秋田県立五城目高等学校は、地域のシンボルである森山や馬場目川といった豊かな自然に囲まれた環境にある普通科の高校です。1942年(昭和17年)に秋田県五城目実科高等女学校として創立され、長い歴史と伝統を誇ります。これまでに1万人以上の卒業生を社会に送り出してきました。

「真実」「克己」「規律」を校訓に掲げ、生徒一人ひとりの個性と豊かな心を育むことを大切にしています。現在の五城目高等学校は、体験学習や地域と連携した活動に力を入れており、生徒が主体的に学べる環境が整っています。

この記事では、そんな秋田県立五城目高等学校の基本情報から、偏差値、特色ある教育活動、部活動、進学実績、そして在校生や卒業生からのリアルな口コミまで、詳しくご紹介します。五城目高等学校がどんな学校なのか、この記事を通してその魅力を感じ取っていただければ幸いです。

五城目高等学校の基本情報

五城目高等学校の基本的な情報を表にまとめました。

項目 内容
正式名称 秋田県立五城目高等学校
公立/私立の別 公立
共学/男子校/女子校の別 男女共学
所在地 〒018-1732 秋田県南秋田郡五城目町大川西野田屋下100
代表電話番号 018-852-2265
公式サイトURL http://www.gojome-h.akita-pref.ed.jp/

五城目高等学校の偏差値・難易度・併願校

五城目高等学校の偏差値は、多くの情報サイトで「42」前後とされています。秋田県内の高校の中では、比較的入学しやすい難易度と言えるでしょう。

合格に必要な内申点の明確な基準は公表されていませんが、日々の授業に真面目に取り組み、基礎的な学力をしっかりと身につけておくことが大切です。

秋田県の公立高校入試では、基本的に他の公立高校を併願することはできません。そのため、五城目高等学校を第一志望とする受験生の多くは、私立高校を併願校として選択する傾向があります。主な併願校としては、秋田市内の明桜高等学校や国学館高等学校などが挙げられます。

五城目高等学校に設置されている学科・コース

五城目高等学校は普通科のみの設置ですが、生徒一人ひとりの興味や関心、そして卒業後の進路希望に合わせて、2年生から3つのコースに分かれて専門性を深めていきます。

  • 進学・教養コース:

    四年制大学や短期大学、看護学校などへの進学を目指すコースです。5教科を中心に、基礎から応用まで幅広く学習し、受験に対応できる学力を養います。

  • 総合ビジネスコース:

    商業や情報処理に関する基礎的な知識と技術を学びます。高度情報化社会に対応できる人材の育成を目指し、資格取得にも力を入れています。卒業後は、就職や専門学校への進学など、多様な進路に対応します。

  • 生活福祉コース:

    衣食住や保育、福祉に関する専門的な知識と技術を学びます。生活関連産業で活躍できる能力を育み、関連分野への進学や就職を目指します。

五城目高等学校の特色・校風

五城目高等学校は、生徒一人ひとりに寄り添った丁寧できめ細やかな指導を教育の柱としています。

  • 校風: 「落ち着いた雰囲気」「地域密着型」といったキーワードが当てはまるでしょう。生徒数は1学年2クラス(令和5年度入学生から)と小規模なため、生徒と先生の距離が近く、アットホームな雰囲気があるようです。

  • 宿題の量: 宿題の量については、標準的か、やや少なめという声が見られます。ただし、コースや個人の進路目標によって異なります。

  • 校則: 校則は、他の高校と比較して標準的、またはやや厳しいと感じる生徒もいるようです。特に、挨拶や礼儀といった基本的な生活習慣については、しっかりと指導が行われています。スマートフォンの校内での使用については、一定のルールが定められているようです。

  • 生徒たちの雰囲気: 真面目で落ち着いた生徒が多いという印象です。少人数教育の良さを活かし、生徒同士の仲も良いようです。

  • アルバイト: アルバイトは、特別な事情がある場合に許可制となっていることが多いようです。学業との両立が前提となります。

  • 制服: 2008年に制服が変更され、男子は学生服からブレザータイプになりました。女子の制服と合わせて、清楚で落ち着いたデザインが特徴です。

  • 土曜授業: 現在、土曜授業は基本的に実施されていないようです。

五城目高等学校の部活動・イベント

部活動

五城目高等学校では、運動部・文化部ともに活動が盛んです。

  • 運動部: 特にレスリング部と弓道部は、全国大会への出場経験もある強豪として知られています。レスリング部からは、モントリオールオリンピックの銅メダリストである菅原弥三郎さんをはじめ、多くの名選手を輩出しています。その他、野球部、卓球部、ソフトテニス部、バスケットボール部、バレーボール部などがあります。

  • 文化部: 吹奏楽部、演劇部、美術部、インターアクトクラブなどがあり、地域のイベントに参加するなど、活発に活動しています。

イベント

五城目高等学校では、生徒たちの心に残るような多彩な学校行事が年間を通して行われています。

  • 森山登山・馬場目川クリーンアップ(5月): 学校周辺の豊かな自然に親しむ、五城目高校ならではの恒例行事です。

  • 五高祭(学校祭)(6月または9月): 文化祭と体育祭が一体となった学校祭で、クラスTシャツを作成したり、各クラスで出し物をしたりと、学校全体が大きな盛り上がりを見せます。

