東大谷高等学校は、大阪府堺市にある、浄土真宗の教えを建学の精神とする私立高校です。勉強と部活動のどちらにも力を入れながら、穏やかで充実した3年間を送りたいと考えている受験生にとって、とても魅力的な選択肢の一つとなるでしょう。「一人ひとりを大切にする教育」を掲げ、生徒の個性を尊重しながら、それぞれの希望進路を実現するための手厚いサポート体制が整っています。
東大谷高等学校の基本情報
東大谷高等学校の偏差値・難易度・併願校
特進コース:60 国際コース:57 進学コース:54
東大谷高等学校に設置されている学科・コース
特進コース
国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指すコースです。ハイレベルな授業と手厚い進学サポートで、高い目標に挑戦したい生徒におすすめです。 国際コース
語学力や国際感覚を身につけ、グローバル社会で活躍したい生徒向けのコースです。外国人講師による授業や留学制度が充実しており、語学系の大学や海外進学を考えている人にぴったりです。 進学コース
併設の大阪大谷大学をはじめ、幅広い私立大学への進学を目指すコースです。2年次からは一般系、教育系、看護・医療系、薬学系の4つの系統に分かれ、専門性を高められます。
東大谷高等学校の特色・校風
宿題の量
コースによりますが、特に特進コースは毎日コツコツと取り組むべき課題が出され、量はやや多めという声があります。計画的に学習を進める習慣が身につくでしょう。 校則
校則は、他の私立高校と比較して厳しいという意見が多く見られます。特に服装や頭髪、スマートフォンの校内での使用禁止(登下校中も原則禁止)といった指導が徹底されているようです。真面目に学校生活を送りたい生徒にとっては、落ち着いた環境が保たれていて良い点とも言えます。 生徒たちの雰囲気
全体的に真面目で穏やかな生徒が多いようです。いじめは少ないという声が多く、安心して学校生活を送れる環境と言えそうです。 アルバイト
原則として禁止されています。 制服
制服は、落ち着いたデザインで上品だと評判です。特に女子の制服は可愛いという声も聞かれます。 土曜授業
土曜日も授業が行われており、十分な授業時間が確保されています。
東大谷高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
文化祭
「大谷祭」と呼ばれ、毎年大変な盛り上がりを見せます。クラスごとの展示やステージ発表、部活動の発表など、生徒が主体となって創り上げるイベントです。 体育祭
学年やクラス対抗で様々な競技に熱中し、クラスの団結力が高まる一日です。 修学旅行
例年、北海道や沖縄など国内を訪れることが多いようです。仲間との絆を深める貴重な思い出となるでしょう。 その他のイベント
仏教校ならではの「花まつり」や「報恩講」などの宗教行事も行われ、心を落ち着かせる時間となっています。
東大谷高等学校の進学実績
国公立大学
2024年度入試では、大阪大学、大阪公立大学、和歌山大学、大阪教育大学などに合格者を出しています。 難関私立大学
「関関同立」(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)には合計51名が合格しています。 その他
併設校である大阪大谷大学へ進学する生徒も多くいます。また、近畿大学へは117名が合格するなど、多くの生徒が希望の進路を実現しています。
東大谷高等学校の特長・アピールポイント
10年未来プロジェクト
高校卒業後、10年先を見据えたキャリア教育プログラムです。社会で活躍する卒業生の話を聞く機会などがあり、将来について深く考えるきっかけになります。 探究ゼミナール
生徒が自らテーマを設定し、調査、分析、発表を行う探究学習です。課題解決能力やプレゼンテーション能力が養われます。 充実した高大連携
関西大学とのパイロット校提携や、併設の大阪大谷大学との連携プログラム(薬剤師育成・教員育成)があり、大学での学びを先取りできます。 先進のICT環境
多くの教室に電子黒板が設置されるなど、最先端のICT設備が整った環境で学ぶことができます。 宗教的情操教育
浄土真宗の教えに基づき、感謝の心や他者を思いやる心を育む宗教の授業や行事があります。 美しいキャンパスと充実した施設
緑豊かな広々としたキャンパスには、人工芝のグラウンドや複数の体育館など、充実した施設が揃っています。 きめ細やかな進路指導
教員が生徒一人ひとりと向き合い、個々の目標達成に向けて親身にサポートしてくれます。
東大谷高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が熱心で、質問にも丁寧に対応してくれるので勉強しやすい環境です。」 「校則は厳しいけれど、その分、真面目で落ち着いた生徒が多く、安心して過ごせます。」 「施設がとても綺麗で、特に図書館や自習スペースが充実していて学習に集中できます。」 「部活動が盛んで、勉強と両立しながら仲間と目標に向かって頑張れるのが楽しいです。」
気になる点 「校則が厳しく、特にスマホが使えないのは不便に感じることがあります。」 「駅から少し歩くので、アクセスが少し大変だと感じる人もいるようです。」 「特進コースは課題が多く、予習復習が大変だという声もあります。」
アクセス・通学
泉北高速鉄道「泉ヶ丘」駅より徒歩約10分。 「泉ヶ丘」駅のほか、「金剛」駅、「富田林」駅、「和泉府中」駅、「泉大津」駅などからスクールバスも運行されています。
東大谷高等学校受験生へのワンポイントアドバイス