東海大学菅生高等学校は、東京都あきる野市の豊かな自然に囲まれた広大なキャンパスでのびのびと学校生活が送れる、文武両道の私立共学校です。「菅生(すがお)」という名前の通り、生徒一人ひとりの個性を大切にし、その可能性を最大限に引き出す教育を実践しています。
東海大学菅生高等学校の基本情報
東海大学菅生高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科特進コース:57 普通科進学コース:48
東海大学菅生高等学校に設置されている学科・コース
特進PBLコース 難関大学や海外大学への進学を目指すコースです。 問題解決型学習(PBL)を通して、主体的に学ぶ力や思考力を養います。 高いレベルで文武両道を実現したい、知的好奇心が旺盛な生徒におすすめです。
進学コース 部活動と勉強を両立させながら、東海大学をはじめとする多様な大学への進学を目指すコースです。 幅広い分野の中から自分の興味関心に合わせて進路を選択したい生徒や、高校生活を多方面で充実させたい生徒に向いています。
医学・難関大コース 中等部からの一貫コースですが、2026年度からは高校からの募集も開始される予定です。 その名の通り、医学部や難関大学への現役合格を目指し、ハイレベルな学習環境が提供されます。
東海大学菅生高等学校の特色・校風
校風と生徒の雰囲気 生徒たちは明るく元気で、挨拶が飛び交う活気のある雰囲気です。 部活動に打ち込む生徒が多く、目標に向かって真面目に取り組む姿勢が見られます。一方で、穏やかな生徒も多く、多様な個性を受け入れる土壌があるようです。
校則 校則は、他の私立高校と比較すると標準的か、やや厳しめという声が多いようです。特に服装や頭髪に関する指導はしっかりしているとの口コミが見られます。スマートフォンの校内での使用は制限されているようですが、ルールを守れば持ち込みは可能なようです。
宿題・学習 宿題の量はコースや時期によって差があるようですが、全体的には標準的との意見が多いです。朝学習の時間が設けられているほか、放課後には講習や補習が充実しており、学習サポートは手厚いと言えるでしょう。 また、「自学館」という自習施設があり、朝早くから夕方まで利用できるなど、自主的に学習に取り組める環境が整っています。
制服 制服は品位と機能性を両立させたブレザースタイルで、生徒からの評判は良いようです。 ただし、着こなしに関するルールは比較的厳しいという意見もあります。
アルバイト 原則としてアルバイトは禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可されることもあるようです。
土曜授業 土曜授業は実施されています。
東海大学菅生高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 特に硬式野球部は甲子園出場の常連校として全国的に有名で、プロ野球選手も輩出しています。 甲子園優勝を目標に、厳しい練習に励んでいます。 その他にも、男子バスケットボール部、男子バレーボール部、卓球部などが全国大会や関東大会で輝かしい実績を収めています。
文化部 文化部では吹奏楽部が特に有名で、全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞するなど、全国トップレベルの実力を誇ります。 定期演奏会や地域のイベントでも活躍しており、その演奏は多くの人々を魅了しています。 珍しい部活動としては、広大な自然環境を活かしたワンダーフォーゲル部があります。
イベント
菅生祭(文化祭) 毎年秋に開催される文化祭は、学校全体が一体となって盛り上がる最大のイベントです。 クラスごとの展示や発表、文化部のステージ、有志によるパフォーマンスなど、多彩な企画で来場者を楽しませます。
体育祭 体育祭では、クラス対抗で様々な競技に熱戦を繰り広げます。生徒たちの団結力やエネルギーが感じられる一日です。
修学旅行 修学旅行では、平和学習や文化体験など、普段の学校生活では得られない貴重な経験をします。近年では海外へ行くこともあるようです。
その他 校外学習や芸術鑑賞教室、全校応援など、年間を通して様々な行事が予定されており、充実した高校生活を送ることができます。
東海大学菅生高等学校の進学実績
国公立大学 横浜国立大学などの国公立大学へも合格実績があります。
難関私立大学 早稲田大学、上智大学、東京理科大学、MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)といった難関私立大学にも、毎年安定した合格実績を誇っています。
東海大学への進学 東海大学への付属推薦制度が充実しており、希望者の約9割が現役で合格しています。 医療、理工、文、芸術など多彩な学部を持つ総合大学であるため、幅広い進路選択が可能です。
進学サポート 進学実績を支えているのが、手厚い進学サポート体制です。通常授業に加え、レベル別の講習や長期休暇中の講習、個別指導など、生徒一人ひとりの目標に合わせた指導が行われています。 また、ICT教材を積極的に活用し、効率的な学習環境を整えています。
東海大学菅生高等学校の特長・アピールポイント
広大な自然に囲まれた学習環境 東京ドーム約3.5個分とも言われる広大なキャンパスは、豊かな自然に恵まれています。 四季の移ろいを感じながら、のびのびとした環境で学ぶことができます。
全国レベルの文武両道 硬式野球部や吹奏楽部をはじめ、全国大会で活躍する部活動が多数あります。 高いレベルで部活動に打ち込みながら、大学進学も目指せる環境が整っています。
東海大学との強力な連携 東海大学の系列校として、大学の講義を体験できたり、高大連携プログラムに参加できたりする機会が豊富にあります。 付属推薦制度を利用して、東海大学へ進学する道も開かれています。
充実した学習支援システム「自学館」 「自習・講習・学習相談」の3つの機能を備えた「自学館」は、生徒の自主的な学びを力強くサポートします。 静かな環境で集中して自習に取り組めるほか、放課後講習もここで行われます。
最先端のICT教育 全生徒がChromebookを所有し、Googleの教育向けツールを活用した授業が展開されています。 「学校情報化優良校」にも認定されており、最先端のICT環境で学ぶことができます。
グローバル教育の推進 オーストラリアへの語学研修や交換留学など、国際交流プログラムが充実しています。 ネイティブ教員も在籍しており、実践的な英語力を身につける機会が豊富です。
人間力を育む多彩な学校行事 「菅生祭」や体育祭、修学旅行といった大きなイベントはもちろん、地域貢献活動など、社会性を育む様々な体験活動が用意されています。
東海大学菅生高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「部活動に本気で打ち込める環境がある」「全国を目指す仲間と切磋琢磨できる」といった、部活動に関するポジティブな口コミが非常に多いです。 「先生方が熱心で、進路相談にも親身に乗ってくれる」「学習サポートが手厚く、安心して勉強できる」など、面倒見の良さを評価する声も目立ちます。 「自然豊かで広大なキャンパスが気持ちいい」「施設が充実している」といった、学習環境に関する満足度も高いようです。 「行事がとても盛り上がり、クラスの団結力が強まる」という声も多く聞かれます。
気になる点: 「最寄り駅からバスに乗る必要があり、アクセスが少し不便」「坂道が多いので通学が大変」といった、立地に関する意見が見られます。 「校則が少し厳しいと感じることがある」「スマートフォンの使用制限が厳しい」といった声も一部あります。 「自然が豊かな分、虫が多い」「冬は寒い」といった、環境ならではの意見も聞かれます。
アクセス・通学
JR青梅線「小作駅」西口より西東京バス「東海大学菅生高校」行きで約13分 JR五日市線「秋川駅」北口より西東京バス「東海大学菅生高校」行きで約11分 JR中央線「八王子駅」南口よりスクールバスも運行されています。
東海大学菅生高等学校受験生へのワンポイントアドバイス