埼玉県久喜市にある久喜北陽高等学校は、県内でいち早く「総合学科」を取り入れた、自分の未来を自分でデザインできる先進的な高校です。 「普通科も専門学科も、どちらの良さも体験したい」「まだ将来の夢は決まっていないけれど、高校3年間でじっくり見つけたい」そんなあなたに、久喜北陽高等学校は無限の可能性の扉を開いてくれます。 多くの選択科目の中から、まるで大学のように自分の興味や進路に合わせて時間割を組み立てられるのが、最大の魅力です。
久喜北陽高等学校の基本情報
久喜北陽高等学校の偏差値・難易度・併願校
久喜北陽高等学校に設置されている学科・コース
人文社会国際系列 どんなことを学ぶ?:国語、地理歴史、公民、英語などの文系科目を重点的に学び、社会や文化、国際関係への理解を深めます。 どんな生徒におすすめ?:文系大学への進学を考えている人や、将来、国際的な分野で活躍したい人、人と関わる仕事に興味がある人におすすめです。
数理科学系列 どんなことを学ぶ?:数学や理科の科目を深く探究し、科学的な思考力や分析力を養います。 どんな生徒におすすめ?:理系大学や看護・医療系の学校への進学を目指す人、ものづくりや研究開発に興味がある人におすすめです。
情報ビジネス系列 どんなことを学ぶ?:情報処理や簿記、プログラミングといった、社会で即戦力となる専門的な知識や技術を学びます。 どんな生徒におすすめ?:就職や公務員を目指している人、ITパスポートや簿記検定などの資格取得に挑戦したい人におすすめです。
久喜北陽高等学校の特色・校風
宿題の量:口コミを見ると、「宿題はあまり出ない」という声がある一方で、「毎週、英単語や漢字の小テストがあり、その勉強が大変」という意見も見られます。 課題の量は多くないものの、日々のコツコツとした学習が求められるようです。 校則:他の公立高校と比較して、標準的か少し厳しめと感じる生徒がいるようです。 特に頭髪や服装の検査が定期的に行われるという声があります。 スマートフォンは校内での使用が認められていますが、授業中はロッカーにしまうなどのルールが定められています。 文化祭や体育祭でのスマホ使用が禁止されている点に不満の声も一部あるようです。 生徒たちの雰囲気:明るく活発な生徒が多い一方で、「勉強は赤点を取らなければ良いという雰囲気の生徒もいる」という意見もあり、学習意欲には個人差があるようです。 総合学科という特性上、様々な興味関心を持つ生徒が集まっていると言えるでしょう。 アルバイト:原則として禁止されていませんが、学業との両立などを考慮し、許可制となっているようです。学年によって許可の基準に差があるという口コミも見られます。 制服の評判:男子は学ラン、女子は紺色のブレザーに赤いリボン(またはネクタイ)とスカートで、全体的にシンプルで落ち着いたデザインが特徴です。 「可愛い」「上品」と好評な声もあれば、「少し地味」と感じる声もあるようです。 土曜授業:原則として土曜授業はありませんが、模試などが実施されることはあります。
久喜北陽高等学校の部活動・イベント
部活動
チア部(SUNRISE):全国大会に出場するほどの強豪で、地域のイベントにも数多く参加し「くき親善大使」も務めています。 チャリティ発表会なども開催しており、学校の顔ともいえる存在です。 山岳部:クライミングで全国大会優勝やワールドカップに出場する選手を輩出するなど、輝かしい実績を誇ります。 野球部、サッカー部、男女バスケットボール部、バドミントン部なども県大会に出場する実力を持っています。 文化部では、吹奏楽部や書道部、情報処理部などが活発に活動しています。
イベント
文化祭(光陽祭):毎年9月に行われる学校最大のイベントです。クラスや文化部による展示、発表、模擬店などで大変な盛り上がりを見せます。 体育祭:5月に行われ、学年の枠を超えて応援合戦や競技に熱中します。 修学旅行:例年11月に関西方面などを訪れ、クラスメイトとの絆を深めます。 球技大会:年に2回(12月、3月)開催され、クラス対抗で熱戦が繰り広げられます。 イングリッシュサマーセミナー:福島県で実施される英語漬けの合宿で、語学力向上と国際交流の貴重な機会となっています。
久喜北陽高等学校の進学実績
国公立大学:埼玉県立大学、宇都宮大学などへの合格実績があります。 難関私立大学:GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)レベルでは、法政大学などへの合格者が出ています。 日東駒専(日本、東洋、駒澤、専修)レベルには、毎年安定して多くの合格者を輩出しています。 その他:大東文化大学、立正大学、城西大学などへの進学者が多い傾向があります。 また、看護・医療系の専門学校や公務員、民間企業への就職など、多様な進路を実現しているのも総合学科ならではの特徴です。
久喜北陽高等学校の特長・アピールポイント
自分だけの時間割を作れる「総合学科」:最大の特長は、埼玉県で初めて設置された総合学科であることです。 約112もの講座の中から、自分の興味や進路に合わせて科目を選択し、オリジナルの時間割で学べます。 3つの専門的な「系列」:2年次からは「人文社会国際」「数理科学」「情報ビジネス」の3つの系列に分かれ、より専門的な学びを深めることができます。 多様な資格取得が可能:ITパスポート(国家資格)や簿記、秘書検定、英検など、将来に役立つ様々な資格取得を学校がサポートしてくれます。 活気あふれる部活動:全国レベルのチア部や山岳部をはじめ、多くの部活動が県大会以上で活躍しており、文武両道を実践できる環境です。 充実したキャリア教育:「産業社会と人間」という独自の科目などを通して、1年次から将来の生き方や働き方について考える機会が豊富に用意されています。 地域との連携が盛ん:チア部が「くき親善大使」を務めたり、小学生との交流事業に参加したりと、地域に根差した活動を積極的に行っています。 国際交流の機会:オーストラリアの姉妹校との交流や、イングリッシュサマーセミナーなど、グローバルな視野を広げるプログラムがあります。
久喜北陽高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「総合学科なので、自分の好きな科目や興味のある分野を深く学べるのが良い」 「部活動がとても盛んで、本気で打ち込める環境がある」 「学校行事が多く、クラスの団結力が高まる。体育祭や文化祭は本当に楽しい」 「食堂のメニューが美味しくて充実している」 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」
気になる点 「駅から遠いのが難点。徒歩だと30分近くかかる」 「校則が思ったより厳しい。特に頭髪検査が頻繁にある」 「毎週のように小テストがあるので、勉強が苦手だと少し大変かもしれない」 「部活動が全員加入制なので、やりたくない人には負担に感じるかもしれない」 「イベントでのスマホ使用禁止など、少し厳しいルールがある」
アクセス・通学
最寄り駅:JR宇都宮線・東武伊勢崎線「久喜駅」 アクセス方法: 久喜駅西口から徒歩約25〜30分 久喜駅西口からバスで約6〜10分、「北陽高校入口」または「久喜本」バス停下車、徒歩約3分
久喜北陽高等学校受験生へのワンポイントアドバイス