岩手県立南昌みらい高等学校は、盛岡南高校と不来方高校が統合し、2025年4月に誕生した新しい学校です。 これまでの歴史と伝統を受け継ぎながら、「未来」を切り拓く人材を育てることを目指しています。校舎は旧不来方高校のものを活用し、新たな歴史を刻み始めています。
南昌みらい高等学校の基本情報
南昌みらい高等学校の偏差値・難易度・併願校
南昌みらい高等学校に設置されている学科・コース
文理学系 どんなことを学ぶ場所か:文系・理系の幅広い学問分野をバランスよく学び、国公立大学や難関私立大学への進学を目指します。探究活動などを通して、論理的思考力や問題解決能力を養います。 どんな生徒におすすめか:特定の分野に絞りきれないけれど、大学進学を強く希望している人や、幅広い知識を身につけたい人におすすめです。
芸術学系 どんなことを学ぶ場所か:音楽や美術・工芸といった芸術分野の専門的な知識と技術を学びます。 実技指導が充実しており、感性や表現力を磨くことができます。 どんな生徒におすすめか:音楽大学や美術大学への進学を目指している人や、将来、芸術分野での活躍を夢見ている人におすすめです。
外国語学系 どんなことを学ぶ場所か:英語をはじめとする外国語の運用能力を高め、異文化理解を深めます。 実践的なコミュニケーション能力を身につけるための授業が豊富です。 どんな生徒におすすめか:国際関係の学部への進学を考えている人や、将来、海外で活躍したいという強い意志を持っている人におすすめです。
スポーツ科学学系 どんなことを学ぶ場所か:競技力の向上はもちろん、スポーツ科学に基づいた理論やトレーニング方法、身体の仕組みなどを学びます。 どんな生徒におすすめか:トップアスリートを目指している人や、体育系の大学への進学、将来スポーツに関わる仕事に就きたいと考えている人におすすめです。
南昌みらい高等学校の特色・校風
校風のキーワード:個性尊重、文武両道、グローバル、探究学習 宿題の量:学系や選択科目によって異なりますが、日々の予習・復習が欠かせないため、一定量の課題が出されることが予想されます。特に大学進学を目指す文理学系では、量は多めになる傾向があるでしょう。 校則:統合前の高校の校則を参考にしつつ、新しい学校にふさわしいものに見直されています。口コミによると、比較的自由な雰囲気がある一方で、基本的なルールは守るという姿勢が求められるようです。 スマートフォンの使用については、校内でのルールが定められていますが、多くの生徒がマナーを守って利用しているとの声があります。 生徒たちの雰囲気:4つの専門的な学系があるため、様々な興味や目標を持った生徒が集まります。 そのため、多様な価値観に触れることができ、刺激的な学校生活が送れるでしょう。真面目に学習に取り組む生徒が多い一方で、部活動や学校行事に熱中する活発な生徒も多く、バランスの取れた雰囲気のようです。 アルバイト:原則として禁止されていませんが、学業との両立が前提となります。長期休暇中など、届け出をすれば可能な場合が多いようです。 制服:新しい制服は、スクールカラーの「浅葱色(あさぎいろ)」を取り入れた、品のあるブレザースタイルで、評判は上々のようです。 イギリスの伝統的なタータンチェックのスカートやスラックスが特徴的です。 土曜授業:進学補習や模擬試験などで、土曜日に授業や活動が行われることがあります。
南昌みらい高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部
特に、カヌー部、ボクシング部、ハンドボール部、ホッケー部などは全国大会の常連として知られています。また、硬式野球部、サッカー部、ラグビー部、バスケットボール部、バレーボール部なども県内では強豪校として常に上位の成績を収めています。 活気があり、高いレベルでスポーツに打ち込みたい生徒にとっては最高の環境と言えるでしょう。 文化部
音楽部や吹奏楽部は定期演奏会を開催するなど、活発に活動しています。 美術部や工芸部、書道部なども各種コンクールで高い評価を得ています。 また、外国語研究部など、学系の特色を活かしたユニークな部活動も存在します。
イベント
南昌祭(文化祭):毎年夏に開催される文化祭は、一般公開もされ、地域でも評判のイベントです。 各クラスや文化部による展示、発表、模擬店などで大変な盛り上がりを見せます。 体育祭:クラス対抗で様々な競技に熱中し、クラスの団結力が一層深まる行事です。 修学旅行:関西方面などを訪れ、歴史や文化を学びながら、友人との絆を深める貴重な機会となっています。
南昌みらい高等学校の進学実績
国公立大学:岩手大学、岩手県立大学をはじめとする地元の国公立大学に多数の合格者を輩出。また、東北大学などの難関大学や、全国の国公立大学にも合格者を出しています。 難関私立大学:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学や、MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)、関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)といった難関私立大学にも安定して合格者を出しています。 その他の進路:大学進学だけでなく、専門学校への進学や、公務員、民間企業への就職など、生徒の多様な進路希望に対応しています。
南昌みらい高等学校の特長・アピールポイント
4つの専門的な「学系」制度:普通科でありながら、文理、芸術、外国語、スポーツ科学という専門分野を深く学べる環境は、県内でも随一です。 自分の興味関心を最大限に伸ばすことができます。 充実した施設・設備:旧不来方高校の校舎を改修し、最新の学習環境が整えられています。 特に芸術学系やスポーツ科学学系の施設は専門性が高く、本格的な活動が可能です。 活発な部活動:全国レベルで活躍する部活動が多数あり、高い目標を持って文武両道を目指せる環境です。 探究活動の重視:全校を挙げて探究活動に力を入れています。 自分で課題を見つけ、情報を集め、分析し、発表する力を養うことは、大学入試やその先の社会で生きる力に繋がります。 新しい学校文化を創る経験:2025年に開校したばかりの新しい学校なので、生徒自身が学校の歴史や伝統を創り上げていくという、他ではできない貴重な経験ができます。 洗練された新しい制服:スクールカラーの「浅葱色」をアクセントにした新しい制服は、生徒からも人気が高く、誇りを持って着用できるデザインです。 地域との連携:学校の西方に位置する南昌山に由来する校名にも表れているように、地域との繋がりを大切にしています。
南昌みらい高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「自分のやりたいことに合わせて専門的な学系を選べるのが魅力的」 「新しい校舎や制服が綺麗で、気持ちよく学校生活を送れそう」 「部活動がとても盛んで、高いレベルで挑戦できるのが良い」 「先生方が熱心で、進路相談にも親身に乗ってくれそう」 「学校行事が楽しそうで、充実した高校生活が送れそう」
気になる点 「新しい学校なので、進学実績がまだ分からないのが少し不安」 「専門的な学系がある分、入学後のミスマッチがないか心配」 「駅から少し歩くので、雨の日などは少し大変かもしれない」 「人気が高く、入試の倍率が高くなるのではないか」
アクセス・通学
最寄り駅:JR東北本線「矢幅駅」 アクセス方法: 矢幅駅東口から徒歩約14〜15分 矢巾町市街地循環バス「矢幅駅周辺循環」で、「不来方高校前」下車
南昌みらい高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

