名城大学附属高等学校は、名古屋市中村区に位置し、長い歴史と革新的な教育を両立させている、愛知県でも最大規模を誇る私立高校です。多彩な学科・コース設定と、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出す「探究学習」を大きな柱としており、毎年多くの受験生から高い人気を集めています。名城大学の附属校という強みを活かしながらも、国公立大学や難関私立大学への進学実績も豊富で、多様な進路希望に対応できる懐の深さが魅力です。
名城大学附属高等学校の基本情報
名城大学附属高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科 特別進学クラス: 66 普通科 スーパーサイエンスクラス: 66 普通科 一般進学クラス: 61 普通科 国際クラス: 56 総合学科: 56
名城大学附属高等学校に設置されている学科・コース
普通科 特別進学クラス
国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指すコースです。質の高い授業と手厚い進路指導で、確かな学力を養成します。 普通科 スーパーサイエンスクラス
文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定を受けており、科学的な探究活動に重点を置いたコースです。大学や研究機関と連携した本格的な研究活動ができます。 普通科 一般進学クラス
名城大学への進学を視野に入れつつ、幅広い進路に対応できる学力を身につけるコースです。探究型学習を通して、主体的に学ぶ姿勢を養います。 普通科 国際クラス
高い英語力と国際感覚を養うことを目的としたコースです。海外研修や留学生との交流など、グローバルな学びの機会が豊富に用意されています。 総合学科
「数理」「社会探究」「地域交流」「ビジネス」の4つの系列から、興味関心に応じて科目を選択し、専門性を深める学科です。体験的な学習が多いのが特徴です。
名城大学附属高等学校の特色・校風
宿題の量:コースによって差があるようですが、全体的には標準的か、やや多めという声が見られます。特に進学系のクラスでは、日々の予習・復習が欠かせないようです。 校則:他の私立高校と比較すると、厳しすぎず緩すぎず、といった印象です。スマホの校内での使用は原則禁止で、朝にロッカーに預ける決まりになっています。 服装検査は定期的に行われるようです。 生徒たちの雰囲気:生徒数が2000人を超えるマンモス校ということもあり、真面目に勉強に打ち込む生徒から、部活動や学校行事に熱中する生徒まで、実に多様な生徒が集まっています。 明るく活発な生徒が多いという口コミが見られます。 アルバイト:原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可制で可能になることもあるようです。 制服の評判:知的で落ち着いた印象を与える茶系のブレザーが特徴的です。 다만、デザインについては好みが分かれるようで、「可愛い」という声もあれば、「少し地味」といった意見も見られます。 2025年度入学生から一部デザインが変更される予定です。 土曜授業:基本的には土曜日は休みのようですが、模試や特別な講座などが行われることがあります。
名城大学附属高等学校の部活動・イベント
部活動
特に実績が豊富な部活動 陸上競技部:全国大会の常連で、数々の実績を誇ります。 柔道部:男女ともに強豪として知られ、全国大会で活躍しています。 ダンス部:全国大会で入賞するなど、高いレベルで活動しています。 メカトロ部:ロボットコンテストなどで優秀な成績を収めています。
珍しい部活動 ウエイトリフティング部:全国大会に出場するなど、本格的な活動を行っています。
イベント
名城オリンピック(6月):体育祭にあたるイベントで、3日間にわたって様々な競技が行われます。 クラス対抗で優勝を目指し、学校全体が一体となる一大イベントです。 文化祭(9月):各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表、ステージパフォーマンスを繰り広げます。 修学旅行:コースごとに特色ある研修が行われます。スーパーサイエンスクラスはハワイ、国際クラスはニュージーランド、総合学科は台湾など、探究活動と結びついた内容が特徴です。
名城大学附属高等学校の進学実績
国公立大学:名古屋大学10名、名古屋工業大学9名、愛知教育大学9名、北海道大学3名など、2025年春には合計で100名を超える合格実績をあげています。 難関私立大学:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学などの首都圏の難関大学や、南山大学、同志社大学、立命館大学といった東海・関西の有名私立大学にも多くの合格者を出しています。 名城大学への内部進学:例年、卒業生の約3分の1が附属校対象の特別推薦制度を利用して名城大学へ進学しています。 この制度では、名城大学への入学資格を確保したまま、国公立大学の一般選抜に挑戦することも可能です。
名城大学附属高等学校の特長・アピールポイント
「探究の名城」と呼ばれる先進的な探究学習:1年生から「課題の設定」「情報の収集」「整理・分析」「まとめ・表現」というサイクルを繰り返し、主体的に学ぶ力を徹底的に鍛えます。 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)としての高度な理数教育:大学や企業と連携した本格的な研究活動を通して、科学的思考力や創造性を養います。 多彩な国際交流プログラム:海外修学旅行やオーストラリアでの希望者研修、留学生の受け入れなど、グローバルな視野を広げる機会が豊富に用意されています。 充実した施設・設備:8階建てエスカレーター付きの校舎や、2つの体育館、室内温水プール、全天候型のグラウンドなど、学習や部活動に集中できる環境が整っています。 名城大学との高大連携:大学の講義を聴講したり、学部説明会に参加したりと、附属校ならではのプログラムを通して、早期から大学での学びを体験できます。 県内最大級の生徒数:2000人を超える生徒が在籍するマンモス校ならではの多様性の中で、多くの仲間と出会い、互いに高め合うことができます。 手厚い進路サポート体制:名城大学への推薦制度はもちろん、国公立大学や難関私立大学を目指す生徒へのサポートも充実しており、多様な進路実現が可能です。
名城大学附属高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって質問や相談に乗ってくれる」という声が多く、学習面でのサポートの手厚さが評価されています。 「施設が綺麗で充実している。特に体育館やプールは素晴らしい」と、学習環境を高く評価する意見が目立ちます。 「生徒数が多いため、色々なタイプの友人ができ、視野が広がった」というマンモス校ならではのメリットを挙げる声も多いです。 「部活動が盛んで、本気で打ち込める環境がある」と、部活動に力を入れたい生徒からの満足度が高いようです。 「名城大学への進学という選択肢があるのは、精神的な安心感につながる」という意見も見られます。
気になる点: 「校則が少し厳しいと感じる。特にスマートフォンの使用制限は不便」という声が一定数あります。 「マンモス校なので、先生の目が行き届きにくいことがあるかもしれない」という懸念を示す意見もあります。 「文化祭などの行事が、他の高校と比べると少し地味に感じる」という口コミも見られました。 「私立なので、やはり学費や制服代などが高い」という金銭的な負担に関する声もあります。
アクセス・通学
名鉄名古屋本線「東枇杷島」駅下車、徒歩約5分 名鉄名古屋本線「栄生」駅下車、徒歩約8分 JR「枇杷島」駅下車、徒歩約20分 名古屋市営バス「新富町」バス停下車、徒歩約2分
名城大学附属高等学校受験生へのワンポイントアドバイス