新島学園高等学校は、群馬県安中市に根ざす、キリスト教の精神を大切にした私立の中高一貫校です。同志社大学の創立者である新島襄の「良心教育」を礎とし、一人ひとりの個性を尊重しながら、知性と感性を育む教育を実践しています。緑豊かな落ち着いた環境の中で、生徒たちはのびのびと学校生活を送っています。
新島学園高等学校の基本情報
新島学園高等学校の偏差値・難易度・併願校
新島学園高等学校に設置されている学科・コース
普通科: 2年次からは文系と理系に分かれ、それぞれの希望進路に合わせたカリキュラムで学習を進めます。英語と数学では習熟度別の授業が展開されており、一人ひとりの理解度に合わせたきめ細やかな指導が特徴です。将来の目標に向けて、自分のペースで着実に学力を伸ばしたい生徒におすすめです。
新島学園高等学校の特色・校風
宿題の量:他の進学校と比較すると、そこまで多くはないという声がある一方で、計画的に進めないと大変になるという意見も見られます。 校則:全体的には自由な校風ですが、スマホの使用は原則禁止、化粧も禁止など、守るべきルールはしっかりと定められているようです。服装については、制服の着こなしに関して指導が入ることもあるようです。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多いという評判です。いじめなどは少ないという声が多く、安心して学校生活を送れる環境のようです。 アルバイト:原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合には学校長の許可を得て可能になることがあるようです。 制服の評判:制服は、機能性にも優れた個性的なデザインで、生徒からは比較的好評なようです。 土曜授業:土曜授業は基本的にありません。
新島学園高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部: 特に男子ソフトボール部は全国高校総体で優勝経験のある強豪として知られています。また、陸上競技部や男子バスケットボール部、サッカー部なども県大会で常に上位の成績を収めています。 文化部: 文化部では、関東大会出場の実績がある演劇部をはじめ、聖歌隊、放送部、管楽アンサンブル部など、キリスト教学校ならではの特色ある部活動も盛んです。
イベント
学園祭: 隔年で開催される学園祭は、生徒たちが主体となって企画・運営し、大変な盛り上がりを見せるようです。 球技大会・校内マラソン大会: クラス対抗で熱戦が繰り広げられ、生徒たちの団結力が高まるイベントです。 修学旅行: 高校1年生の3月には修学旅行が実施されます。 海外研修: 希望者対象ですが、アメリカ、カナダ、オーストラリアへの短期留学プログラムがあり、国際感覚を養う貴重な機会となっています。
新島学園高等学校の進学実績
国公立大学: 筑波大学、信州大学、群馬大学、高崎経済大学、前橋工科大学、群馬県立女子大学などへ合格者を出しています。 難関私立大学: 早慶上理ICU: 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、国際基督教大学などに合格しています。 GMARCH: 学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学など、多数の合格実績があります。 関関同立: 特に関西の名門である同志社大学へは、全国でも最多クラスの指定校推薦枠(37名)を持ち、多くの生徒が進学しています。その他、立命館大学などにも合格者を出しています。
その他: 系列校である新島学園短期大学への進学の道もあります。
新島学園高等学校の特長・アピールポイント
同志社大学への豊富な指定校推薦枠: 創立者・新島襄の縁で、同志社大学へ全国最多クラスの37名もの指定校推薦枠を持っています。これは大きな魅力と言えるでしょう。 キリスト教精神に基づく人間教育: 週に1度の礼拝や聖書の授業などを通じて、感謝の心や他者を思いやる心を育む、情操教育を大切にしています。 充実したグローバル教育: アメリカやカナダ、オーストラリアへの短期留学プログラムや、外国人教師による授業などを通して、国際的な視野を広げる機会が豊富に用意されています。 緑豊かで落ち着いた学習環境: 広大な敷地には、歴史を感じさせる校舎のほか、充実した運動施設や宗教施設があり、落ち着いた環境で学ぶことができます。 習熟度別授業による、きめ細やかな学習指導: 英語と数学では、生徒一人ひとりの理解度に応じた習熟度別授業を実施しており、着実に学力を伸ばすことができます。 生徒の自主性を育む校風: 「自治自立」の精神を重んじ、生徒会活動や学校行事などを通じて、生徒が主体的に行動する力を養います。 多彩な部活動: 全国レベルで活躍する運動部から、キリスト教学校ならではの文化部まで、30を超える部活動があり、生徒たちは勉強と両立しながらいきいきと活動しています。
新島学園高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」「指定校推薦が充実しているので、真面目に頑張れば希望の大学に進学しやすい」といった、進路サポートの手厚さを評価する声が多いようです。 「いじめが少なく、みんな仲が良い」「穏やかな生徒が多く、落ち着いて学校生活を送れる」など、良好な人間関係や校風を挙げる声も目立ちます。 「留学制度が充実している」「キリスト教の教えに触れることで、人として成長できた」など、独自の教育プログラムに魅力を感じている生徒も多いようです。
気になる点: 「校則が思ったより厳しい」「スマホが使えないのは不便」といった、校則に関する意見が見られます。 「駅から少し歩くのが大変」「坂道が多い」など、アクセス面での不便さを指摘する声もあります。 「施設が少し古い部分がある」といった意見も見られました。
アクセス・通学
最寄り駅: JR信越本線「安中駅」から徒歩約15〜18分です。 バス: 最寄りのバス停「新島学園前」からは徒歩約2分です。 スクールバス: 小諸・軽井沢方面や、下仁田・富岡方面などから学園直通の専用通学バスも運行されており、遠方から通う生徒も多くいます。
新島学園高等学校受験生へのワンポイントアドバイス