京都聖カタリナ高等学校は、緑豊かな京都府南丹市にキャンパスを構える、カトリックの教えを大切にする私立の共学の学校です。この学校の最大の魅力は、なんといっても全国的にも数少ない5年一貫の看護科があることでしょう。中学を卒業してすぐ、最短ルートで看護師という夢に向かって突き進める環境は、医療の道に進みたいと強く願う中学生にとって、非常に魅力的です。
京都聖カタリナ高等学校の基本情報
京都聖カタリナ高等学校の偏差値・難易度・併願校
看護科: 47普通科アドバンスコース: 42普通科キャリアコース: 39
京都聖カタリナ高等学校に設置されている学科・コース
看護科(5年一貫課程) どんなことを学ぶ?:高校の3年間と専攻科の2年間、合計5年間で看護師の国家試験合格を目指します。 基礎的な医療知識から、病院などでの臨地実習まで、実践的に看護を学びます。 どんな生徒におすすめ?:「絶対に看護師になりたい!」という強い気持ちを持っている人。できるだけ早く専門的な勉強を始め、医療の現場で活躍したい人におすすめです。
普通科 どんなことを学ぶ?:自分の興味や関心、進みたい進路に合わせて、専門的な学びを深めることができます。大学進学を目指すコースから、保育、福祉、スポーツ、調理、動物、PCスキルなど、多様な分野を探求できるコースまで用意されています。 どんな生徒におすすめ?:まだ将来の夢がはっきり決まっていないけれど、高校生活を通して自分の「好き」を見つけたい人。大学進学や専門学校、就職など、幅広い進路を考えている人におすすめです。
京都聖カタリナ高等学校の特色・校風
校則や学校の雰囲気 校則: 口コミを見ると「校則は厳しい」という声が比較的多いようです。特に身だしなみに関する指導はしっかりしている傾向があります。頭髪の染色やピアス、化粧などは禁止されています。 看護科は、将来医療現場に立つことを見据え、特に厳しい基準が設けられているようです。スマホの扱い: スマートフォンの校内への持ち込みは許可されていますが、校内での使用は原則として禁止されているようです。生徒たちの雰囲気: 少人数制ということもあり、生徒同士や先生との距離が近く、穏やかで真面目な生徒が多いと言われています。 いじめを許さないという強い方針を掲げており、生徒が安心して学校生活を送れるような環境づくりに力を入れています。アルバイト: 原則として禁止されていますが、家庭の事情などにより届け出をすれば許可される場合もあるようです。制服: 女子の制服は、清楚で上品なデザインが「かわいい」と評判です。男子の制服も、落ち着いたデザインで好印象です。土曜授業: 基本的に土曜授業はありませんが、学習会などが開かれることがあるようです。
京都聖カタリナ高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部
特に有名なのが女子バレーボール部です。全国大会の常連校として知られ、高いレベルでの活躍を目指す生徒が集まっています。他にもバスケットボール部や陸上競技部などがあり、それぞれの目標に向かって熱心に活動しています。 文化部
文化部も活発です。合唱部は、その美しいハーモニーで様々なコンクールで好成績を収めています。また、インターアクトクラブやボランティア部など、カトリックの学校らしい奉仕活動を中心とした部活動も盛んです。
イベント
文化祭(カタリナ祭): 毎年秋に開催される最大のイベントです。クラスごとの展示やステージ発表、模擬店などで大変盛り上がります。地域の方々も訪れ、学校全体が活気に包まれます。体育祭: クラス対抗で様々な競技に挑み、団結力を深めます。学年を超えて応援しあう姿が見られ、学校全体の一体感が生まれます。宗教行事: クリスマスには、ミサや聖歌の合唱など、カトリックの学校ならではの厳かで心温まる行事が行われます。命の尊さや感謝の気持ちを改めて考える貴重な機会となっています。修学旅行: 国内の様々な場所を訪れ、見聞を広めます。平和学習や文化体験など、学びの多いプログラムが組まれています。
