京都府立宮津天橋高等学校は、宮津高校と加悦谷高校の伝統を引き継ぎ、2020年に誕生した新しい学校です。宮津市にある「宮津学舎」と与謝野町にある「加悦谷学舎」の2つの学舎があり、それぞれが独自の特色を持ちながら連携して教育活動を行っています。自然豊かな環境の中で、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出すことを目指しているのが宮津天橋高等学校です。
宮津天橋高等学校の基本情報
宮津天橋高等学校の偏差値・難易度・併願校
宮津学舎 普通科(単位制): 52 建築科(単位制): 45
加悦谷学舎 普通科: 43 農業科群(農業・園芸・機械科): 非公表
宮津天橋高等学校に設置されている学科・コース
普通科(単位制) どんなことを学ぶ?:大学進学を目指し、国語・数学・英語などの主要5教科を中心に幅広く学びます。2年生からは文系・理系に分かれ、自分の進路希望に合わせた科目を選択できます。 どんな生徒におすすめ?:国公立大学や私立大学への進学を考えている人、まだ将来の夢が明確でなく、高校で様々な可能性を探りたい人におすすめです。
建築科(単位制) どんなことを学ぶ?:住宅や公共施設などの設計(デザイン)から施工(ものづくり)まで、建築に関する専門的な知識と技術を基礎から学びます。 どんな生徒におすすめ?:将来、建築士やインテリアデザイナー、大工など、建築関係の仕事に就きたいと考えている人や、ものづくりが好きな人におすすめです。
普通科 どんなことを学ぶ?:基礎学力の定着を重視し、一人ひとりの進路希望に応じた丁寧な指導が受けられます。地域社会について学ぶ機会も多くあります。 どんな生徒におすすめ?:大学、専門学校、就職など、幅広い進路を考えている人、地域に貢献したいという思いがある人におすすめです。
農業科群(農業・園芸・機械科) どんなことを学ぶ?:農業、園芸、農業機械の3つの分野から専門を選び、作物の栽培や加工、農業機械の整備・活用など、実践的なスキルを身につけます。 どんな生徒におすすめ?:農業や食品、機械に興味がある人、自然の中で体を動かすことが好きな人、将来、地域の農業を担いたい人におすすめです。
宮津天橋高等学校の特色・校風
宮津天橋高等学校の部活動・イベント
部活動
ヨット部(宮津学舎) : 全国でも屈指の強豪として知られ、インターハイや国体で輝かしい成績を収めています。 卒業生にはオリンピック選手もいるなど、歴史と実績のある部活動です。 恵まれた海の環境を活かし、日々練習に励んでいます。ライフル射撃部(加悦谷学舎) : こちらも全国大会の常連で、高い集中力と精神力が求められる競技で好成績を残しています。陸上競技部(共通) : 両学舎の生徒が合同で練習に取り組んでおり、近畿大会に出場するなど活躍しています。フィールド探究部(宮津学舎) : 地域おこし団体などと連携し、棚田の活用や生物多様性の調査といったユニークな活動を行っている探究系の部活動です。
イベント
文化祭(学校祭) : 9月上旬に開催される学校祭は、文化祭と体育祭の二部構成で、学校全体が最も盛り上がるイベントの一つです。 文化祭では、宮津学舎の演劇や建築科の展示、加悦谷学舎のクラス企画や農業科の生産物販売など、各学舎・学科の特色を活かした催し物が行われます。体育祭(学校祭) : 文化祭に続いて行われる体育祭では、3学年縦割りのブロック(赤・青・黄)に分かれて競い合います。 名物の応援パフォーマンスは夏休みから準備を始め、各ブロックが一体となって創り上げる姿は圧巻です。修学旅行 : 2年生の時に実施され、行き先は年度によって異なります。過去には沖縄や関東方面などを訪れています。集団行動を通して、友人との絆を深める貴重な思い出となります。
宮津天橋高等学校の進学実績
宮津天橋高等学校の特長・アピールポイント
2つの学舎と多様な学科 : 普通科だけでなく、建築や農業といった専門分野を学べる環境があります。宮津学舎と加悦谷学舎という個性豊かな2つのキャンパスで、自分の興味関心を追求できます。地域と連携した探究活動「safari」 : 地域の課題を発見し、解決策を探る独自の探究学習プログラム「safari」が大きな特長です。 多くの地域の方々や大学関係者の協力を得ながら、プレゼンテーション能力や課題解決能力を養います。ICTを活用した遠隔合同授業 : 離れた学舎間をオンラインで結び、両学舎の生徒が一緒に授業を受ける「遠隔合同授業」を積極的に導入しています。 多様な意見に触れることで、視野を広げることができます。全国レベルで活躍する部活動 : ヨット部やライフル射撃部をはじめ、全国大会で活躍する部活動が複数あります。 高いレベルでスポーツに打ち込みたい生徒にとって、非常に魅力的な環境です。手厚い進路サポート : 大学進学から就職まで、生徒一人ひとりの希望に寄り添った丁寧な進路指導が受けられます。放課後や長期休暇中の補習も充実しており、安心して目標に向かうことができます。豊かな自然に囲まれた学習環境 : 日本三景・天橋立を望む宮津学舎、緑豊かな山々に囲まれた加悦谷学舎と、どちらも落ち着いた環境で学習に集中できます。地域に開かれた学校 : 文化祭などの学校行事や、探究活動の発表会などを通じて、地域住民との交流が盛んです。地域全体で生徒の成長を支える温かい雰囲気があります。
宮津天橋高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が親身になって相談に乗ってくれるので、勉強や進路の不安が解消されます。」 「専門学科があり、将来の夢に直結する勉強ができるのが嬉しいです。」 「探究活動を通して、自分で課題を見つけて調べる力が身につきました。」 「部活動がとても盛んで、目標を持って頑張れる仲間がたくさんいます。」 「進学を目指すクラスは周りの意識が高く、良い刺激を受けながら勉強できます。」 「自然に囲まれた落ち着いた環境で、のびのびと学校生活を送ることができます。」
気になる点 「校則が少し厳しいと感じることがあります。特に服装や頭髪のチェックは厳しい方だと思います。」 「最寄り駅から少し距離があるので、アクセスが少し不便に感じることがあります。」 「学舎によっては、施設が少し古いと感じる部分もあります。」 「宿題や小テストが多く、毎日しっかり勉強しないとついていくのが大変かもしれません。」
アクセス・通学
宮津天橋高等学校 宮津学舎 最寄り駅 : 京都丹後鉄道「宮津駅」から徒歩約15分バス : 丹後海陸交通バス「宮津高校前」バス停下車すぐ宮津市内や与謝野町、京丹後市などから通学している生徒が多いようです。
宮津天橋高等学校 加悦谷学舎 バス : 丹後海陸交通バス「宮津天橋高校加悦谷学舎前」バス停下車すぐ与謝野町内や宮津市、京丹後市、福知山市の一部から通学している生徒が見られます。
宮津天橋高等学校受験生へのワンポイントアドバイス