千葉県立我孫子高等学校は、手賀沼のほとりの豊かな自然に囲まれた環境で、「文武両道」を校訓に掲げる活気あふれる学校です。 生徒たちは、日々の勉強と部活動の両方に全力で打ち込み、充実した高校生活を送っています。 我孫子高等学校が持つ独自の魅力や、生徒たちのリアルな声に触れていくことで、きっと「この学校で学んでみたい!」と感じてもらえるはずです。
我孫子高等学校の基本情報
我孫子高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値:55 千葉県内の公立高校の中では中堅上位に位置し、しっかりとした学力が求められます。
同じくらいの偏差値の他の高校 公立:船橋啓明高校、柏の葉高校(情報理数)、東金高校などが挙げられます。 これらの高校と比較検討することで、我孫子高等学校の学力レベルをより具体的に把握できるでしょう。
合格に必要な内申点の目安 合格者の内申点は99点(135点満点)あたりが一つの目安とされています。 ただし、内申点が75〜128点と幅広い層の生徒が合格しているため、入試当日の学力検査の得点が非常に重要になります。
主な併願校 我孫子高等学校を受験する生徒の多くが、併願校として以下の私立高校を選んでいるようです。 西武台千葉高等学校 中央学院高等学校 我孫子二階堂高等学校 日本体育大学柏高等学校
我孫子高等学校に設置されている学科・コース
普通科 1・2年生では基礎学力の定着を目指し、主要教科をバランス良く学びます。 3年生になると、文系・理系・文理系の3つの類型に分かれ、それぞれの進路に合わせた専門的な学習に進みます。 こんな生徒におすすめ:大学進学を視野に入れつつ、部活動や学校行事にも積極的に取り組みたい、バランスの取れた高校生活を送りたい人。
特別な取り組み 特別進学クラス:1年生から希望制で編成され、国公立大学や難関私立大学への合格を目指すクラスです。 通常の授業よりもレベルアップした内容や、7限目の補習、勉強合宿などを通じて、ハイレベルな目標に挑戦します。 教員基礎コース:将来、学校の先生になりたいという夢を持つ生徒のためのユニークなコースです。 近隣の小中学校での教育体験実習や、大学と連携した特別講座などを通して、教員としての基礎を学びます。
我孫子高等学校の特色・校風
校風を表すキーワード:文武両道、自主自律、活気がある 宿題の量:標準的な量ですが、小テストが定期的に実施されるため、日々の家庭学習の習慣が大切になります。 校則:他の高校と比較すると、校則はやや厳しめという声が見られます。 スマホ:校内での使用には一定のルールがあるようです。授業中の使用はもちろん禁止ですが、休み時間などの使用については、入学後にきちんと確認しましょう。 服装:制服の着こなしについては、厳しく指導される場面があるようです。スカート丈などに注意が必要です。
生徒たちの雰囲気:明るく元気な生徒が多く、学校行事や部活動には一丸となって取り組みます。 部活動への加入率が90%以上と非常に高く、ほとんどの生徒が勉強と部活を両立させています。 アルバイト:原則として禁止されているようですが、家庭の事情などにより許可される場合もあるため、希望する場合は学校への相談が必要です。 制服の評判:女子の制服は、リボンにストライプが入るなどの工夫がされています。 また、2020年度からスラックスも導入されました。 ただ、口コミでは「可愛くない」といった声も一部見られます。 土曜授業:土曜授業は基本的にないようです。
我孫子高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 野球部:過去に2度、甲子園に出場した実績を持つ伝統ある部です。 陸上競技部:関東大会やインターハイへの出場経験が豊富で、活気のある部です。 ソフトテニス部、剣道部、女子ハンドボール部:これらの部も関東大会レベルで活躍しており、高い目標を持って練習に励んでいます。
文化部の充実度 文化部も活発で、吹奏楽部や書道部などが全国規模の発表会や展示会に参加しています。 また、地域のイベントに参加するなど、活動の場を広げている部も多いです。
イベント
我柊祭(あしゅうさい):毎年9月に行われる文化祭です。 3年生の演劇や各クラスの工夫を凝らした出し物、文化部の発表、有志によるステージパフォーマンスなど、学校中が熱気に包まれる最大のイベントです。 体育祭:10月に開催され、学年混合のクラス対抗で競い合います。 応援にも熱が入り、クラスの団結力が一層深まります。 修学旅行:2年生の秋に実施されます。 近年は台湾や沖縄などを訪れており、異文化に触れたり、平和について学んだりする貴重な体験ができます。 球技大会:5月に行われ、クラス対抗で様々な球技を楽しみます。 体育祭の前哨戦として、早くもクラスが一体となって盛り上がります。
