神奈川県立逗子葉山高等学校は、歴史ある逗子高等学校と逗葉高等学校が統合し、2023年に新しく誕生した県立高校です。豊かな自然に囲まれた環境で、新しい伝統を創り上げていく活気に満ちています。生徒一人ひとりが主役となり、「挑戦できる居場所」をコンセプトに、学習や部活動、学校行事に思い切り打ち込めるのが大きな魅力です。
逗子葉山高等学校の基本情報
逗子葉山高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値:48-49
複数の教育情報サイトによると、逗子葉山高等学校の偏差値は48〜49程度とされています。これは神奈川県の公立高校の中では、中堅レベルに位置します。 合格に必要な内申点の目安
合格者の内申点は、中学2年生と3年生の9教科合計で80点前後が一つの目安となるようです。ただし、これはあくまで目安であり、入試当日の学力検査の得点との合計で合否が決まります。年によって変動があるため、学校説明会などで最新の情報を確認することをおすすめします。 同じくらいの偏差値の他の高校
神奈川県内で同じくらいの偏差値の高校としては、横浜南陵高校、足柄高校、厚木西高校などが挙げられます。これらの高校も視野に入れ、自分に合った学校を見つけると比較検討がしやすくなります。 主な併願校
神奈川県の公立高校入試では、他の公立高校を併願することはできません。そのため、逗子葉山高等学校を第一志望とする受験生の多くは、以下のような私立高校を併願校として選ぶ傾向があります。 アレセイア湘南高等学校 横浜学園高等学校 三浦学苑高等学校 緑ヶ丘女子高等学校 横須賀学院高等学校
逗子葉山高等学校に設置されている学科・コース
普通科
1年次では芸術科目以外は全員が共通の科目を学び、基礎学力の定着を図ります。2年次からは文系・理系といった大枠だけでなく、多様な進路に対応できるよう選択科目が用意され、自分の興味や進路希望に合わせて学習を進めることができます。3年次にはさらに選択科目の幅が広がり、専門性を深める授業や大学受験に向けた演習など、各自の目標達成をサポートする体制が整っています。
逗子葉山高等学校の特色・校風
校風を一言で表すと :「自主自立」「文武両道」「地域との共生」宿題の量 :量は標準的という声が多いですが、予習・復習をしっかり行う習慣が大切になります。校則 :比較的緩やかで、生徒の自主性が尊重されているようです。スマートフォンの校内での使用も一定のルールのもとで認められています。服装に関しても、華美になりすぎない範囲で自由が認められているという口コミが見られます。生徒たちの雰囲気 :明るく活発な生徒が多いようです。行事などでは学年を超えて盛り上がります。アルバイト :特別な事情がある場合は許可制となっていることが多いようです。学校生活に支障のない範囲で行うことが原則です。制服の評判 :統合を機に新しくなった制服は、機能性やデザイン性が高く、生徒からは好評を得ているようです。土曜授業 :基本的には土曜授業はありませんが、模試や特別な講座が開かれることがあります。
逗子葉山高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 サッカー部 :県内でも強豪として知られており、高いレベルでの活躍を目指せます。写真部 :全国大会「写真甲子園」への出場経験もあり、活発に活動しています。書道部 :文化祭での書道パフォーマンスが名物で、各種コンクールでも多くの部員が入賞しています。
全体の様子
多くの部が県大会出場を目標に掲げ、活気にあふれています。初心者から経験者まで、それぞれのレベルに合わせて活動できる部活動が多いのも魅力です。
イベント
体育祭・文化祭(夕凪祭) :生徒が主体となって企画・運営を行い、大変な盛り上がりを見せます。特に文化祭は「夕凪祭」と呼ばれ、クラスや部活動ごとの展示・発表はクオリティが高いと評判です。修学旅行 :行き先は年度によって異なりますが、仲間との絆を深める貴重な機会となっています。合唱祭、駅伝大会 :クラスで団結して目標に向かうイベントも多く、学校全体の一体感を高めています。
逗子葉山高等学校の進学実績
主な大学進学実績(令和4年度卒業生など) 国公立大学 :東京芸術大学など難関私立大学 :学習院大学、日本大学、東洋大学、専修大学、明治学院大学などへの合格者を出しています。その他進学者が多い大学 :神奈川大学、関東学院大学、東海大学、国士舘大学、立正大学など、地元の大学を中心に多くの生徒が進学しています。
進路サポート
1年次から計画的なキャリア指導が行われ、インターンシップなどを通じて職業理解を深めます。夏期講習や勉強部の設置など、学習支援も充実しており、生徒の進路実現を力強くサポートしています。
逗子葉山高等学校の特長・アピールポイント
「挑戦できる居場所」という教育コンセプト :生徒のやってみたいという気持ちを学校全体で応援する文化があります。地域との連携を活かした学び :逗子市や葉山町の行事への参加や、地域の人々を講師に招いたワークショップなど、学校外での学びの機会が豊富です。自然に恵まれた学習環境 :海と山に囲まれた立地を活かし、環境教育やフィールドワークにも力を入れています。新しい学校を創り上げる経験 :統合新校として、生徒自身が中心となって新しい校風や伝統を築き上げていくことができます。ICT環境の整備 :校内にはプロジェクターなどが常設され、ICTを活用した分かりやすい授業が展開されています。きめ細かな学習・進路サポート :少人数授業の展開や学習スペースの提供など、一人ひとりの学力や進路に合わせたサポート体制が整っています。活発な部活動 :全国レベルで活躍する部活動から、初心者でも楽しめる部活動まで、選択肢が豊富で高校生活を豊かにしてくれます。
逗子葉山高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」 「行事がとても楽しく、クラスの団結力が強い」 「自由な校風なので、のびのびと高校生活を送れる」 「自然が豊かで落ち着いた環境で勉強に集中できる」 「指定校推薦の枠が充実している」
気になる点 「最寄り駅から坂道が多く、歩くと少し大変」 「施設の一部はまだ古いままの部分がある」 「統合したばかりで、まだ手探りの部分があるように感じる」
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス JR横須賀線「東逗子駅」より徒歩約18分 JR横須賀線「逗子駅」または京急逗子線「逗子・葉山駅」より京急バス「イトーピア中央公園」行きに乗車し、「逗子葉山高校」バス停下車すぐ JR横須賀線「逗子駅」より京急バス「葉桜団地」行きに乗車し、「才戸坂上」バス停下車、徒歩約8分
通学エリア
逗子市、葉山町、横須賀市、横浜市南部などから通学している生徒が多いようです。
逗子葉山高等学校受験生へのワンポイントアドバイス