埼玉県立小川高等学校は、1925年(大正14年)に開校した歴史と伝統のある男女共学の公立高校です。落ち着いた校風の中で、「学習・部活動・学校行事」のバランスを大切にした教育を実践しています。生徒一人ひとりの進路実現に向けて、きめ細やかなサポート体制が整っているのが大きな魅力です。
埼玉県立小川高等学校の基本情報
埼玉県立小川高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科:49
埼玉県立小川高等学校に設置されている学科・コース
普通科(進学選抜クラス):有名私立大学などを目指し、より高いレベルの学習に取り組むクラスです。勉強合宿や大学との連携ゼミなど、課外活動も充実しています。 普通科(普通クラス):大学進学から就職まで、幅広い進路希望に対応するクラスです。基礎学力の定着を図りながら、部活動や学校行事にも積極的に取り組みたい生徒におすすめです。
埼玉県立小川高等学校の特色・校風
宿題の量:他の高校と比較して標準的、またはやや少なめという声がありますが、進学選抜クラスでは課外活動やセミナーなど、自主的な学習が求められる場面も多いようです。 校則:頭髪検査などが定期的に行われ、厳しすぎず緩すぎず、といった印象を持つ生徒が多いようです。 スマートフォンは朝の会から帰りの会まではロッカーにしまう決まりになっています。 アルバイトは原則として禁止ですが、経済的な理由などがある場合は許可されることもあります。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多いと言われています。良い意味で「普通の高校」と感じる生徒もおり、穏やかな学校生活を送りたい人には適した環境のようです。 制服:男子は黒の詰襟学生服、女子は紺のブレザーにリボンです。伝統的なデザインで、清楚な印象が評判です。 土曜授業:土曜授業は行っていませんが、週に1回7時間目の授業が設定されており、授業時間を確保しています。
埼玉県立小川高等学校の部活動・イベント
部活動
少林寺拳法部:全国大会に20年以上連続で出場している強豪校として知られています。 放送部(現:グローカルメディア研究部):世界大会への進出経験もあり、全国レベルで活躍しています。 陸上競技部:長年にわたり、関東大会など上位大会で活躍する選手を輩出しています。
イベント
体育祭:クラス対抗で様々な競技に熱中し、学年の垣根を越えて応援に力が入ります。 葦火祭(文化祭):手作りにこだわったクラス企画や文化部の発表、有志によるステージパフォーマンスなど、毎年大変な盛り上がりを見せます。 修学旅行:2年生の時に沖縄県を訪れます。平和学習やマリン体験などを通して、仲間との絆を深めます。 球技大会:夏と冬の年2回開催され、クラスの団結力を高める良い機会となっています。
埼玉県立小川高等学校の進学実績
国公立大学:埼玉県立大学など 難関私立大学:日本大学、東洋大学、駒澤大学、大東文化大学など、多くの生徒が合格しています。 その他:大学・短大への進学が約40%、専門学校への進学が約40%となっており、就職やその他の進路を選ぶ生徒もいます。 また、立教大学をはじめ、300を超える指定校推薦の枠があるのも伝統校ならではの強みです。
埼玉県立小川高等学校の特長・アピールポイント
探究活動「おがわ学」の実践:地域の教育資源を活用し、探究的な学びを深める学校設定科目です。地域との連携を通じて、課題解決能力を養います。 進学選抜クラスの設置:難関大学を目指す生徒のために、特別なカリキュラムや課外授業を用意し、手厚くサポートします。 県内有数の独立した図書館:蔵書数は約6万冊を誇り、生徒が静かに学習や読書に集中できる環境が整っています。 先進的なICT教育の推進:生徒1人1台の学習用端末(Chromebook)を導入し、授業や自学自習に活用しています。 活発な国際交流事業:近年、インドの学校との交換留学プログラムが始まるなど、国際感覚を養う機会を提供しています。 きめ細やかな進路指導:伝統的に指定校推薦枠が豊富な上、多様な進路希望に対応できるサポート体制が整っています。 恵まれた自然環境と駅からのアクセスの良さ:緑豊かな落ち着いた環境にありながら、最寄り駅から徒歩圏内という通いやすさも魅力です。
埼玉県立小川高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」という、面倒見の良さを評価する声が多いようです。 「落ち着いた環境で、自分のペースで勉強や部活動に集中できる」という意見が見られます。 「駅から近くて通いやすい」点をメリットとして挙げる生徒もいます。 「指定校推薦の枠が多く、進路選択の幅が広がる」という声もあります。
気になる点: 「イベントの盛り上がりが少し物足りない」と感じる生徒もいるようです。 「校舎や施設が少し古い」という意見が見られます。 「校則が少し厳しいと感じる部分がある」という声も一部にあります。
アクセス・通学
東武東上線・JR八高線「小川町駅」から徒歩約3〜6分
埼玉県立小川高等学校受験生へのワンポイントアドバイス