこを魅力と感じて入学する生徒もいるようです。

アクセス・通学

北海道湧別高等学校の最寄りの鉄道駅はJR石北本線の遠軽駅です。遠軽駅からは湧別町方面への路線バスがあり、学校近くの停留所から徒歩で通学できます。バスは紋別〜湧別〜遠軽を結ぶ系統が運行しているため、遠軽町・湧別町内・紋別方面からの通学も可能です。

地元の中湧別・上湧別・芭露など町内各地区から通う生徒が多い一方、全国募集の生徒は寮から徒歩通学をしています。

湧別高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

北海道湧別高等学校を目指すなら、まずは中学校の基礎を丁寧に固めることが一番の近道です。湧別高等学校は少人数で面倒見が良いので、入学後に伸びやすい環境がありますが、その土台になるのはやはり国語・数学・英語の基本問題を確実に解ける力です。偏差値帯としてはコツコツ型が強い学校なので、ケアレスミスを減らす学習を意識すると合格に近づきます。

また、湧別高等学校の魅力は授業外の体験や探究にもあります。面接や自己PRがある選抜を考える人は、「湧別高等学校でどんなことを探究してみたいか」「地域でやってみたい挑戦は何か」を自分の言葉で語れるように準備しておくと強みになります。湧別高等学校は、やりたいことを持って入ってくる生徒を本気で応援してくれる学校です。

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。