東北学院高等学校の2027年度入試の要点は次のとおりです。
- 進研ゼミ偏差値は、特別進学コースが55〜59、TG総進コースが50〜54(2026年度の合格可能性判定模試のB判定値)
- 2027年度入試の推薦入試(特別進学コース自己推薦入試、TG総進コース推薦入試)は1月13日(水)、一般入試はA日程が1月26日(火)、B日程が1月28日(木)
- 一般入試の出願(Web手続)は2027年1月20日(水)12時まで、合格発表は2月1日(月)17時
- 一般入試の合格者の入学手続は、第一次(入学金の一部50,000円)が2月8日(月)12時まで、第二次(残額)が3月17日(水)12時まで。宮城県立高校の合格発表(3月15日)は、第二次手続の期限より前になる
- 2027年度入学生の入学時納付金は214,500円、毎月の学校納付金は就学支援金を適用して20,350円(毎月分は予定。募集要項の表)
- JR仙石線の小鶴新田駅北口から徒歩約10分
この記事の情報は2026年10月13日時点のものです。
東北学院高等学校は、宮城県仙台市宮城野区にある私立高校です。キリスト教(プロテスタント)の教育を土台にした学校で、中学校も併設されています。高校の入試は、特別進学コースとTG総進コースを選んで出願する形で、TG総進コースで入学した生徒は、2年生から総合進学コースとTGコースに分かれます。この記事では、2027年度入試(令和9年度入試)を考える中学生と保護者の方に向けて、進研ゼミ偏差値、入試の日程と仕組み、学費、宮城県立高校との併願の組み方、通学、大学合格実績や部活動を、学校と宮城県の公開資料をもとにまとめました。2027年度の生徒募集要項が学校のサイトに出ているので、日程や納付金は要項の内容を書いています。
東北学院高等学校はどんな学校?基本情報と沿革
東北学院高等学校は、学校法人東北学院が運営する私立高校で、スクールモットーは「LIFE LIGHT LOVE」です。学校案内(2026年度)によると、毎日の日課に礼拝があり、キリスト教教育は正課の必修です。服装は、制服を義務付けない方針と書かれています。
- 所在地:宮城県仙台市宮城野区小鶴字高野123番1(郵便番号は983-8565)
- 電話番号:022-786-1231(代表)
- 設置:私立(学校法人東北学院。東北学院中学校を併設)
- 募集:男女(募集定員は男女360名で、併設中学校からの進学者を含む)
- 高校のコース:特別進学コース、総合進学コース、TGコース(総合進学とTGに進む生徒は、1年生は「TG総進コース」として学ぶ)
- 高校の生徒数:1,210名(2025年4月1日現在)
- 礼拝:毎日の日課に礼拝がある(8時20分から8時45分)
学校の沿革によると、東北学院の始まりは1886年(明治19年)で、押川方義とW.E.ホーイが「仙台神学校」として創立しました。1891年(明治24年)に「東北学院」と改称し、1948年(昭和23年)には新制の高等学部が設置されています。2005年(平成17年)4月に、中学校・高等学校が宮城野区小鶴に移りました。くわしくは学校の沿革のページと生徒数のページにあります。
東北学院高等学校の偏差値は特別進学コース55〜59、TG総進コース50〜54
ベネッセの「進研ゼミ偏差値」(2026年度の合格可能性判定模試のB判定値)では、出願するコースごとの偏差値は次のとおりです。
- 特別進学コース:55〜59
- TG総進コース:50〜54
偏差値は、模試の種類や年度によって数字が変わるため、目安として見てください。ほかのサイトの数字とは混ぜず、同じ進研ゼミ偏差値どうしで見比べてください。
2つのコースの数字は、5ずつの区分で隣り合っています。東北学院では、特別進学コースに届かなかった場合でも、希望を出していればTG総進コースで合格となる「スライド合格」の対象になることがあります(くわしくは入試の節にあります)。模試の結果を見るときは、学校全体ではなく、志望するコースの区分と照らし合わせて考えてください。