京都聖カタリナ高等学校の進学実績
看護科の実績
看護科の生徒は、5年間の学びを経て看護師国家試験に臨みます。2023年度の国家試験合格率は100%を達成しており、就職希望者の就職決定率も100%と、非常に高い実績を誇っています。 卒業生の多くは、実習先であった地域の病院をはじめ、様々な医療機関で看護師として活躍しています。 普通科の進学先
普通科の卒業生は、4年制大学、短期大学、専門学校への進学や就職など、多様な進路を選択しています。 国公立大学: 国公立大学への進学者も出ています。私立大学: 京都産業大学、龍谷大学、佛教大学、京都光華女子大学、花園大学など、京都府内の大学を中心に多くの合格実績があります。 系列の聖カタリナ大学への進学の道もあります。その他: 専門学校へ進学し、保育士や介護福祉士、調理師などの専門職を目指す生徒も少なくありません。
進学サポート
少人数制の利点を活かし、生徒一人ひとりの学力や目標に合わせた個別指導が行われています。放課後の補習や長期休暇中の講習なども充実しており、着実に学力を伸ばすことができます。また、指定校推薦の枠も多く確保されており、多様な進路選択が可能です。
京都聖カタリナ高等学校の特長・アピールポイント
最短5年で看護師を目指せる「5年一貫看護科」
中学卒業後、すぐに専門的な看護教育をスタートでき、最短ルートで看護師国家試験の受験資格を得られるのは最大の強みです。 カトリック精神に基づく「こころの教育」
「誠実・高潔・奉仕」を校訓に掲げ、感謝の心や他者を思いやる心を育む人間教育を重視しています。 一人ひとりに寄り添う手厚いサポート体制
先生と生徒の距離が近く、学習面から生活面、進路の悩みまで、どんなことでも親身に相談に乗ってくれる温かい環境があります。 「好き」を見つけて伸ばせる普通科の多様な学び
大学進学はもちろん、保育・福祉・スポーツ・調理・動物・PCなど、興味関心に応じて専門的な知識や技術を学べるプログラムが充実しています。 地域社会と連携した探究学習
大学や専門学校、企業、行政などと協力し、社会との繋がりの中で学ぶ機会が豊富に用意されています。 全国レベルで活躍する女子バレーボール部
高い目標を掲げ、仲間と共に切磋琢磨できる環境は、スポーツに打ち込みたい生徒にとって大きな魅力です。 緑豊かな落ち着いた学習環境
南丹市の自然に囲まれた静かな環境で、日々の学習に集中して取り組むことができます。
京都聖カタリナ高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方がとても親身で、どんな相談にも乗ってくれる」という声が非常に多く聞かれます。 「看護師になりたいという夢を、最短で実現できる最高の環境だと思う」 「少人数なので、クラスの雰囲気が良く、いじめなども聞いたことがない」 「カトリックの学校ならではの行事があり、心が豊かになる気がする」 「制服がかわいいと友達から褒められる」 「部活動に熱心に取り組める環境がある」
気になる点 「校則が他の学校に比べて厳しいと感じることがある」という意見は少なくありません。 「最寄り駅から少し歩くので、アクセスが少し不便に感じる」 「学校周辺にはお店が少ない」 「施設の بعضの古さが気になる」という声もありますが、校舎の改修なども進められています。
アクセス・通学
最寄り駅 JR嵯峨野線「園部」駅 西口から徒歩約13分
バスでのアクセス JRバス「本町口」停留所下車 徒歩5分 京阪京都交通バス「栄町」バス停下車 徒歩3分
通学エリア
地元の南丹市や亀岡市、京丹波町からの通学者が多いですが、京都市内や京田辺市、さらには大阪府や兵庫県など、幅広いエリアから生徒が通っています。
京都聖カタリナ高等学校受験生へのワンポイントアドバイス