北海道本別高等学校は、1942年に十勝管内で2番目の旧制中学校として開校した、歴史と伝統のある学校です。「創意実践」という校訓のもと、生徒一人ひとりが主体的で豊かな高校生活を送れるよう、先生方が一丸となってサポートしています。地域に根ざしたアットホームな雰囲気の中で、自分のペースでじっくりと学びたいと考えている中学生にとって、北海道本別高等学校は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
北海道本別高等学校の基本情報
北海道本別高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値・内申点
普通科：52
同じくらいの偏差値の高校
札幌白石高等学校（普通科） 釧路江南高等学校（普通科） 旭川商業高等学校（各学科） 苫小牧南高等学校（普通科）
主な併願校
帯広大谷高等学校 白樺学園高等学校 帯広北高等学校
北海道本別高等学校に設置されている学科・コース
普通科 どんなことを学ぶ場所か：国語、数学、英語などの主要教科を中心に、基礎的・基本的な学力を定着させることを目指します。2年生からは進路希望に応じて科目を選択することができ、大学進学から就職まで、多様な進路実現に対応できるカリキュラムが組まれています。 どんな生徒におすすめか：高校卒業後の進路がまだ明確に決まっていない人や、幅広い分野の学習を通して自分の興味・関心を見つけたい人におすすめです。少人数制のため、一人ひとりの学習ペースに合わせた丁寧な指導が受けられます。
北海道本別高等学校の特色・校風
校風
キーワード：アットホーム、地域密着、少人数教育、落ち着いた雰囲気
学校生活に関する口コミ・評判
宿題の量 ：宿題の量は標準的か、やや少なめという声が多いようです。ただし、進学を目指す生徒向けの補習や課題が出されることもあります。校則 ：他の高校と比較して、標準的な厳しさと言えるでしょう。頭髪の染色やピアスなどは禁止されています。スマートフォンについては、持ち込みは可能ですが、使用時間や場所にはルールが定められています。生徒たちの雰囲気 ：真面目で落ち着いた生徒が多いという印象です。いじめは少ないという口コミが多く、安心して学校生活を送れる環境のようです。アルバイト ：原則として長期休業中や土日祝日に限り、学校の許可を得て行うことが可能です。制服 ：男子は黒の詰襟、女子は紺のブレザーにスカートです。十勝管内では「可愛い」「かっこいい」と評判が良いようです。土曜授業 ：基本的に土曜授業はありません。
北海道本別高等学校の部活動・イベント
部活動
全体の様子
運動部、文化部ともにバランス良く設置されています。生徒数が少ないため、部によっては他の高校との合同チームで大会に出場することもありますが、その分、学年を超えた強い絆が生まれるようです。 主な部活動 運動部 ：野球部、サッカー部、テニス部、バドミントン部、陸上競技部、弓道部、バスケットボール部、バレーボール部、剣道部文化部 ：吹奏楽部、美術部、放送局、新聞局、ボランティアクラブ同好会 ：茶道同好会、家庭科同好会
特筆すべき部活動 弓道部 ：全国大会への出場経験もあり、優秀な成績を収めています。吹奏楽部 ：地域のイベントでの演奏や定期演奏会など、活発に活動しており、コンクールでも金賞を受賞するなどの実績があります。ボランティアクラブ ：地域のひまわり迷路の運営に協力するなど、地域に根ざした活動を積極的に行っています。
イベント
学校祭（本高祭） ：最大のイベントで、クラスごとの出店やステージ発表で大変盛り上がります。一般公開もされ、地域住民も楽しみにしている行事の一つです。体育大会・球技大会 ：クラス対抗で様々な競技に熱中し、クラスの団結力を高めます。見学旅行（修学旅行） ：関西方面などを訪れ、歴史や文化を学びます。スキー学習 ：北海道ならではの行事で、冬の自然を満喫します。
北海道本別高等学校の進学実績
主な進学先
国公立大学
近年、国公立大学への合格者が増加傾向にあります。2025年3月の卒業生からは、室蘭工業大学や北海道教育大学旭川校などへ4名が合格しています。過去には、帯広畜産大学や小樽商科大学などへの進学実績もあります。 私立大学
北海学園大学、藤女子大学、日本赤十字北海道看護大学など、道内の主要私立大学への合格実績が多数あります。また、立教大学などの難関私立大学からの指定校推薦枠があることも魅力の一つです。 短期大学・専門学校
専門的な知識や技術を身につけるため、短期大学や専門学校へ進学する生徒も多くいます。医療、福祉、保育、調理、美容、IT、公務員など、分野は多岐にわたります。 就職
就職希望者の内定率は非常に高く、JR北海道や日本郵便、パナソニックといった大手企業や、地元の優良企業への就職実績があります。公務員試験に合格する生徒もいます。
進路サポート
北海道本別高等学校の特長・アピールポイント
地域と連携した探究学習「とかち創生学」
地域の課題発見・解決に取り組む探究活動です。この学びを通して、主体性や協働性、思考力を養います。就職や公務員試験の面接で高く評価されたという声もあり、実践的な力が身につきます。 少人数教育による手厚いサポート体制
1学年1クラスという小規模校の利点を最大限に活かし、生徒一人ひとりの個性や学習状況に合わせた、きめ細やかな指導を実現しています。先生との距離が近く、質問や相談がしやすい環境です。 地域連携特例校としての取り組み
2022年度から地域連携特例校となり、帯広柏葉高等学校の協力を得て教育活動を充実させています。また、遠隔授業配信システム「T-base」の受信校として、専門性の高い授業を受ける機会もあり、大学進学ニーズに手厚く応えています。 充実した経済的支援制度
「本別高校の教育を考える会」という組織があり、入学準備から卒業まで、経済的な負担を軽減するための様々な支援を行っています。これにより、生徒は安心して学業や部活動に打ち込むことができます。 海外研修プログラム
希望者はオーストラリアでの海外研修に参加することができます。異文化に触れ、国際感覚を養う貴重な機会となっています。
北海道本別高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が親身になって相談に乗ってくれるので、安心して学校生活が送れる」 「生徒数が少ない分、みんな顔見知りで、学年を超えて仲が良い」 「地域の人たちとの交流が多く、温かい雰囲気の中で成長できる」 「進学でも就職でも、先生が最後まで手厚くサポートしてくれる」 「学校祭などの行事がとても盛り上がり、クラスの団結力が強まる」
気になる点 「生徒数が少ないため、部活動の種類が限られることがある」 「体育館など、一部の施設が少し古いという意見がある」 「町の中心部から少し離れているため、アクセスが不便に感じる人もいるかもしれない」
アクセス・通学
公共交通機関 道の駅「ステラ★ほんべつ」から徒歩約20分
通学エリア
本別町内から通学する生徒が大多数ですが、遠距離通学バスが運行されているため、足寄町や陸別町など近隣の町から通学している生徒もいます。
北海道本別高等学校受験生へのワンポイントアドバイス