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宮城の入試の仕組みから見て家庭教師が向いているケースや、塾との違い、費用の考え方は宮城県の高校受験で家庭教師を使うか迷ったらにまとめています。
東北学院高等学校の特別進学コース・総合進学コース・TGコースの特徴
ここで紹介するコースの内容は、2027年度の生徒募集要項(PDF)と、学校案内(2026年度)にもとづきます。最新の紹介は、学校サイトのコース紹介のページで確認してください。
入学時の区分と2年生からのコース
出願のときに選ぶのは、特別進学コースかTG総進コースです。特別進学コースの生徒は、1年生から特別進学コースで学びます。TG総進コースで入学した生徒は、1年生は「TG総進コース」として学び、2年生になるときに、希望に応じて総合進学コースかTGコースに進みます。各コースとも2年生で文系と理系に分かれ、2年生に進級するときに一定の条件を満たせば、コースを移ることもできます。なお、「特別選抜コース」は、東北学院中学校から入学した生徒だけで作るコースです。
特別進学コース
目標は、最難関国公立大学と医学系大学です。授業は週34時間で、授業のあとに放課後講習があります。講習は、原則として平日の16時40分から18時までの80分で、自主学習も含めて全員が受けるのが原則だと、学校案内に書かれています。入試の定員は、自己推薦入試と一般入試を合わせて60名程度です。
総合進学コース
目標は、難関国公立大学から中堅国公立大学と、難関私立大学です。授業は週32時間で、全国の著名な大学の指定校推薦と協定校推薦を使える資格があります。募集要項には、2026年度の推薦の枠が約160校・1000名以上と書かれています。
学校の大学推薦制度のページによると、同志社大学と同志社女子大学の協定校推薦、指定校推薦は、総合進学コースに在籍する生徒に限られます。枠のある主な大学として、青山学院大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、国際基督教大学、芝浦工業大学、中央大学、東京理科大学、同志社大学、東北医科薬科大学、獨協医科大学、法政大学、明治大学、明治学院大学、立教大学、早稲田大学などが挙がっています(変更になる場合があります)。くわしくは大学推薦制度のページにあります。
TGコース
目標は、東北学院大学(全学部)への進学です。授業は週31時間で、本校独自の科目「プレカレッジ」があります。プレカレッジでは、東北学院大学に出向いて講義を受けたり、大学のボランティアの窓口と連携した活動に参加したりします。TGコースに在籍する生徒は、東北学院大学の全学部に、TG併設校推薦で入学できる制度があります。
ICT教育
学校では、2016年度の入学生から学年ごとに順に、一人が1台のChromebook(学校指定で、各自が購入)を使う環境を広げ、2018年度に全体が整いました。募集要項では、指定のノートパソコンを入学時に購入すると書かれていて、2026年度の目安の額は、高校1年生で68,970円(学費とは別)です。くわしくはノートPC生徒一人1台環境のページにあります。
東北学院高等学校の2027年度入試の日程と仕組み
2027年度(令和9年度)の入試は、学校サイトの生徒募集要項のページに、募集要項(PDF)が出ています。宮城県の私立高校の入試日は、宮城県私立中学高等学校連合会の令和9年度の一覧でも、推薦入試が1月13日(水)、一般入試がA日程の1月26日(火)とB日程の1月28日(木)とされています。
2027年度の入試日程(推薦入試・一般入試・入学手続)
特別進学コース自己推薦入試(公立併願可)
- 試験日:2027年1月13日(水)
- Web手続の期限:2027年1月7日(木)12時(データ登録の開始は2026年11月15日(日))
- 合格発表:内示は1月14日(木)17時、正式な発表は2月1日(月)17時
TG総進コース推薦入試(専願)
- 試験日:2027年1月13日(水)の午後
- Web手続の期限:2027年1月7日(木)12時
- 合格発表:内示は1月14日(木)17時、正式な発表は2月1日(月)17時
一般入試 A日程
- 試験日:2027年1月26日(火)
