東京都立つばさ総合高等学校は、自分の興味や進路に合わせて100以上の科目から自分だけの時間割を作れる、ユニークな都立の総合学科高校です。羽田空港の近くという立地もあり、「つばさ」という名前には、生徒一人ひとりが自分の夢を見つけ、未来へ羽ばたいてほしいという願いが込められています。
東京都立つばさ総合高等学校の基本情報
東京都立つばさ総合高等学校の偏差値・難易度・併願校
立正大学付属立正高等学校 東京実業高等学校 日本体育大学荏原高等学校 大森学園高等学校
東京都立つばさ総合高等学校に設置されている学科・コース
美術・デザイン系列 どんなことを学ぶ?:デッサンや絵画、デザインの基礎から映像制作まで、創造的な表現力を磨きます。 どんな生徒におすすめ?:美術大学への進学を考えている人や、ものづくり、デザインが好きな人。
科学・技術系列 どんなことを学ぶ?:科学的な探究活動や、情報技術、工業技術の基礎を学びます。 どんな生徒におすすめ?:理科の実験が好きな人や、プログラミング、機械いじりに興味がある人。
国際・コミュニケーション系列 どんなことを学ぶ?:英語をはじめとする外国語の運用能力を高め、異文化への理解を深めます。演劇などのユニークな科目もあります。 どんな生徒におすすめ?:海外に興味がある人や、語学力を活かした進路を考えている人。
スポーツ・健康系列 どんなことを学ぶ?:スポーツの理論と実践を学び、健康的な生活を送るための知識を深めます。カヌーなどの珍しい実習もあります。 どんな生徒におすすめ?:体を動かすのが好きな人や、スポーツ関連の進路を目指している人。
生活・福祉系列 どんなことを学ぶ?:保育や福祉、調理について学び、社会貢献への意識を高めます。手話や点字を学ぶ授業もあります。 どんな生徒におすすめ?:人の役に立ちたいと考えている人や、保育士、介護福祉士などの仕事に興味がある人。
東京都立つばさ総合高等学校の特色・校風
生徒たちの雰囲気:明るく活発な生徒が多いようです。総合学科という特性上、様々な興味関心を持つ生徒が集まるため、多様性を受け入れる雰囲気が自然と生まれています。男女の仲も良く、学校生活を楽しんでいるという声が多く聞かれます。 校則:他の都立高校と比較すると、緩やかだという評判です。ただし、年々厳しくなっているという意見もあります。 服装:制服はありますが、指定日以外はワイシャツの色を選べたり、リボンやネクタイの着用が自由だったりと、ある程度の着こなしは認められているようです。ただし、スカート丈や靴下の長さについては、注意を受けることがあるようです。 スマホ:校内での使用は基本的に認められているようですが、授業中の使用はもちろん禁止です。 頭髪・メイクなど:髪の毛の染色や脱色、ピアス、化粧は禁止されています。
宿題の量:科目選択にもよりますが、宿題はあまり多くないという声が見られます。自分のペースで学習を進めやすい環境と言えそうです。 アルバイト:原則として禁止されています。 制服の評判:ブレザータイプの制服で、女子はスカートとズボンを選べます。落ち着いたデザインで、着こなしの自由度も少しあるため、評判は良いようです。 土曜授業:基本的に土曜授業はありません。
東京都立つばさ総合高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部:特に陸上競技部やダンス部、弓道部、バスケットボール部などが大会で活躍しているようです。全天候型の400mトラックがあるグラウンドや、2つのアリーナ(体育館)、屋根開閉式のプールなど、練習環境が非常に整っています。 文化部:吹奏楽部や軽音楽部といった人気の部に加え、総合学科の特色を活かしたイラストレーション部や福祉部など、ユニークな部活動も存在します。写真部は学校行事の撮影などで活躍しています。 珍しい部活動:福祉体験合宿を行う福祉部や、社会問題について考える社会科学同好会など、特色ある活動も見られます。
イベント
