山梨県立青洲高等学校は、2020年4月に市川高校、増穂商業高校、峡南高校の3校が統合して誕生した、新しい歴史を刻み始めた学校です。県内では初となる「単位制・総合制高校」として、普通科・商業科・工業科の3つの学科が同じキャンパスに集まっているのが大きな特長です。これにより、生徒一人ひとりが自分の興味や進路に合わせて、学科の垣根を越えた多様な学びを選択できる環境が整っています。
山梨県立青洲高等学校の基本情報
山梨県立青洲高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科[単位制]:50-52 工業科全科[単位制]:41-43 商業科全科[単位制]:41-43
山梨県立青洲高等学校に設置されている学科・コース
普通科 英語類型 : 国際的な視野と実践的な英語力を養い、難関大学進学を目指します。全員が英検2級以上の取得を目標としています。LS類型 : 国公私立の4年制大学進学を目指すコースです。文系・理系の枠にとらわれず、国語・数学・英語をバランス良く学びます。G類型 : 大学進学から就職まで、幅広い進路希望に対応するコースです。多様な選択科目から自分の興味に合わせて学べます。
商業科 1年次は共通の基礎科目を学び、2年次から以下の2つの科に分かれます。 ビジネス探究科 : マーケティングや商品開発などを通じ、将来の起業家となり得る人材の育成を目指します。ビジネス情報科 : プログラミングやネットワーク技術を学び、高度情報化社会で活躍できる人材を目指します。
工業科 1年次前期は共通で工業の基礎を学び、後期から以下の2つの学科に分かれます。 機械工学科 : 機械設計や製図などを学び、ものづくりのプロフェッショナルを目指します。土木工学科 : 測量や構造設計などを学び、社会基盤を支える技術者を目指します。
山梨県立青洲高等学校の特色・校風
宿題の量 : 口コミによると、夏休みに課外授業が多く、休みが少ないと感じる生徒もいるようです。普段の宿題の量については一概には言えませんが、進学を目指す生徒にとっては、自主的な学習が求められる場面も多いと考えられます。校則 : 全体的に厳しすぎず、自由すぎず程よいという声が多いようです。ただし、服装頭髪検査は定期的に行われ、基準はそれなりに厳しいとの意見もあります。スマートフォンの使用については、校内でのルールを守れば問題ないようです。アルバイトは原則として禁止されていませんが、学業との両立が前提となります。生徒たちの雰囲気 : 普通科・商業科・工業科の生徒が集まるため、多様な個性を持った生徒がいて楽しいという口コミが見られます。新しい学校ということもあり、生徒たちでイベントを盛り上げるなど、活気のある雰囲気のようです。制服 : 制服は、紺青色を基調としたブレザースタイルです。新しいデザインで、在校生からの評判も良いようです。授業 : 1コマ55分授業で、午前・午後ともに3コマずつが基本です。授業の進度は先生によるところもあるようですが、習熟度別授業や少人数授業も取り入れられており、一人ひとりの理解度に合わせた学習が進められています。土曜授業は基本的にありません。
山梨県立青洲高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
山梨県立青洲高等学校の進学実績
国公立大学 : 山梨大学(5)、山梨県立大学(10)、都留文科大学(6)、神戸市外国語大学(1)、静岡大学(1)など。難関私立大学 : 慶應義塾大学(1)、明治大学(1)、青山学院大学(3)、法政大学(4)、日本大学(4)、東洋大学(2)、駒澤大学(1)、専修大学(1)、同志社大学(1)など。その他 : 地元の山梨学院大学(30)や健康科学大学(11)などへの進学者も多数います。また、工業科や商業科の生徒は、専門知識を生かして県内外の優良企業へ就職したり、専門学校へ進学したりするケースも多いです。
山梨県立青洲高等学校の特長・アピールポイント
県内唯一の「単位制・総合制」高校 : 普通・商業・工業の3学科が集まっており、自分の興味や進路に合わせて学科の垣根を越えた「学科横断授業」を選択できます。地域を探究する「青洲学」 : 1年次に全生徒が履修する学校設定科目です。学科混合のグループで、市川三郷町の歴史や地場産業、防災などについて探究活動を行います。新しくて快適な学習環境 : 2020年開校のため校舎が新しく、ICT環境も充実しています。図書館を中心とした交流スペース「アカデミック・スクエア」など、生徒の主体的な学びを促す施設が整っています。充実した進路サポート体制 : 旧3校が培ってきた進学指導と就職指導のノウハウを統合し、多様な進路希望にきめ細かく対応しています。55分授業の導入 : じっくりと学べる55分授業を採用しており、基礎から応用まで深い学習活動が可能です。手帳「青洲Diary」の活用 : 学習や生活の記録を手帳に残し、振り返りを行うことで、自己管理能力を高め、大学入試の志願理由書作成などにも役立てます。地域との連携とボランティア活動 : 地域の防災拠点としての役割も担っており、ボランティア活動などを通じて地域社会に貢献する機会も豊富です。
山梨県立青洲高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「普通科、商業科、工業科の生徒がいるので、色々な人がいて楽しい」という意見が多く見られます。 「校舎が新しくて綺麗なので、毎日気持ちよく過ごせる」という声も多数あります。 「自分たちで学校の伝統を作っていけるのが魅力」と感じている生徒もいるようです。 「先生方は熱心で、進路相談にも親身になってくれる」という評判です。 「文化祭などの行事が非常に盛り上がり、クラスの団結が深まる」との口コミもあります。
気になる点 「夏休みの課外授業が多く、休みが短いと感じる」という意見があります。 「学校の構造上、夏は少し暑いと感じる場所がある」という声も聞かれます。 「大学進学を目指すなら、塾などを活用して自分でしっかり勉強する必要がある」という現実的なアドバイスも見られます。 服装頭髪検査が少し厳しいと感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
最寄り駅 :JR身延線「市川本町駅」より徒歩約10分 JR身延線「市川大門駅」より徒歩約13分
バス :富士川町コミュニティバス「青洲高校前」バス停より徒歩約1分
自動車 :JR中央本線「甲府駅」より約30分 中部横断自動車道「増穂I.C.」より約10分
山梨県立青洲高等学校受験生へのワンポイントアドバイス