- Web手続:志願者データの登録は2026年11月15日(日)0時から2027年1月20日(水)12時まで。検定料の払込は2026年12月1日(火)0時から1月20日(水)12時まで。調査書データの登録・提出は2026年12月17日(木)0時から1月20日(水)12時まで
- 合格発表:2027年2月1日(月)17時(専用のwebサイトで閲覧。筆記試験の得点も開示される)
一般入試 B日程
- 試験日:2027年1月28日(木)
- Web手続・合格発表:A日程と同じ(A日程とB日程の両方を受ける場合も、検定料と調査書は1回分)
入学手続
- 専願合格者(一般入試の専願、TG総進コース推薦):入学時納付金の全額を、2027年2月1日(月)17時から2月8日(月)12時までに払い込む
- 私立第一志望・一般の合格者(一般入試、特別進学コース自己推薦入試)の第一次手続:入学金の一部(50,000円)を、2月1日(月)17時から2月8日(月)12時までに納める(来校は不要)
- 同じ合格者の第二次手続:入学時納付金の残額を、2月8日(月)12時から3月17日(水)12時までに納める
- 必要書類の提出:3月23日(火)まで郵送必着
検定料は、どの入試も14,000円です。いったん納めた検定料と入学時納付金は、返金に応じられないとされています。推薦入試と一般入試の両方を受けるときは、推薦入試の合否の内示が出てから、一般入試に出願します。推薦入試で不合格の場合は、一般入試のA日程とB日程のいずれか、または両方を、検定料と調査書の提出なしで受けられます。
公立高校を受験しないなど、入学を早めに決めた場合は、専願合格者と同じ期日までにすべての手続を終えることもできます。宮城県外の公立高校を受験する場合は、合格発表のあとに第二次手続ができるとされていて、学校に事前の相談が必要です。日程の全体は、募集要項(PDF)と学校の入試案内のページで確認してください。
入試の区分と出願の条件
特別進学コース自己推薦入試(公立併願可)
- 募集:男女60名程度(自己推薦入試と一般入試の合計)
- 条件:2027年3月に中学校を卒業する見込みで、2年生と3年生の全教科(9教科)の評定平均値が4.5以上(5段階評定の合計が81以上)、本校を私立第一志望とすること
- 選考:国語・数学・英語(各100点、各50分)と、調査書による総合審査
- そのほか:入学者の上位5名以内に奨学生の資格がある。英検準2級以上などの語学資格を持つ人には、一定の割合が加算される。合格に届かなくても、希望を出していればTG総進コースで合格となる「スライド合格」の対象になることがある
TG総進コース推薦入試(専願)
- 募集:第Ⅰ類は男女50名程度。第Ⅱ類のア(キリスト者推薦)とイ(部活動推薦)は、それぞれ男女若干名
- 第Ⅰ類の条件:2年生と3年生の全教科(9教科)の評定平均値が4.5以上(合計81以上)で、中学校長の推薦があり、合格の内示を受けたら入学する人
- 第Ⅱ類の条件:評定平均値は3.5以上(合計63以上)。アは中学校長と牧師の推薦と受洗証明書、イは中学校長と部活動の顧問の推薦が必要で、本校の部活動で活躍が期待できると学校が認めた人
- 選考:個人面接と調査書による総合審査。志願理由書などの提出もある
- そのほか:第Ⅱ類イ(部活動推薦)は公募制ではない。語学資格を持つ人には、一定の割合が加算される。出願の条件を満たすかどうかは、出願前に学校へ確認するよう案内されている
一般入試(A日程・B日程)
- 募集:男女360名(一般入試A・B、推薦入試、併設中学校からの進学者の合計)。特別進学コースは60名程度(一般入試と自己推薦入試の合計)
- 選考:5教科(国語、数学、社会、英語、理科)の筆記試験で、各教科は100点満点・50分。調査書とあわせて総合的に審査され、合否はA日程とB日程のそれぞれで出る
- 加点:専願で出願した人は総合点に30点、私立第一志望で出願した人は総合点に20点が加えられる
- 当日の時程:8時30分に集合し、9時から国語、10時10分から数学、11時20分から社会、12時50分から英語、14時から理科(A日程とB日程で同じ)