  • 修学旅行(11月): 主に関西方面を訪れることが多いようです。仲間との絆を深める貴重な機会となっています。

  • 座禅講話(1年生): 1年生を対象に、心を落ち着けて自分と向き合う時間として座禅講話が行われます。

五城目高等学校の進学実績

五城目高等学校は、生徒一人ひとりの進路希望に合わせた丁寧な指導を行っており、多様な進路実績を上げています。

  • 国公立大学: 秋田大学、秋田県立大学など、地元の国公立大学への進学実績があります。

  • 私立大学: 東北学院大学、東北福祉大学など、東北地方の私立大学を中心に、様々な大学への合格者を出しています。

  • 短期大学・専門学校: 聖霊女子短期大学や、看護・医療系、情報ビジネス系、福祉系などの専門学校へ進学する生徒も多数います。

  • 就職: 地元企業を中心に、公務員を含め、安定した就職実績を誇ります。特に、公務員試験対策にも力を入れているようです。

進路実現に向けたサポートとして、1年次には中学校までの学び直しを行う「五高ベーシック」という学校設定科目を設けており、基礎学力の定着を図っています。また、少人数・習熟度別授業を取り入れるなど、個々の学力に応じたきめ細やかな指導も行われています。

五城目高等学校の特長・アピールポイント

他の高校にはない、五城目高等学校ならではの魅力的な取り組みをまとめました。

  • 学び直しをサポートする「五高ベーシック」: 1年生を対象に、中学校の数学・英語の基礎を学び直す学校設定科目を週2時間設けています。高校での学習にスムーズに移行できるよう、手厚くサポートします。

  • 地域と連携した探究学習: 2015年から東京大学と共同で「五城目ソーシャル・ラボ」を実施するなど、地域をフィールドにした探究学習に力を入れています。地域が抱える課題について考え、解決策を探る活動を通して、主体性や協働性を育みます。

  • 多様な進路に対応する3つのコース制: 2年生から「進学・教養」「総合ビジネス」「生活福祉」の3コースに分かれ、専門性を高めます。自分の興味や将来の夢に合わせて、最適な学びを選択できます。

  • 豊かな自然環境: 学校は森山や馬場目川といった美しい自然に囲まれています。森山登山や河川の清掃活動など、自然と触れ合う機会が豊富にあります。

  • 全国レベルの部活動: レスリング部や弓道部など、全国大会で活躍する部活動があります。高いレベルで競技に打ち込みたい生徒にとって、魅力的な環境です。

  • きめ細やかな進路指導: 生徒数が少ない分、一人ひとりの生徒に対して、先生方が親身になって進路相談に乗ってくれます。面接練習や小論文指導なども手厚いと評判です。

  • 地域に開かれた学校: 地域のイベントへの積極的な参加や、地域住民との交流などを通して、地域に愛され、信頼される学校づくりを目指しています。

五城目高等学校の口コミ・評判のまとめ

在校生や卒業生から寄せられた口コミを、良い点と気になる点に分けてまとめました。

  • 良い点:

    • 「先生方がとても親身で、進路相談に熱心に乗ってくれる」

    • 「少人数なので、生徒と先生の距離が近く、アットホームな雰囲気」

    • 「自然に囲まれた環境で、のびのびと学校生活が送れる」

    • 「五高祭などの学校行事が楽しく、クラスの団結力が深まる」

    • 「基礎から丁寧に教えてくれるので、勉強が苦手でも安心できる」

    • 「挨拶や礼儀など、社会に出てから役立つことをしっかり教えてくれる」

  • 気になる点:

    • 「最寄り駅(八郎潟駅)から少し距離があるため、アクセスが不便に感じることもある」

    • 「校舎や施設が少し古いという意見がある」

    • 「生徒数が少ないため、部活動の種類が限られる」

    • 「周辺に遊ぶ場所が少ない」

アクセス・通学

五城目高等学校への主なアクセス方法は以下の通りです。

  • 最寄り駅: JR奥羽本線「八郎潟駅」

  • 八郎潟駅からのアクセス:

    • 秋田中央交通バス(五城目バスターミナル行き)で約10分、「五城目高校前」バス停下車、徒歩すぐ

    • 自転車で約15分

    • 徒歩で約45分

通学エリアとしては、地元の五城目町のほか、八郎潟町、井川町、潟上市、秋田市など、比較的広い範囲から生徒が通学しているようです。

五城目高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

五城目高等学校は、豊かな自然の中で、自分のペースでじっくりと学びたいと考えている生徒にぴったりの学校です。特に、「高校では基礎からしっかり勉強し直したい」「先生に親身に相談しながら進路を決めたい」「地域との関わりの中で自分を成長させたい」という思いを持っている人には、最高の環境が整っていると言えるでしょう。

受験勉強においては、まずは中学校の教科書レベルの基礎的な問題を確実に解けるようにすることが大切です。特に、英語と数学は、入学後の「五高ベーシック」にも繋がる重要な科目ですので、苦手意識をなくすように復習に力を入れましょう。五城目高等学校は、将来の目標に向かって真面目に努力する生徒を求めています。あなたも五城目高等学校で、充実した3年間を送ってみませんか。

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。