和洋九段女子高等学校は、130年近い歴史と伝統を誇る、東京都心に位置する私立の女子校です。 創立以来、「和魂洋才」の精神を受け継ぎ、日本の伝統文化を大切にしながら、国際社会で活躍できる女性の育成を目指しています。 校訓に「先を見て齊(ととの)える」を掲げ、変化の激しい社会の中でも、常に先を見据えて自分を律し、未来を切り拓く力を養うことを大切にしています。
和洋九段女子高等学校の基本情報
和洋九段女子高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値
グローバルコース : 52本科コース・サイエンスコース : これから新設されるコースのため、偏差値情報はまだ出ていませんが、グローバルコースと同程度か、専門性に応じて多少変動する可能性があります。
難易度のイメージと内申点の目安
主な併願校
駒込高等学校 順天高等学校 淑徳巣鴨高等学校 東洋大学京北高等学校 日本大学豊山女子高等学校
和洋九段女子高等学校に設置されている学科・コース
グローバルコース
英語力を集中的に高め、国際的な視野を養うことに特化したコースです。ネイティブ教員による少人数での授業や、海外姉妹校との交流、留学プログラムなどが充実しており、将来、海外で活躍したい人や語学力を活かした大学進学を目指す人におすすめです。 サイエンスコース
理数系の分野に興味がある生徒のためのコースです。実験や探究活動を多く取り入れた授業で、科学的な思考力や問題解決能力を養います。 医療系や看護系、理工系の大学への進学を考えている生徒に最適です。 本科コース
幅広い教養と基礎学力をバランスよく身につけ、多様な進路希望に対応するコースです。PBL(課題解決型)授業を通して主体的に学ぶ力を育みながら、自分の興味や関心に合わせて多彩な選択科目を選ぶことができます。まだ将来の夢がはっきりと決まっていない人でも、ここで学びながら自分の可能性を見つけることができるでしょう。
和洋九段女子高等学校の特色・校風
宿題の量 : 口コミを見ると、「宿題や課題はやや多め」という声が見られます。特に、日々の小テストや提出物など、コツコツと努力することが求められるようです。しかし、その分、基礎学力がしっかりと身につくというポジティブな意見も多くあります。校則 : 校則は「やや厳しめ」という評判が多いようです。特に、服装や頭髪、スマートフォンの使用に関するルールは細かく定められています。校内でのスマホ使用は原則禁止で、朝に預ける決まりになっているという声がありました。 हालांकि、こうした規律ある環境が、学習に集中できる雰囲気を作っているとも言えます。生徒たちの雰囲気 : 「真面目で落ち着いた生徒が多い」という印象が強いようです。女子校ならではの和気あいあいとした雰囲気の中で、お互いを尊重し合える人間関係が築かれています。いじめが少ないという口コミも多く、安心して学校生活を送れる環境と言えるでしょう。アルバイト : アルバイトは原則として禁止されています。学業に専念することが第一と考えられています。制服 : 2017年にリニューアルされた制服は、品があり可愛らしいと評判です。 ブレザーにジャンパースカートという伝統的なスタイルを基調としながらも、現代的なデザインが取り入れられています。スカートに加えてスラックスも選択できる点が好評です。土曜授業 : 土曜授業は基本的にありません。週5日制で、週末は部活動や自分の時間にしっかりと打ち込めるようになっています。
和洋九段女子高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
体育祭(6月) : クラス対抗で様々な競技に挑みます。学年を超えて応援に熱が入り、学校全体が一体となる一日です。文化祭(9月) : 「いなほ祭」という名称で親しまれ、各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表、パフォーマンスを披露します。 準備期間から当日にかけて、生徒たちの自主性や協調性が大いに発揮されます。修学旅行 : 高校2年生の修学旅行では、広島・京都を訪れます。 平和学習や文化遺産の見学を通して、日本の歴史と文化について深く学びます。その他にも、中学3年生での海外修学旅行や、希望者対象のオーストラリア語学研修など、グローバルな体験ができる機会も豊富に用意されています。
和洋九段女子高等学校の進学実績
最新の大学進学実績
国公立大学 : 埼玉大学などへの合格実績があります。難関私立大学(GMARCHなど) : 青山学院大学、学習院大学、法政大学など、GMARCHレベルの大学に毎年コンスタントに合格者を出しています。その他 : 和洋女子大学への推薦制度もあり、多くの生徒が進学しています。その他、大妻女子大学や学習院女子大学など、様々な女子大学への進学実績も豊富です。 指定校推薦枠も多く確保されているようです。
進学サポート
和洋九段女子高等学校の特長・アピールポイント
「PBL(課題解決型)授業」で主体性を育む
全教科でPBL型授業を導入しており、生徒が主体的に課題を発見し、仲間と協力しながら解決策を探究する力を養います。 この学びを通して、思考力や表現力、協働性が自然と身につきます。 伝統文化を学ぶ「和」の教育
礼法や茶道、華道といった日本の伝統文化を学ぶ授業がカリキュラムに組み込まれています。 グローバル化が進む現代だからこそ、自国の文化を深く理解し、美しい所作や相手を敬う心を学びます。 充実したグローバル教育プログラム
オーストラリアの姉妹校への交換留学制度をはじめ、海外研修の機会が豊富に用意されています。 グローバルコースでは、英語でのディスカッションなどを通して、世界で通用するコミュニケーション能力を磨きます。 最新のICT環境と未来志向の学び
生徒一人ひとりがタブレットを持ち、授業で活用しています。 また、大型スクリーンを備えた「FUTURE ROOM」など、最新のICT設備が整っており、先進的な学びを実践できる環境です。 都心にありながら緑豊かな学習環境
最寄りの九段下駅から徒歩約3分という交通至便な立地ながら、周辺には千鳥ヶ淵や靖国神社などがあり、落ち着いた緑豊かな環境で学ぶことができます。
和洋九段女子高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点
「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」という声が非常に多いです。学習面だけでなく、学校生活全般にわたって手厚いサポートが受けられるようです。 「施設が綺麗で学習環境が整っている」という点も高く評価されています。2014年に完成した新校舎は、明るく開放的で過ごしやすいと評判です。 「落ち着いた生徒が多く、いじめも少ないので安心して通える」という口コミも多数見られます。女子校ならではの穏やかな雰囲気の中で、充実した学校生活を送りたい生徒には最適な環境と言えるでしょう。 「伝統文化を学べる機会が貴重」という意見もあります。礼法の授業などを通して、社会に出てからも役立つマナーや教養が身につくと好評です。
気になる点
「校則が厳しい」と感じる生徒は少なくないようです。特に、スマートフォンやSNSの使用に関するルールは厳格で、窮屈に感じるという声もあります。 「宿題や小テストが多い」という意見も見られます。日々の学習習慣が身についていないと、少し大変に感じるかもしれません。 「駅から少し坂道がある」という点を挙げる声もありました。複数の駅からアクセス可能ですが、坂道を歩くのが苦手な人は、一度実際に歩いてみると良いかもしれません。
アクセス・通学
東京メトロ 東西線・半蔵門線、都営新宿線「九段下駅」7番出口より徒歩 約3分 JR総武線「飯田橋駅」より徒歩 約8分 東京メトロ 有楽町線・南北線、都営大江戸線「飯田橋駅」より徒歩 約8分 都営三田線「神保町駅」より徒歩 約8分
和洋九段女子高等学校受験生へのワンポイントアドバイス