- 出願できる人:2027年3月に中学校を卒業する見込みの人に加えて、2026年3月に中学校を卒業した人も出願できる(推薦入試・自己推薦入試は、卒業見込みの人が対象)
- 受験票と持ち物:受験票は各自で印刷して持参する。ほかに、筆記用具(鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム、コンパス、定規のみ)、上靴、昼食を持っていく
- 調査書:宮城県の公立高校用の様式。筆記試験の出題範囲は、宮城県の公立高校の入学者選抜における配慮事項に準じる
「専願」は、合格したら東北学院に入学することを前提とした区分です。「私立第一志望」は、私立の中で東北学院を第一志望にして、公立高校(国立の高校や国公立の高等専門学校などを含む)に入学しない場合に東北学院へ入学することを前提とした区分です。出願のときに、希望するコース、専願か私立第一志望か、スライド合格を希望するかを選びます。
令和8年度・7年度・6年度の志願者数と合格者数
学校の入学試験結果のページには、2026(令和8)年度の人数が載っています(定員は360名)。区分ごとの人数を合計した値で、複数の区分を受けた人の数え方は書かれていません。
- 一般入試 A日程:志願者711名、合格者511名
- 一般入試 B日程:志願者685名、合格者477名
- 特別進学コース自己推薦入試:志願者680名、合格者311名
- TG総進コース推薦入試:志願者58名、合格者58名
- 合計:志願者2,134名、合格者1,357名
2025(令和7)年度と2024(令和6)年度も、同じページに載っています。
- 2025年度 一般入試 A日程:志願者820名、合格者545名。B日程:770名、494名
- 2025年度 特別進学コース自己推薦入試:志願者667名、合格者302名。TG総進コース推薦入試:29名、29名
- 2025年度 合計:志願者2,286名、合格者1,370名
- 2024年度 一般入試 A日程:志願者571名、合格者455名。B日程:559名、452名
- 2024年度 特別進学コース自己推薦入試:志願者554名、合格者306名。TG総進コース推薦入試:72名、72名
- 2024年度 合計:志願者1,756名、合格者1,285名
第二次入試
学校の第二次入試案内のページには、2026(令和8)年度の第二次入試は実施しないと書かれています。2027年度の第二次入試については、確認できた資料に案内がありませんでした。
東北学院高等学校の学費と特待生・奨学金
ここでの金額は、2027年度入学生向けの募集要項の表によります。毎月の学校納付金は「予定」とされています。学校サイトの学納金のページは2025年度入学生の表のため、2027年度の金額は、出願の前に募集要項と学校の最新の案内で確認してください。
入学時と毎月にかかる学費
入学時納付金(2027年度入学生)
- 合計:214,500円
- 入学金:146,000円
- 施設設備資金:64,000円
- そのほか:4,500円(奨学会・生徒会・同窓会の入会金)
毎月の学校納付金(2027年度入学生・予定)
- 合計:20,350円
- 授業料:38,100円(表には、同じ額の就学支援金が差し引く形で並んでいる)
- 施設設備資金:9,000円
- 教育充実費:8,000円
- 会費など:3,350円(奨学会、生徒会、生徒会後援、同窓会の各会費の合計)
そのほかの費用
- 諸費(年額):74,000円(2026年度の実額)。年に2回、4月と5月に37,000円ずつ加算される(2026年度の高校1年生の参考額)
- ノートパソコン:入学時に学校指定のものを購入する(2026年度の目安の額は高校1年生で68,970円)
- 検定料:14,000円
就学支援金は、国による返還不要の授業料の支援制度で、申請の方法は入学後に学校から案内されます。宮城県私立中学高等学校連合会の資料では、私立高校(全日制など)の支給上限は年額45万7,200円で、所得制限はないとされています。毎月の授業料38,100円を12か月分にすると457,200円で、この上限と同じ額です。
特待生・奨学生と奨学金
