茨城県立麻生高等学校は、霞ヶ浦のほとりの自然豊かな環境に位置し、90年以上の歴史と伝統を誇る公立高校です。長い歴史の中で、地域社会に貢献する多くの卒業生を輩出してきました。進学指導にも力を入れており、「麻生ブライトハイスクール事業」として、生徒一人ひとりの進路実現を力強くサポートしています。
茨城県立麻生高等学校の基本情報
茨城県立麻生高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値 :普通科: 45
主な併願校(私立) :鹿島学園高等学校 つくば秀英高等学校 千葉県内の私立高校など
茨城県立麻生高等学校に設置されている学科・コース
普通科 :1年次は芸術科目を除き、全員が同じ共通科目を履修し、基礎学力の定着を目指します。 2年次からは、それぞれの進路希望に応じて「文I型(私立文系)」「文II型(国公立・私立文系)」「理型(国公立・私立理系)」の3つの類型に分かれます。 これにより、自分の目標に合わせた効率的な学習が可能です。
茨城県立麻生高等学校の特色・校風
校風 : 「落ち着いた雰囲気」「地域との連携」宿題の量 : 課題は標準的な量という声が多いようですが、予習・復習をしっかり行う習慣が大切です。校則 : 他の高校と比較して、校則は標準的か、やや厳しいと感じる生徒もいるようです。特に服装や頭髪に関する指導は、学期に数回、定期的に行われています。 スマートフォンの持ち込みは許可されていますが、使用ルールは守る必要があります。生徒たちの雰囲気 : 真面目で落ち着いた生徒が多い印象です。地域との交流活動も行われており、穏やかな校風が育まれているようです。アルバイト : 長期休暇中のアルバイトは許可されていますが、学業との両立が前提となります。制服 : 伝統的なデザインで、男子は黒の学ラン、女子は紺色のセーラー服です。 2025年度からは新しいデザインの制服も導入される予定です。土曜授業 : 基本的に土曜授業はありません。
茨城県立麻生高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 :特に、ヨット部や弓道部は関東大会に出場するなど、高い実績を誇ります。霞ヶ浦が近いという立地を活かしたヨット部の活動は、麻生高校ならではの特色と言えるでしょう。 その他、野球部、サッカー部、テニス部、バスケットボール部など、多くの運動部が熱心に活動しています。
文化部 :吹奏楽部や美術部、書道部、文芸部などが活動しています。地域のイベントに参加することもあり、文化的な活動も盛んです。
イベント
文化祭(玉藻祭) : 隔年で9月に開催される文化祭は「玉藻祭」と呼ばれ、クラスごとの展示やステージ発表などで大変盛り上がります。体育祭 : 文化祭のない年に開催され、クラス対抗で様々な競技に熱中します。修学旅行 : 2年次に実施され、関西方面などを訪れることが多いようです。その他 : 1年次の遠足、新入生歓迎球技大会、校内マラソン大会など、年間を通して様々なイベントが企画されています。
茨城県立麻生高等学校の進学実績
国公立大学 :茨城大学への進学者が多く、例年コンスタントに合格者を出しています。 その他、近隣の国公立大学への進学者もいます。
難関私立大学 :GMARCHや日東駒専といった難関私立大学にも合格者が出ています。 法政大学、東洋大学、日本大学などへの進学実績があります。
その他 :大学進学だけでなく、看護系の専門学校や公務員、民間企業への就職など、多様な進路選択が実現されています。 進路実現のためのサポートとして、大学見学会や大学教授による模擬授業、進路講演会などが積極的に企画・実施されています。 また、放課後や長期休暇中には希望者対象の特別講習会や課外授業も充実しています。
茨城県立麻生高等学校の特長・アピールポイント
歴史と伝統に裏打ちされた落ち着いた学習環境 : 1929年の創立以来、90年以上の歴史を持つ伝統校であり、落ち着いた雰囲気の中で学業に集中できます。「麻生ブライトハイスクール事業」による手厚い進路支援 : 大学見学会や模擬授業、キャリア懇談会など、生徒の進路意識を高めるための独自のキャリア教育プログラムが充実しています。自然豊かな立地を活かした特色ある部活動 : 関東大会でも活躍するヨット部をはじめ、霞ヶ浦のほとりという恵まれた自然環境を活かした活動が行われています。ICT教育の積極的な推進 : 生徒一人ひとりの確かな学力を育むため、ICTを積極的に活用した授業改善に取り組んでいます。地域との連携を重視した開かれた学校づくり : 行政や小・中学校と連携した探究活動など、地域社会とのつながりを大切にした教育活動を推進しています。
茨城県立麻生高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方が熱心で、質問にも親身になって対応してくれる」 「自然に囲まれた静かな環境で、勉強に集中しやすい」 「進路相談にじっくり乗ってくれるので、安心して受験に臨めた」 「部活動が活発で、仲間と充実した3年間を過ごせた」
気になる点 :「駅から少し距離があるので、アクセスが少し不便に感じることもある」 「校則が少し厳しいと感じる部分がある」 「施設の老朽化が少し気になる」
アクセス・通学
最寄り駅 : JR鹿島線「潮来駅」アクセス方法 :潮来駅から距離があるため、バスや自転車を利用する生徒が多いです。 「麻生高校前」バス停が学校の近くにあります。 学校独自のチャーターバスも運行されており、神栖市など少し離れたエリアから通学する生徒もいます。
通学エリア : 行方市、潮来市、鹿嶋市、神栖市などから通学している生徒が多いようです。
茨城県立麻生高等学校受験生へのワンポイントアドバイス