名古屋市立北高等学校は、名古屋市北区に位置し、60年以上の歴史を持つ伝統ある公立高校です。生徒一人ひとりの可能性を伸ばすことを目指し、「自主・自律」の精神を重んじた教育が行われています。そんな名古屋市立北高等学校は、自由な校風でのびのびと学校生活を送りたい生徒に人気の学校です。
名古屋市立北高等学校の基本情報
名古屋市立北高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科:53 国際理解コース:54
名城大学附属高等学校 中京大学附属中京高等学校 愛知工業大学名電高等学校 高蔵高等学校 市邨高等学校
名古屋市立北高等学校に設置されている学科・コース
普通コース 大学進学を目指す生徒が多く在籍する、標準的なコースです。2年生からは文系・理系に分かれ、さらに国公立大学や難関私立大学を目指す生徒を対象とした「特進クラス」も設置されます。特進クラスでは、よりハイレベルな教材を使ったり、補習や講座が充実していたりと、目標実現に向けた手厚いサポートが受けられます。
国際理解コース 英語コミュニケーション能力の育成や異文化理解に力を入れているコースです。 英語の4技能(読む・書く・聞く・話す)を総合的に学ぶ授業や、外国人講師とのティーム・ティーチングなど、特色あるカリキュラムが組まれています。 海外研修旅行や留学生との交流も盛んで、グローバルな視野を広げたい、将来は海外で活躍したいという生徒におすすめです。
名古屋市立北高等学校の特色・校風
宿題の量 宿題の量は、他の進学校と比較すると「標準的」または「やや少なめ」という声が多いようです。ただし、特進クラスや国際理解コースでは、課題が多くなる傾向があります。自主的に学習を進める姿勢が求められます。
校則 校則は、他の市立高校と比べると「やや厳しい」と感じる生徒もいるようです。 特にスマートフォンの使用に関しては、朝のSHRから帰りのSHRが終わるまでは電源をオフにするという決まりがあります。 一方で、髪型については比較的自由度が高いようです。 服装は制服があり、2024年度から新しいデザインに一新されました。
生徒たちの雰囲気 真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、行事や部活動には全力で取り組む活発な一面も持ち合わせています。まさに文武両道を体現している生徒が多いと言えるでしょう。「自主・自律」の精神が根付いており、生徒が主体となって学校生活を創り上げていく雰囲気があります。
アルバイト アルバイトは原則として禁止されていますが、家庭の事情など特別な理由がある場合は、許可を得て行うことが可能です。
制服の評判 2024年度から新しい制服にリニューアルされました。新しい制服は、現代的でスタイリッシュなデザインが取り入れられており、生徒からの評判も上々のようです。特に女子生徒からは「かわいい」と人気があります。
土曜授業 土曜授業は基本的にありません。
名古屋市立北高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 特に、男子バレーボール部、男子バスケットボール部、バドミントン部などは部員数が多く、活発に活動しています。 体育館が2つあり、トレーニングルームも完備されているなど、施設が充実しているのも魅力です。
文化部 文化部では、音楽部、美術部、放送部などが人気です。 放送部は全国大会に出場するなど、高い実績を誇っています。また、ハンドメイド部や漫画研究同好会、英語同好会など、ユニークな部活動や同好会も存在します。
イベント
北高祭(文化祭・体育祭) 7月に体育祭、9月に文化祭が開催されます。 特に文化祭は、クラスごとの企画や有志によるステージ発表、部活動の展示など、生徒が主体となって創り上げる一大イベントです。 準備期間から当日にかけて、学校全体が一体感と熱気に包まれます。
修学旅行・海外研修旅行 2年生の10月には、普通コースは修学旅行、国際理解コースは海外研修旅行が実施されます。 これらの旅行は、生徒たちにとって高校生活の忘れられない思い出となるようです。
その他 1年生を対象とした野外合宿(普通コース)やEnglish camp(国際理解コース)、遠足、スポーツデーなど、年間を通して様々な行事が企画されています。
名古屋市立北高等学校の進学実績
国公立大学 愛知教育大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、愛知県立大学、岐阜大学、三重大学など、東海地方の国公立大学を中心に合格者を出しています。