学校案内(2026年度)の奨学生制度・特待生制度の表には、高等学校の区分が載っています。学校の奨学金制度のページにも、同じ趣旨の表があります。
- 入学時奨学生:特別進学コースの自己推薦入試で5名以内。奨学奨励金は年額30万円(資格は1年間)
- 特待生S:特別選抜コースから5名以内。年額30万円(資格は1年間)
- 特待生A:特別進学・総合進学・TGの3コースから4名以内。年額20万円(資格は1年間)
- 特待生B:同じ3コースから6名以内。年額10万円(資格は1年間)
- 月浦育英会:学費の支払いが難しい生徒を支える、学校独自の奨学金。年額15万円
奨学金制度のページには、このほか、日本学生支援機構などの奨学金があることが書かれています。学校案内には、次の各種助成も載っています。
- 高校生等奨学給付金:授業料以外の教育費の負担を軽くするため、低所得世帯の保護者に県から支給される給付金(返還は不要)
- 授業料減免制度:保護者の失職や疾病などで家計が急に変わった場合に、授業料の負担を軽くする制度
- 宮城県高等学校等育英奨学資金:無利子の貸与で、月額は自宅通学の人が30,000円、自宅外通学の人が35,000円
2027年度の特待生・奨学生の内容は、募集要項と学校の最新の案内で確認してください。
東北学院高等学校を併願するときの日程と併願校の選び方
宮城の私立高校は、一般入試が全校ほぼ同じ2日
宮城県の私立高校は、2027年度は推薦入試を1月13日(水)に全校で一斉に行います。一般入試は、1月26日(火)のA日程と1月28日(木)のB日程の2回を、一部の高校を除いて一斉に行います。東北学院は、A日程とB日程の両方を実施します。
私立の一般入試の日が同じ2日に集まっているので、東北学院をA日程で受けて、ほかの私立高校をB日程で受ける(またはその逆)という組み方になります。東北学院だけをA日程・B日程の両方で受けることもできます。
宮城県立高校との併願の日程
- 2027年1月13日(水):特別進学コース自己推薦入試、TG総進コース推薦入試
- 1月14日(木)17時:推薦入試の合否の内示
- 1月26日(火)・28日(木):一般入試のA日程・B日程
- 2月1日(月)17時:一般入試の合格発表(推薦入試の正式な発表も同じ日)
- 2月8日(月)12時:専願合格者の入学時納付金の払込と、私立第一志望・一般の合格者の第一次手続の期限
- 2月9日(火)〜2月16日(火)午前11時:宮城県立高校の出願(ウェブ出願)
- 3月3日(水):宮城県立高校の学力検査
- 3月15日(月)午後3時:宮城県立高校の合格発表
- 3月17日(水)12時:私立第一志望・一般の合格者の第二次手続の期限
県立高校の日程は、宮城県教育委員会の発表と入学者選抜要項にもとづいています。県内の公立高校に出願できるのは、1つの高校の1つの課程・学科・コースだけです。共通選抜は、5教科500点満点の学力検査と、195点満点の調査書点をもとに選ぶ方法で、学力検査と調査書の比重は、7:3から3:7までの5通りから、学校・学科ごとに設定されます。
日程を並べると、一般入試の第一次手続(2月8日)は、県立高校の出願が始まる2月9日の前日です。一方、第二次手続の期限(3月17日12時)は、県立高校の合格発表(3月15日)の2日後で、発表のあとに手続を考える時間が残ります。「私立第一志望」の区分で受ける場合は、第一次手続で入学金の一部を納めることが前提になっています。県立の結果を待ってから進路を決めたい場合は、第一次手続の内容と、第二次手続までの流れを、募集要項で確かめてください。
偏差値帯が近い併願校
同じ進研ゼミ偏差値(2026年度の模試のB判定値)で、東北学院の2つのコースと偏差値の区分が重なる宮城県内の主な学校は次のとおりです。
特別進学コース(55〜59)と区分が重なる学校
TG総進コース(50〜54)と区分が重なる学校
- 公立高校:仙台向山(普通科)、泉(普通科・英語科)
- 私立高校:宮城学院(3コースとも)、東北学院榴ケ岡(特別進学コース・単位制)、仙台育英学園(普通科特別進学コース)、仙台城南(普通科特別進学コース)
