大分県立大分雄城台高等学校は、「文武両道」を掲げ、勉強にも部活動にも全力で打ち込める環境が整った、活気あふれる進学校です。 標高約70mの高台に校舎があり、通称「雄城坂」と呼ばれる坂を上って通学するのが特徴で、毎日の積み重ねが心と体を鍛えてくれます。
大分雄城台高等学校の基本情報
大分雄城台高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値 普通科(単位制): 58 程度
難易度
大分雄城台高等学校の偏差値58は、県内の公立高校の中では上位に位置します。 合格するためには、中学校の学習内容をしっかり定着させ、基礎力はもちろん応用力も身につけておく必要があります。合格者の内申点の目安については、具体的な点数は公表されていませんが、日々の授業態度や定期テストへの取り組みが重要になるでしょう。 同じくらいの偏差値の高校としては、公立では別府鶴見丘高校や日田高校、佐伯鶴城高校などが挙げられます。 主な併願校
大分県の公立高校入試では、他の公立高校を併願することはできません。そのため、大分雄城台高等学校を受験する場合、併願校は私立高校となります。多くの受験生が、大分東明高等学校や大分高等学校などを併願校として選択する傾向があります。
大分雄城台高等学校に設置されている学科・コース
普通科(単位制)
幅広い選択科目の中から、自分の進路目標に合わせて時間割を組むことができる学科です。文系・理系の枠にとらわれず、興味のある分野を深く学ぶことができます。特に難関大学への進学を目指す生徒向けに「アドバンスクラス」を設置するなど、学力向上に力を入れています。
大分雄城台高等学校の特色・校風
校風
文武両道、挨拶・礼儀の徹底、師弟同行 宿題の量
進学校ということもあり、日々の予習・復習が求められるため、宿題は多めと感じる生徒が多いようです。特に長期休暇中の課題は量が多いという声があります。 校則
校則は、他の高校と比較して厳しいという意見が多く見られます。 特に頭髪に関する規定は厳格で、男子は髪が眉や耳にかからないように指導されることがあるようです。 スマートフォンの校内への持ち込みは原則として禁止されており、緊急時以外の使用は認められていないという声があります。 服装検査も定期的に行われているようです。 生徒たちの雰囲気
勉強と部活動を両立させようと努力する、真面目で活発な生徒が多いようです。挨拶が徹底されており、学校全体に活気のある雰囲気があると言われています。 名物の「雄城坂」を登る際に、通行する車に対して一礼する習慣があるなど、礼儀正しさが身についている生徒が多いのも特徴です。 アルバイト
原則として禁止されているようです。特別な事情がある場合は学校に申請し、許可を得る必要があります。 制服の評判
制服については、伝統的なデザインで、特に大きな変更はないようです。口コミでは、ごく一般的で可もなく不可もないという意見が多く見られます。 土曜授業
土曜日には、進学希望者向けの補習や模擬試験などが行われることがあるようです。
大分雄城台高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部
特に、陸上競技部、ハンドボール部、水泳部は全国レベルの強豪として知られています。 男子バスケットボール部も全国大会への出場経験が豊富です。 野球部も熱心に活動しており、OB会によるサポートも手厚いようです。 多くの生徒が部活動に加入し、活気にあふれています。 文化部
吹奏楽部や書道部などがコンクールや発表会で高い評価を得ています。 科学部や文芸部など、知的好奇心を満たすことができる部活動も充実しています。
イベント
九月祭(文化祭・体育祭)
毎年9月に行われる学校最大のイベントが「九月祭」です。 文化の部と体育の部が数日間にわたって開催されます。文化の部では、クラスごとのステージ発表や展示、文化部による発表などが行われ、大変な盛り上がりを見せます。 体育の部では、クラス対抗のリレーや応援合戦など、生徒たちの熱気がグラウンドに満ちあふれます。 強歩大会
心身を鍛えることを目的とした伝統行事で、長い距離を全校生徒で歩きます。 修学旅行
例年、生徒の知見を広げるための研修旅行が実施されています。
大分雄城台高等学校の進学実績
国公立大学
九州大学や熊本大学などの地元の難関大学をはじめ、大分大学、北九州市立大学、長崎大学など、毎年多くの生徒が国公立大学に合格しています。 難関私立大学
西南学院大学や福岡大学など、九州の主要な私立大学への進学者も多数います。 また、関東や関西の難関私立大学へ進学する生徒もいます。 進学サポート
生徒の進路実現のため、早朝や放課後、長期休暇中に補習や講習が数多く開かれています。また、難関大学を目指す生徒を対象とした「アドバンスクラス」を設置し、ハイレベルな授業を展開するなど、手厚いサポート体制が整っています。
大分雄城台高等学校の特長・アピールポイント
「文武両道」を本気で目指せる環境
全国レベルの部活動に打ち込みながら、国公立大学をはじめとする難関大学を目指せる環境が最大の魅力です。 「師弟同行」の精神
先生と生徒の距離が近く、熱心な指導を受けられると評判です。勉強や部活動、学校生活の悩みなど、親身に相談に乗ってくれる先生が多いようです。 心身を鍛える「雄城坂」
学校へ続く急な坂道は、毎日の通学で自然と足腰が鍛えられ、忍耐力も養われます。坂を上りきった時の達成感は格別です。 徹底された挨拶と礼儀
校門で先生方が生徒を迎え、挨拶を交わす光景は日常的なものです。 社会に出てからも役立つ礼儀作法が自然と身につきます。 伝統の「九月祭」
文化祭と体育祭を合わせた「九月祭」は、学校全体が一つになる一大イベント。 準備期間から当日にかけて、クラスの団結力が非常に高まります。 進学重視型単位制
生徒一人ひとりの進路希望や興味関心に合わせて、柔軟に科目を選択できるカリキュラムが組まれています。 充実した進学サポート体制
難関大学を目指す「アドバンスクラス」の設置や、豊富な補習・講習など、現役合格を力強くバックアップする体制が整っています。
大分雄城台高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」という声が多数あります。 「部活動が盛んで、高いレベルで文武両道を目指せるのが良い」といった、部活動に関するポジティブな意見が目立ちます。 「九月祭などの学校行事がとても楽しく、最高の思い出になった」という声も多く聞かれます。 「挨拶や礼儀が身についた」「坂道のおかげで体力がついた」など、特色ある校風を肯定的に捉える意見もあります。
気になる点 「校則、特に頭髪に関する規則が厳しい」と感じる生徒がいるようです。 「スマホの校内使用が禁止なのは不便」という意見も見られます。 「坂道での通学が大変」という声は、入学前から覚悟しておくべき点かもしれません。 「先生によっては指導方法に差がある」といった意見も一部で見られました。
アクセス・通学
鉄道 JR久大本線「南大分駅」から徒歩約36分 JR久大本線「賀来駅」から徒歩約42分
バス 大分バス「雄城台高校入口」バス停から徒歩約5分 大分バス「二豊団地入口」バス停から徒歩約6分
大分雄城台高等学校受験生へのワンポイントアドバイス