飛翔祭(体育祭):6月に行われます。応援団の演技などが見どころで、クラス一丸となって競い合います。 銀翼祭(文化祭):9月に行われ、毎年多くの来場者で賑わいます。ダンス部や軽音楽部などのステージ発表は特に人気が高いようです。吹き抜けの大階段を使った装飾は圧巻です。 修学旅行:例年、沖縄などを訪れているようです。 その他の行事:新入生が学校生活に慣れるための合宿「つばさゼミ」や、芸術鑑賞教室、スポーツ大会など、年間を通して多彩な行事が企画されています。
東京都立つばさ総合高等学校の進学実績
国公立大学:例年、首都大学東京(現:東京都立大学)などの国公立大学への合格者も出ています。 難関私立大学:GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)や日東駒専(日本・東洋・駒澤・専修)といった大学群への合格実績が多数あります。 その他:大学進学者のうち、約7割が推薦入試を利用しているという特徴があります。指定校推薦枠も約40大学、90名分ほどあり、理系から文系、芸術系まで幅広い学部が対象となっています。専門学校への進学者も多く、自分の学びたい分野を専門的に深めていく生徒も多いようです。 進路サポート:「産業社会と人間」という授業や「総合的な探究の時間」を通して、1年次から体系的なキャリア教育が行われます。多くの教員やキャリアカウンセラーに相談しながら、自分の将来について深く考え、進路を決定していく体制が整っています。
東京都立つばさ総合高等学校の特長・アピールポイント
自分だけの時間割が作れる総合学科:最大の特長は、100を超える多様な科目から自分の興味や進路に合わせて授業を選べることです。まるで大学のように、主体的な学びが可能です。 充実した施設・設備:都立高校トップクラスと言われるほど施設が充実しています。広大なグラウンド、2つのアリーナ、屋根開閉式プール、CG実習室、ファッションデザイン室など、専門的な学びを支える環境が整っています。 体系的なキャリア教育:1年次の「産業社会と人間」や「総合的な探究の時間」などを通して、じっくりと自分の将来と向き合う時間が設けられています。 生徒が主役の活気ある学校行事:体育祭や文化祭などの三大行事は生徒が中心となって企画・運営し、学校全体が大きな熱気に包まれます。 専門分野を探究できる5つの「系列」:美術、科学、国際、スポーツ、福祉といった多様な分野の専門科目が用意されており、自分の「好き」や「得意」をとことん伸ばせます。 ユニークな授業の数々:ネイティブ講師による外国語の授業や、多摩川でのカヌー実習(リバースポーツ)、プロが指導する演劇の授業など、他校ではなかなか体験できない魅力的な授業がたくさんあります。
東京都立つばさ総合高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「校舎が綺麗で施設が充実している」という意見が非常に多いです。特にグラウンドの広さや体育館が複数ある点は高く評価されています。 「自分の好きなことを学べる」「選択科目が豊富で楽しい」など、総合学科のシステムに対する満足度は高いようです。 「行事がとても盛り上がる」「男女問わず仲が良く、楽しい高校生活が送れる」といった、学校生活の充実度を評価する声も目立ちます。 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」という声もあります。
気になる点: 「最寄り駅から少し歩く」「駅からの道のりで信号に捕まりやすい」といった、アクセスに関する意見が見られます。 「校則が年々厳しくなっている気がする」という声も一部あります。 大学進学を目指す生徒からは、「勉強に集中できる雰囲気ではないと感じる人もいるかもしれない」「周りに流されず、自分でしっかり目標を持つ必要がある」といった指摘もあります。 選択科目の中には、希望者が少ないと開講されない可能性や、逆に希望者が多すぎて履修できない可能性もゼロではないようです。
アクセス・通学
最寄り駅: 京急空港線「大鳥居駅」西口から徒歩約8分 京急空港線「穴守稲荷駅」から徒歩約12分
バスでのアクセス: JR・東急「蒲田駅」東口から京急バス(羽田空港方面行き)に乗車、「萩中公園前」または「羽田特別出張所」バス停で下車し、徒歩約5〜6分
東京都立つばさ総合高等学校受験生へのワンポイントアドバイス