偏差値は5ずつの幅で示されているため、同じ区分の学校でも実際の難しさには差があります。また、公立高校の合否は、学力検査の点数と調査書点(内申点)などを合わせて決まります。ここに挙げた学校は目安として、模試の結果と中学校の先生との相談をふまえて、受験校を決めてください。
東北学院高等学校へのアクセス・通学
電車での行き方と自転車での通学
学校の交通アクセスのページによると、最寄りはJR仙石線の小鶴新田駅で、北口から徒歩約10分です。学校案内(2026年度)には、JR仙石線の仙台駅から5駅(約10分)、自転車での通学の目安も載っています。学校には屋内駐輪場があります。
- JR仙石線 小鶴新田駅:北口から徒歩約10分
- JR仙石線 仙台駅:小鶴新田駅まで5駅、約10分
- JR東北本線 東仙台駅:自転車で約12分(2.4km)
- JR東北本線 岩切駅:自転車で約20分(4.1km)
- 地下鉄東西線 六丁の目駅:自転車で約25分(4.8km)
東北学院高等学校の大学合格実績・部活動
大学合格実績(学校案内・2026年度入試)
学校案内(2026年度)の大学合格実績は、2026年度入試の現役生のみの人数です。
- 国公立大学:合計78名(うち東北大学10名、東京科学大学1名)
- 私立大学:合計427名(うち東北学院大学174名で、TG併設校推薦の76名を含む)
- 医学部医学科:合計5名
- 指定校・協定校推薦の合格者:計82名(うち同志社大学16名)。同志社女子大学の協定校推薦は1名
過去3年間の大学合格状況(学校サイト)
学校の過去3年間の大学合格状況のページには、2024、2025、2026の3つの年の人数が載っています。
- 国公立大学の合計:2024年が44名、2025年が111名、2026年が95名(3年の計250名)
- 私立大学の合計:2024年が365名、2025年が763名、2026年が521名(3年の計1,649名)
- うち東北学院大学:199名、357名、198名(計754名)
- 国公立大学の例:山形大学は計46名、岩手大学は計20名、宮城教育大学は計20名
このページの表には、年の意味(卒業年度か入試年度か)、現役生と既卒生の区別、延べ人数か実人数かは書かれていません。学校案内の人数と一致しない年があるのも、条件が違うためかどうかは、資料からはわかりません。
部活動
学校サイトの部活動のページには、高校の運動部19と文化部12が載っています。
- 運動部:陸上競技、剣道、柔道、弓道、硬式テニス、ソフトテニス、卓球、バドミントン、水泳、空手道、サッカー、バレーボール、バスケットボール、高校軟式野球、硬式野球、山岳、体操、スキー、ハンドボール
- 文化部:英語、歴史、科学、写真、音楽、吹奏楽、美術、放送、囲碁・将棋、ディベート、軽音楽、鉄道研究会
体操部は2025年度末、スキー部は2024年度末に、部としての活動を停止しています(大会には参加できます)。また、女子の欄のサッカー、バスケットボール、高校軟式野球、硬式野球、山岳、ハンドボールは、男子の部に加わって活動することはできるが、女子の部を新しく作るかどうかは今後の状況を見て決める、という扱いです。入学を考える部がある場合は、学校に確かめてください。
受験指導の立場から見た東北学院高等学校
ひとことで言うと
出願のときに特別進学コースかTG総進コースを選び、TG総進コースの生徒は2年生から総合進学コースとTGコースに分かれる私立高校です。一般入試はA日程とB日程の2回あり、県立高校の出願より前に、手続の一部が終わります。
観点ごとの特徴
難易度
- 事実:進研ゼミ偏差値は、特別進学コースが55〜59、TG総進コースが50〜54
- 受験生にとっての意味:コースによって目安の区分が違うので、模試の結果は志望コースの区分と照らして見る
入試の形
- 事実:推薦入試は1月13日。一般入試は、1月26日のA日程と1月28日のB日程の2回で、筆記試験は5教科
- 受験生にとっての意味:同じ学校を2回受けられる。A日程とB日程は、それぞれで合否が判定される
不合格のリスク
- 事実:特別進学コースに届かなくても、希望を出していればTG総進コースで合格となる「スライド合格」の対象になることがある。推薦入試で不合格でも、一般入試を受けられる