難関私立大学 南山大学、中京大学、名城大学、愛知大学などの地元有名私立大学に多くの生徒が進学しています。 また、関西大学、関西学院大学、青山学院大学といった、東海地方以外の難関私立大学への合格実績もあります。
その他の進路 4年制大学への進学が最も多いですが、短期大学や専門学校へ進む生徒や、公務員として就職する生徒もいます。
名古屋市立北高等学校の特長・アピールポイント
未来の国際人を育てる「国際理解コース」 英語力を集中的に高め、異文化理解を深めるための専門コースがあるのは大きな特長です。海外研修旅行や留学生との交流を通じて、実践的な国際感覚を養うことができます。
目標に合わせた学びができる「特進クラス」 2年生から国公立大学や難関私立大学を目指す生徒のために特進クラスが設置されます。 通常のクラスとは異なるハイレベルな授業や手厚いサポートで、志望校合格を力強くバックアップします。
生徒が主役で盛り上がる「北高祭」 文化祭と体育祭を合わせた「北高祭」は、生徒たちの自主性が存分に発揮される学校最大のイベントです。クラスや部活の仲間と協力して創り上げる経験は、かけがえのない思い出になります。
自主・自律を重んじる自由な校風 校則はありますが、基本的には生徒の自主性を尊重する雰囲気があります。自分で考えて行動することが求められる環境で、自律した人間へと成長できます。
充実した部活動と施設 運動部・文化部ともに多くの種類があり、活発に活動しています。 体育館が2つ、トレーニングルームも完備されるなど、思う存分部活動に打ち込める環境が整っています。
親身な進路指導体制 カフェ風の入りやすい進路指導室や、専門のキャリアナビゲーターの配置など、生徒が気軽に相談できる環境が整っています。 大学模擬授業や職業人イベントなど、進路について考える機会も豊富です。
新しくなったスタイリッシュな制服 2024年度から制服がリニューアルされ、生徒からも好評です。新しい制服で心機一転、高校生活をスタートできるのも魅力の一つです。
名古屋市立北高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「自由な校風でのびのびと過ごせる」という声が非常に多いです。生徒の自主性を尊重してくれるため、自分たちで考えて行動したい人には最適な環境のようです。 「行事がとても楽しい」「北高祭は本当に盛り上がる」といった、学校行事に関するポジティブな口コミが目立ちます。クラスの団結力が高まり、最高の思い出になると評判です。 「国際理解コースが魅力的」「留学制度が整っている」など、グローバル教育に関する評価が高いです。 「部活動が盛んで、文武両道ができる」という意見も多く、勉強だけでなく部活にも全力で打ち込みたい生徒から支持されています。 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」といった、進路サポートの手厚さに関する声もあります。
気になる点 「最寄り駅から少し遠い」という意見は多く見られます。多くの生徒がバスや自転車を利用して通学しているようです。 「校舎や施設が少し古い」という声も一部あります。しかし、体育館が2つあるなど、施設が充実している面もあります。 「自由な校風だからこそ、自己管理ができないと流されてしまう」という指摘もあります。自主・自律の精神が求められる学校と言えるでしょう。 「校則が思ったより厳しい」と感じる生徒もいるようです。特にスマートフォンの使用ルールについては、入学前に確認しておくと良いでしょう。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス 名古屋市立北高等学校は、特定の鉄道駅から徒歩圏内という立地ではありません。そのため、多くの生徒が市バスや自転車を利用して通学しています。 地下鉄名城線「黒川」駅から市バスで約20分、「新沼町」バス停下車、徒歩約3分。 地下鉄鶴舞線・名鉄犬山線「上小田井」駅から市バスで約20分、「如意車庫前」バス停下車、徒歩約5分。 JR・名鉄・地下鉄「大曽根」駅から市バスで約30分、「如意車庫前」バス停下車、徒歩約5分。
通学エリア 学校が位置する名古屋市北区の生徒はもちろん、西区、東区、守山区など、名古屋市内の広いエリアから生徒が通学しています。また、春日井市や小牧市、北名古屋市といった近隣の市から通う生徒もいます。
名古屋市立北高等学校受験生へのワンポイントアドバイス