愛知県立杏和高等学校は、自分の興味や将来の夢に合わせて、自分だけのオリジナルの時間割を作ることができる、とてもユニークな「総合学科」の高校です。普通科のようにも、専門学科のようにも学べるため、高校生活を通して自分の可能性をじっくりと探したいと考えているあなたにぴったりの学校かもしれません。
愛知県立杏和高等学校の基本情報
愛知県立杏和高等学校の偏差値・難易度・併願校
愛知県立杏和高等学校に設置されている学科・コース
人間探究系列 : 国語や社会、英語などを中心に、文化的な知識や思考力を深めます。大学の文系学部への進学を考えている人におすすめです。自然探究系列 : 数学や理科を中心に、自然科学の知識を深めます。大学の理系・工学・医療系学部などへの進学を目指す生徒が多く選択します。国際コミュニケーション系列 : 英語の授業が多く、異文化理解を深めます。海外に興味があったり、語学を活かした進路に進みたい人に向いています。ライフコーディネート系列 : ファッションやフードデザイン、保育など、生活産業に関する知識や技術を学びます。衣食住や子どもに関わる分野に興味がある人におすすめです。福祉・医療サービス系列 : 介護や福祉、看護に関する基礎的な知識と技術を学びます。将来、医療や福祉の現場で人の役に立ちたいと考えている人に最適です。情報活用系列 : プログラミングや情報処理など、情報に関する知識と活用能力を身につけます。IT分野や情報系の進路に興味がある人におすすめです。ビジネス系列 : 簿記やビジネス基礎など、経済活動に関する知識と技術を学びます。商業系の大学や専門学校への進学、就職を考えている人に向いています。
愛知県立杏和高等学校の特色・校風
宿題の量 : 選択する科目によって異なりますが、全体的には標準的な量という声が多いようです。スタディサプリなども活用し、家庭学習のサポートも行われています。校則 : 他の公立高校と比較して、標準的か少し緩やかという意見が見られます。スマートフォンの持ち込みは許可されていますが、授業中の使用はもちろん禁止です。アルバイトは長期休暇中などに許可制で認められることがあるようです。生徒の雰囲気 : 素直で明るい生徒が多く、学校行事や部活動にも積極的に取り組む活気のある雰囲気のようです。 総合学科のため、様々な興味や目標を持った生徒が集まっているのも特徴です。制服 : 令和8年度入学生から制服が大幅にリニューアルされる予定です。 現在の制服も、衣替えがなく、冬服と夏服を気候に合わせて自由に組み合わせられると評判です。土曜授業 : 基本的に土曜授業はありませんが、希望者向けの補習や自習の機会として「土曜学習」が設定されています。
愛知県立杏和高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 : ソフトテニス部、バスケットボール部、バドミントン部、サッカー部、野球部、陸上部など、多くの部が熱心に活動しています。 特に陸上競技部は専用のウェブサイトやSNSで活動を発信するなど、力を入れている様子がうかがえます。文化部 : 吹奏楽部、美術部、茶華道部といった文化的な部のほか、JRC（青少年赤十字）部やELC（English Language Club）部、商業部など、総合学科の特色に関連したユニークな部活動もあります。
イベント
杏和祭（文化祭・体育祭） : 9月に文化祭、10月に体育祭が「杏和祭」として開催されます。 文化祭ではクラスや文化部による展示や発表、ステージパフォーマンスなどで大変盛り上がります。体育祭では、クラス対抗で様々な競技に熱中し、団結力を高めます。修学旅行 : 5月に実施され、行き先は沖縄などが定番のようです。 美しい自然や文化に触れ、仲間との絆を深める貴重な体験となります。球技大会 : 3月には春季球技大会が開催され、学年の締めくくりとしてスポーツを楽しみます。遠足 : 1年生と3年生は6月に遠足があり、クラスメイトとの親睦を深めます。
愛知県立杏和高等学校の進学実績
国公立大学 : 愛知教育大学、岐阜大学、三重大学、愛知県立大学、名古屋市立大学など、地元の国公立大学への合格実績があります。私立大学 : 南山大学、愛知大学、中京大学、名城大学、愛知淑徳大学、中部大学、愛知学院大学など、非常に多くの私立大学に合格者を出しています。 文系、理系、医療系、福祉系、家政系など、生徒が選択した系列に合わせて多種多様な学部・学科に進学しているのが特徴です。短期大学・専門学校 : 看護・医療系の専門学校への進学者が多いのが特徴で、津島市立看護専門学校、愛知県立総合看護専門学校などに多数合格しています。 その他にも、美容、調理、IT、保育など、専門的なスキルを身につけるための各種専門学校へも多くの生徒が進んでいます。就職 : トヨタ自動車、名古屋鉄道、豊田合成、日本郵便など、地元の大手企業への就職実績もあります。
愛知県立杏和高等学校の特長・アピールポイント
自分だけの時間割が作れる「総合学科」 : 最大の特長は、7つの系列から自分の興味や進路に合わせて科目を選び、オーダーメイドの時間割で学べる点です。将来を見据えるキャリア教育 : 1年次の「産業社会と人間」の授業や、大学や企業から講師を招いた授業、インターンシップなどを通して、社会で生きる力を育みます。地域と連携した専門的な学び : JA愛知厚生連稲沢厚生病院と連携し、看護師から直接指導を受けられる講座を開設するなど、地域と協力して専門性を高める学びができます。豊富な資格取得サポート : 実用英語検定や漢字能力検定はもちろん、簿記、ITパスポート、介護職員初任者研修、手話技能検定など、17種類もの資格取得に挑戦できる環境が整っています。きめ細かな少人数教育 : 多くの選択科目では少人数での授業が展開されるため、先生の目が行き届きやすく、一人ひとり丁寧に指導してもらえます。充実したICT環境 : スタディサプリやロイロノートといったICTツールを活用し、家庭学習のサポートや課題提出など、効率的な学習環境が整備されています。2025年度からの新制服 : 令和8年度（2026年度）入学生からは、制服が大幅にリニューアルされる予定で、新しい歴史の一員になることができます。
愛知県立杏和高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「総合学科なので、自分の好きなことや将来やりたいことに関連する授業を選べるのが良い」という声が多数あります。 「大学進学、専門学校、就職など、いろいろな進路に対応してくれるので安心」 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」 「行事が楽しく、クラスの団結力が強い」 「いろいろな目標を持った友達と出会えるのが刺激になる」
気になる点 :「駅から徒歩15分と少し歩くのが大変」という意見があります。 「選択科目によっては、クラスの人数が少なく、人間関係が固定されがち」という声も一部で見られます。 「1年生のうちは普通科とあまり変わらない授業が多く、専門的な勉強を早く始めたい人には物足りないかもしれない」 「希望する選択科目が、他の科目との兼ね合いで取れない場合がある」
アクセス・通学
最寄り駅 : 名鉄尾西線「森上」駅が最寄りです。駅から学校までは西へ徒歩約15分です。バス : 稲沢市のコミュニティバスを利用する場合、「祖父江の森」バス停から徒歩約7分、「祖父江生涯学習センター」バス停から徒歩約11分です。通学エリア : 所在地である稲沢市をはじめ、一宮市、愛西市、津島市など、幅広いエリアから生徒が通学しているようです。
愛知県立杏和高等学校受験生へのワンポイントアドバイス
