北海道滝川高等学校は、1929年(昭和4年)に創立された歴史と伝統のある進学校です。90年以上の長きにわたり、地域社会をはじめ国内外で活躍する多くの優れた人材を輩出してきました。北空知を代表する中核校として、生徒一人ひとりの高い志を育み、未来を切り拓く力の育成に力を注いでいます。
北海道滝川高等学校の基本情報
北海道滝川高等学校の偏差値・難易度・併願校
理数科:64 普通科:54
滝川市 :滝川藤女子高等学校 旭川市 :旭川実業高等学校、旭川龍谷高等学校、旭川明成高等学校
北海道滝川高等学校に設置されている学科・コース
普通科 どんなことを学ぶ場所か:2年生から文系・理系に分かれ、多様な進路希望に柔軟に対応するカリキュラムで学びます。基礎学力の定着を重視しつつ、応用力・実践力を養い、国公立大学や私立大学への進学を目指します。 どんな生徒におすすめか:文系・理系を問わず、幅広い分野に興味があり、自分の進路をじっくりと考えたい人におすすめです。
理数科 どんなことを学ぶ場所か:スーパーサイエンスハイスクール(SSH)として、大学や研究機関と連携した専門性の高いプログラムが特徴です。 観察・実験・探究活動を通して、科学的な思考力と実践力を深く養います。 どんな生徒におすすめか:理科や数学が特に好きで、将来は科学・技術分野や医療系の道に進みたいと考えている探究心旺盛な人におすすめです。
北海道滝川高等学校の特色・校風
校風のキーワード :自主自律、文武両道、地域の中核宿題の量 :進学校ということもあり、日々の予習・復習は欠かせず、量は少なくないという声が多いようです。特に理数科や上位の大学を目指す生徒は、自主的な学習が求められます。校則 :明確な校則がないことで知られています。 「自主自律」の精神のもと、服装や髪型なども生徒自身の判断に委ねられています。 ただし、自由には責任が伴うという考え方が根底にあります。スマホの利用 :朝のHRから帰りのHRまでは使用できず、電源を切ることになっています。生徒たちの雰囲気 :真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、学校祭などの行事では非常に活発になり、一体感が生まれるようです。文武両道を実践し、勉強にも部活動にも一生懸命取り組む生徒が多い印象です。アルバイト :届け出を提出すれば可能です。制服 :制服はなく、私服での通学となります。 生徒たちは思い思いの服装で学校生活を送っています。土曜授業 :オープンスクールや全校集会などで土曜日に授業が行われることがあります。
北海道滝川高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部
特に陸上部、スキー部、ラグビー部、ボート部などが強豪として知られ、全国大会の常連です。充実した練習環境のもと、高いレベルで競技に打ち込むことができます。 文化部
吹奏楽局、放送局、書道部などが活発に活動しています。吹奏楽局は定期演奏会を開催するなど、地域に根差した活動も行っています。 また、SSH指定校ならではの科学系の部活動も充実しています。
イベント
学校祭(滝高祭)
毎年7月に行われる最大のイベントです。クラスごとの出店やステージ発表、体育館でのパフォーマンスなど、数日間にわたって盛大に開催されます。生徒が中心となって企画・運営し、学校全体が熱気に包まれます。 体育祭
学校祭と並行して行われ、クラス対抗で様々な競技に臨みます。学年の垣根を越えて応援に熱が入り、クラスの団結力が一層深まります。 修学旅行
2年生の10月に関西方面などを訪れることが多いようです。 古都の歴史や文化に触れ、仲間との絆を深める貴重な機会となっています。 雪中行事
冬には1・2年生を対象に雪中行事が行われ、北海道の高校ならではの体験ができます。
北海道滝川高等学校の進学実績
国公立大学
北海道大学をはじめ、小樽商科大学、室蘭工業大学、北海道教育大学など、道内の主要な国公立大学に毎年多数の合格者を出しています。 旭川医科大学など、医学部への進学者もいます。 難関私立大学
早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学、MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)、関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)といった全国の難関私立大学にも合格実績があります。 その他の進路
多くの生徒が大学進学を目指しますが、看護専門学校や各種専門学校、公務員、民間企業への就職など、多様な進路を選択する生徒もいます。
北海道滝川高等学校の特長・アピールポイント
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校
文部科学省からSSHの指定を受けており、理数科だけでなく学校全体で先進的な科学教育を受けることができます。 大学教授による講義や最先端の研究に触れる機会が豊富にあります。 自主性を育む「校則のない」自由な校風
「自主自律」を教育の柱とし、生徒自身の判断を尊重する校風が根付いています。 この自由な環境が、生徒一人ひとりの責任感と主体性を育みます。 90年以上の歴史と伝統
1929年の創立以来、地域社会に貢献する多くの卒業生を輩出してきました。 長い歴史の中で培われた伝統と、卒業生の幅広いネットワークは大きな財産です。 活発な部活動と学校行事
「文武両道」を実践し、多くの部活動が全道・全国レベルで活躍しています。 生徒が主体となって作り上げる学校祭などの行事も大変盛り上がり、充実した高校生活を送ることができます。 地域と連携した探究学習
SSH事業の一環として、地域の自然や企業、施設などをフィールドとした探究活動を積極的に行っています。 地域社会への理解を深め、実践的な課題解決能力を養うことができます。
北海道滝川高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「自主自律の校風で、のびのびと学校生活が送れる」という声が非常に多いです。 「先生方が熱心で、進路相談にも親身に乗ってくれる」 「SSHの活動は貴重な経験になった。科学好きにはたまらない環境」 「学校祭や体育祭が本当に楽しく、最高の思い出ができた」 「優秀な友人に囲まれて、勉強へのモチベーションが上がった」
気になる点 「駅から少し距離があり、特に冬の通学が大変」という意見があります。 「校舎が少し古い部分がある」 「自由な校風だからこそ、自分を律することができないと流されてしまう可能性がある」 「国公立大学を重視する傾向があり、私立大学志望者へのサポートが少し手薄に感じる」という声も一部で見られます。
アクセス・通学
最寄り駅 :JR「滝川駅」滝川駅から徒歩で約20〜25分。 滝川ターミナル(駅前)から中央バス「滝の川団地行き(滝新線)」に乗車し、「滝川高校前」バス停で下車(約6分)、そこから徒歩すぐです。
通学エリア
滝川市内の生徒はもちろんですが、中空知全域(砂川市、芦別市、赤平市、新十津川町、雨竜町など)から多くの生徒がJRやバスを利用して通学しています。
北海道滝川高等学校受験生へのワンポイントアドバイス