- 受験生にとっての意味:志望コースに届かなくても、別のコースで合格となることがある(入学するコースが変わる)
進学
- 事実:TGコースは東北学院大学へのTG併設校推薦、総合進学コースは指定校・協定校推薦の制度がある。学校案内には、2026年度入試の現役生で国公立大学78名、私立大学427名と書かれている
- 受験生にとっての意味:入学後のコースによって、使える推薦制度が違う。コース別の合格実績は確認できた資料にないため、学校に確かめたい
通学
- 事実:小鶴新田駅の北口から徒歩約10分。自転車で通う場合の目安と、屋内駐輪場がある
- 受験生にとっての意味:自宅から駅までの距離や、自転車での通学時間を考えて、通学の方法を選べる
費用
- 事実:入学時納付金は214,500円。毎月の学校納付金は、就学支援金を適用して20,350円(予定)
- 受験生にとっての意味:入学時にまとまった金額が必要で、入学金は第一次手続(一部)と第二次手続(残額)に分けて納める区分もある
部活動
- 事実:運動部19、文化部12が学校サイトに載っている(体操部とスキー部は部としての活動を停止)
- 受験生にとっての意味:入りたい部があるか、男女別の扱いがどうなっているかを、先に確かめられる
こんな受験生に向いている
- 最難関の国公立大学や医学系大学を目標に、放課後講習まで学ぶ生活を考えている人(特別進学コース)
- 国公立大学や難関私立大学をめざしながら、指定校・協定校推薦の制度も選択肢に入れたい人(総合進学コース)
- 東北学院大学への進学を考え、大学と連携した学びを経験したい人(TGコース)
- 毎日の礼拝とキリスト教教育がある学校であることを理解したうえで、学校生活を考えたい人
検討するときに確かめたいこと
- 毎月の学校納付金は「予定」とされていて、学費の最終の金額は募集要項と学校の最新の案内で確認する
- 学校サイトの学納金のページは2025年度入学生の表で、2027年度の金額とは違うこと
- 大学合格実績は、学校案内(2026年度入試・現役生のみ)と学校サイトの表(条件の記載なし)で人数が違う
- 2027年度の第二次入試を行うかどうか(2026年度は実施しなかった)
- 追試験の案内(学校の追試験のページは、2026年度の案内が「準備中」とされている)
- 特待生・奨学生の制度が、2027年度も同じ内容かどうか
- 部活動の男女別の扱い(女子の欄の一部は部の創設が未定)
併願の組み方
東北学院の一般入試は、1月26日のA日程と28日のB日程です。ほかの私立高校の一般入試も同じ2日なので、東北学院とあわせてほかの私立高校を一般入試で受ける場合は、日をずらして組むことになります。宮城県立高校の出願は2月9日から、学力検査は3月3日、合格発表は3月15日です。東北学院の第二次手続の期限(3月17日12時)は、県立の合格発表の2日後です。「専願」や「私立第一志望」の区分で出願する場合の条件は、出願の前に募集要項で確かめてください。
東北学院高等学校はコースによって進研ゼミ偏差値が50〜54から55〜59まで幅があり、どのコースを狙えるかは今の成績しだいです。志望コースまであと少し届かないと感じているなら、入試までの時間で苦手を補える相談先を早めに探しておくのも一つの方法です。
家庭教師を使うか迷っている場合は、宮城県の高校受験で家庭教師を使うか迷ったらで、宮城の入試の仕組みと家庭教師の選び方をまとめています。
東北学院高等学校のオープンスクール・説明会
2026年度の秋季オープンスクール(高等学校)が、2026年11月7日(土)の10時から12時までと、14時から16時までの2回開かれます。対象は中学生と保護者で、入試の説明、入試教科のアドバイス、部活動の見学、個別相談、キャンパスツアーがあります。申込の受付は11月4日(水)までで、事前にWebで申し込む必要があり、当日の参加は基本的に受け付けていません。最新の日程と申込は、学校の学校説明会スケジュールのページで確認してください。
東北学院高等学校の受験でよくある質問
東北学院高等学校の偏差値はどのくらい?