我孫子高等学校の進学実績
国公立大学 千葉大学、埼玉大学、東京学芸大学などへの合格実績があります。
難関私立大学 (GMARCH、早慶上理など) 早稲田大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学など、多くの難関私立大学に合格者を出しています。
その他、進学者が多い大学 日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学(日東駒専)や、獨協大学、國學院大學、武蔵大学などへの進学者も多数います。 また、指定校推薦の枠も法政大学、東京理科大学、日本大学、東洋大学など豊富にあるようです。
その他の進路 大学進学以外では、看護医療系の専門学校に進む生徒が多いのが特徴です。
進学実績に結びつく取り組み 特別進学クラス:難関大学を目指す生徒のために、少人数授業や7限授業、勉強合宿などを実施しています。 進学補習:全学年を対象に、放課後や長期休業中に進学補習が開かれています。 模擬試験・GTEC:1年生の時から全国レベルの模擬試験を受け、実力を把握します。 また、全校で英語4技能を測るGTECを受験し、英語力向上に努めています。
我孫子高等学校の特長・アピールポイント
将来、先生を目指せる「教員基礎コース」
将来教員になる夢を持つ生徒のために、大学と連携した講義を受けたり、近隣の小中学校で実習を体験したりできる特別なコースがあります。 部活動加入率90%以上!文武両道が本気でできる環境
ほとんどの生徒が部活動に加入し、勉強と両立させています。 関東大会や全国大会レベルで活躍する部も多く、高校生活を熱く燃焼させたい生徒にぴったりです。 手賀沼のほとりの自然豊かな学習環境
風光明媚な手賀沼の近くにあり、落ち着いた環境で学習に集中できます。 教室の窓から美しい景色が見えることも、日々の癒やしになるでしょう。 大学進学を強力にサポートする「特別進学クラス」
1年生から希望すれば、国公立・難関私立大学を目指すための特別クラスに入ることができます。 ハイレベルな授業や手厚いサポートで、目標達成を後押ししてくれます。 生徒の自主性を育む活発な学校行事
文化祭「我柊祭」や体育祭は、生徒会や実行委員会が中心となって企画・運営され、毎年大変な盛り上がりを見せます。 きめ細やかな進路指導と充実のサポート体制
全校生徒に進路だよりを発行したり、大学や専門学校の講師を招いてガイダンスを行ったりと、一人ひとりの「夢」の実現に向けた手厚いサポート体制が整っています。 生徒による授業評価の実施
生徒が授業についてアンケートで評価し、先生たちが授業改善に役立てるという先進的な取り組みを行っています。
我孫子高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「文武両道を掲げているだけあって、部活動がとても盛んです。本気で打ち込みたい人には最高の環境だと思います。」 「文化祭や体育祭などの行事が本当に楽しいです。クラスで団結して準備をするので、最高の思い出が作れます。」 「先生方は親身になって相談に乗ってくれます。進路のことも、勉強のことも、安心して相談できます。」 「生徒は明るくて元気な人が多いです。いじめの話はあまり聞いたことがなく、みんな仲が良い印象です。」 「教員基礎コースは、他の高校にはない魅力的な取り組みだと思います。将来の夢に直結する貴重な経験ができます。」
気になる点 「校則が少し厳しいと感じることがあります。特に服装や頭髪については、もう少し自由でも良いのに、という声は聞きます。」 「駅から徒歩だと25分くらいかかるので、少し遠いです。多くの生徒が自転車を利用しています。」 「校舎や体育館などの施設が少し古いと感じる部分があります。」 「制服のデザインがもう少し可愛い(かっこいい)と嬉しい、という意見はよく聞きます。」
アクセス・通学
最寄り駅:JR常磐線・成田線「我孫子駅」 我孫子駅南口から徒歩:約20〜25分 我孫子駅南口からバス:阪東バス「市役所経由東我孫子車庫行き」などに乗車し、「我孫子高校」バス停下車(約5分)
通学エリア 我孫子市内からの通学者が多いですが、柏市から通う生徒も非常に多い傾向があります。 その他、近隣の市からも多くの生徒が通学しています。
我孫子高等学校受験生へのワンポイントアドバイス