千葉県千葉市若葉区に佇む桜林高等学校は、「自己確立」と「自他共楽」を校訓に掲げ、一人ひとりの個性を尊重しながら、共に楽しむ心を育む教育を実践している私立高校です。キリスト教の精神に基づいた人間教育を土台としながらも、宗教色は前面に出すぎず、生徒たちは落ち着いた雰囲気の中で学校生活を送っています。
桜林高等学校の基本情報
桜林高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科 特進コース:44 普通科 総合進学コース:新設コースのため、偏差値情報は変動する可能性があります。 普通科 総合コース:40
主な併願校の例 千葉県立若松高等学校 千葉県立千城台高等学校 千葉経済大学附属高等学校 千葉明徳高等学校 東海大学付属市原望洋高等学校
桜林高等学校に設置されている学科・コース
特進コース どんなことを学ぶ?:国公立大学や難関私立大学への一般入試合格を目指し、基礎から応用まで学力を大きく伸ばすためのカリキュラムが組まれています。少人数制のクラスで、きめ細やかな指導を受けられるのが特長です。 どんな生徒におすすめ?:高い目標を持ち、大学受験に向けて集中的に学習したい生徒に最適です。
総合進学コース どんなことを学ぶ?:多様化する大学入試に対応するため、学力向上はもちろん、プレゼンテーション能力や小論文対策など、表現力や発信力を磨くことに力を入れています。 どんな生徒におすすめ?:推薦入試やAO入試なども視野に入れ、自分の強みを生かして大学進学を目指したい生徒におすすめです。
総合コース どんなことを学ぶ?:大学進学から専門学校、就職まで、幅広い進路に対応したカリキュラムが特徴です。基礎学力を固めながら、社会人講話や上級学校訪問などを通して、自分の興味や関心を深めていきます。 どんな生徒におすすめ?:高校生活を通して自分のやりたいことを見つけ、多様な進路の中から自分に合った道を選びたい生徒に適しています。
桜林高等学校の特色・校風
宿題の量:コースにもよりますが、日々の学習習慣を身につけるための適度な量が出されることが多いようです。特に特進コースでは、補習などもあり学習時間は多くなる傾向があります。 校則:他の私立高校と比較すると、やや厳しいという声が見られます。特に頭髪や服装に関する指導はしっかり行われるようです。これは、社会に出るための基本的なマナーや規律を身につけることを重視しているためです。 生徒たちの雰囲気:真面目で礼儀正しい生徒が多いと言われています。挨拶を大切にしており、先生と生徒のコミュニケーションも良好なようです。 アルバイト:原則として禁止ですが、家庭の事情などにより届け出をすれば許可される場合があります。 制服の評判:知的で落ち着いたデザインが好評です。特に女子のスラックスも選択できるなど、機能性にも配慮されています。 土曜授業:基本的に土曜授業はありませんが、特進コースの補講や模擬試験などが行われることがあります。
桜林高等学校の部活動・イベント
部活動
少林寺拳法部:世界大会に出場するほどの強豪として知られており、学校を代表する部活動の一つです。 和太鼓部:全国大会の常連であり、その迫力ある演奏は文化祭などでも披露され、高い評価を得ています。 硬式野球部:専用の野球場も完備されており、日々練習に打ち込んでいます。夏の大会では全校応援で盛り上がります。 写真部:各種コンクールで最高賞を受賞するなど、文化部も高い実績を上げています。 ボランティア部:地域の清掃活動やイベントの手伝いなど、校外での活動も積極的に行っています。
イベント
桜林ピック(体育祭):6月に行われる体育祭は、クラス対抗で様々な競技に熱中し、大きな盛り上がりを見せます。 桜林祭(文化祭):10月に開催される文化祭は、各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表を行い、多くの来場者で賑わいます。 修学旅行:11月には、高校生活最大の思い出となる修学旅行が実施されます。 合宿ホームルーム:新入生を対象に、入学後すぐに行われる宿泊研修です。学校生活について学ぶとともに、クラスの親睦を深める貴重な機会となっています。
桜林高等学校の進学実績
国公立大学:千葉大学、千葉県立保健医療大学などへの合格実績があります。 難関私立大学:東京理科大学、明治大学、法政大学、成城大学、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学など、GMARCHや日東駒専といった大学群への進学者を輩出しています。 その他:城西国際大学や植草学園大学・短期大学とは教育提携を結んでおり、これらの大学への進学にも強みを持っています。
桜林高等学校の特長・アピールポイント
面倒見の良い、きめ細やかな指導体制:生徒一人ひとりに目が届きやすい規模の学校だからこそ、先生方が親身になって学習や進路の相談にのってくれます。 充実したスポーツ施設:野球場やサッカー場、テニスコートなどを備えた広大な御殿校舎・グラウンドがあり、部活動に全力で打ち込める環境が整っています。 ICT教育の推進:早い段階から全教室に電子黒板を導入するなど、ICT機器を活用した分かりやすい授業を展開しています。 豊かな人間性を育むキリスト教教育:「自己確立・自他共楽」の校訓のもと、他者を思いやる心や社会に貢献する姿勢を育みます。 海外大学への進学サポート:海外大学進学協定校推薦入試制度(UPAS)に加盟しており、アメリカを中心とした海外の大学への道も開かれています。 公務員育成プログラム:警察官や消防士を目指す生徒のために、公務員試験に対応した特別プログラムを用意しています。 社会性を育む生活指導:挨拶の徹底や規律を守る姿勢など、社会に出てから役立つ基本的な生活習慣を身につけるための指導に力を入れています。
桜林高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方がとても親身で、進路相談などに熱心にのってくれる」という声が非常に多く聞かれます。 「挨拶などの礼儀指導がしっかりしているので、社会に出るための準備ができる」と評価されています。 「いじめが少なく、生徒同士の仲が良い」といった、落ち着いた学校生活を評価する意見も多いようです。 「部活動が盛んで、専用グラウンドなど施設が充実している」点も高く評価されています。
気になる点 「校則が他の高校に比べて少し厳しいと感じる」という声があります。特に服装や頭髪に関する指導が厳しいと感じる生徒もいるようです。 最寄り駅から少し距離があるため、「アクセスが少し不便」という意見も見られます。 キリスト教系の学校であるため、宗教的な行事や教育方針が「人によっては合わない可能性もある」という指摘もあります。
アクセス・通学
千葉都市モノレール「桜木駅」から徒歩約5~8分 JR総武本線「都賀駅」から徒歩約18~25分
桜林高等学校受験生へのワンポイントアドバイス