進研ゼミ偏差値(2026年度の模試のB判定値)では、特別進学コースが55〜59、TG総進コースが50〜54です。学校全体ではなく、出願するコースの数字で考えてください。
2027年度入試はいつ行われる?
特別進学コース自己推薦入試とTG総進コース推薦入試が2027年1月13日(水)、一般入試はA日程が1月26日(火)、B日程が1月28日(木)です。一般入試の合格発表は2月1日(月)17時です。
特別進学コースに届かなかったらどうなる?
出願のときにスライド合格を希望していれば、TG総進コースで合格となることがあります。推薦入試で不合格だった場合は、一般入試のA日程・B日程のいずれか、または両方を、検定料と調査書の提出なしで受けられます。
公立高校との併願はできる?
特別進学コース自己推薦入試は「公立併願可」とされていて、一般入試には「私立第一志望」の区分があります。どちらも、公立高校に入学しない場合に東北学院へ入学することが前提です。入学手続の期限は、第一次が2月8日(月)12時、第二次が3月17日(水)12時で、県立高校の合格発表は3月15日です。
東北学院の学費はいくらかかる?
2027年度入学生の入学時納付金は214,500円(入学金146,000円、施設設備資金64,000円、入会金などで4,500円)です。毎月の学校納付金は、授業料38,100円が就学支援金の適用で相殺され、合計20,350円です(予定)。このほかに、諸費(2026年度の実額で年額74,000円)と、ノートパソコンの購入費がかかります。
特待生や奨学金の制度はある?
あります。2026年度の制度では、特別進学コースの自己推薦入試の入学時奨学生(年額30万円)や、特待生S・A・B(年額30万円・20万円・10万円)があります。学費の支払いが難しい生徒を支える、月浦育英会の年額15万円の奨学金もあります。
東北学院にはどんな部活動がある?
学校サイトには、高校の運動部19と文化部12が載っています。体操部とスキー部は、部としての活動を停止しています。
東北学院には男子も女子も出願できる?
募集要項の募集定員は「男女360名」で、男女が出願できます。部活動によっては、女子の部の創設が未定のものがあります。
まとめ:東北学院高等学校の偏差値・入試日程・学費・併願
- 東北学院高等学校は宮城県仙台市宮城野区の私立高校で、特別進学コースとTG総進コースを選んで出願する。進研ゼミ偏差値は、特別進学コースが55〜59、TG総進コースが50〜54
- 2027年度の入試は、推薦入試が1月13日、一般入試がA日程の1月26日とB日程の1月28日。一般入試の合格発表は2月1日
- 入学手続の第一次は2月8日12時、第二次は3月17日12時までで、宮城県立高校の合格発表(3月15日)はその間にある
- 2027年度入学生の入学時納付金は214,500円、毎月の学校納付金は20,350円(予定)
- 小鶴新田駅の北口から徒歩約10分。特待生・奨学生の制度と、部活動(運動部19、文化部12)がある
入試の日程や費用は変わることがあります。出願の前に、学校の生徒募集要項のページで最新の内容を確認してください。











