島根県江津市に根ざし、未来の技術者を育む江津工業高等学校。皆さんは「工業高校」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?「専門的で難しそう」「男子が多そう」…そんな風に思っている人もいるかもしれません。しかし、江津工業高等学校は、ただ技術を学ぶだけの場所ではないのです。地域社会と深く連携し、実践的なプロジェクトを通して「本物の力」を養う、活気あふれる学び舎です。
江津工業高等学校の基本情報 
江津工業高等学校の偏差値・難易度・併願校 
江津工業高等学校に設置されている学科・コース 
機械・ロボット科 機械コース : ものづくりの基本となる金属加工や機械の仕組みについて学びます。 将来、製品開発や製造現場で活躍したい人におすすめです。ロボット制御コース : 工場で活躍する産業用ロボットなど、自動化技術のハードウェアから制御までを学びます。 プログラミングや最先端技術に興味がある人にぴったりです。
建築・電気科 建築コース : 住宅や様々な建物の設計・計画から施工まで、建築に関する幅広い知識と技術を学びます。 快適な空間づくりやインテリアデザインに興味がある人におすすめです。電気コース : 私たちの生活に欠かせない電気エネルギーや、情報通信技術について専門的に学びます。 国家資格の取得にも直結したカリキュラムが魅力で、社会を支える技術者を目指せます。
江津工業高等学校の特色・校風 
校風・雰囲気 :
専門的な学習に真摯に取り組む、落ち着いた雰囲気があるようです。ものづくりという共通の目標を持つ生徒が多く、互いに切磋琢磨しながら学校生活を送っています。地域との連携活動も盛んで、学校全体に活気があります。 宿題・課題 :
専門教科では、実習や製図、レポートなどの課題が出されることが多いようです。特に資格取得を目指す生徒は、放課後も熱心に学習に取り組んでいます。 校則 :
校則については、一般的な公立高校の範囲内という声が多いようです。ただし、専門的な機械や薬品を扱う実習が多いため、安全に関わる服装や頭髪の指導はきちんと行われる傾向にあります。 生徒の雰囲気 :
ものづくりや専門分野への探求心が旺盛な生徒が多いのが特徴です。お互いの興味や関心を尊重し合える環境で、自分の「好き」を深めたい生徒にとっては、非常に充実した時間を過ごせるでしょう。 アルバイト :
アルバイトは、学業に支障のない範囲で許可されているようです。ただし、長期休暇中に行う生徒が多い傾向にあります。 制服 :
男子は伝統的な黒の詰襟学生服、女子はブレザーにスカートまたはスラックスです。 土曜授業 :
基本的に土曜授業はありませんが、資格試験前などに補習が行われることがあるようです。 
江津工業高等学校の部活動・イベント 
部活動 
運動部 :ボート部 : 学校の目の前を流れる江の川を練習場所とし、インターハイや国民体育大会で輝かしい成績を収めている強豪です。弓道部 : 過去にインターハイで団体優勝の実績を持つなど、伝統的に強豪校として知られています。野球部 : 過去には春夏の甲子園に出場した経験もあり、地域の期待を集めています。
その他、ソフトテニス部、バレーボール部、バスケットボール部など、多くの運動部が活発に活動しています。 
文化部 :ものづくり部 : 工業高校ならではの部活動で、様々なコンテストへの出場や、地域イベントでの作品展示など、実践的な活動を行っています。写真部 : 全国総合文化祭に出場するなど、高いレベルで活動しています。
その他、音楽部や生活科学部などがあり、文化的な活動も盛んです。 
イベント 
江工祭(文化祭・体育祭) :
毎年秋に開催される「江工祭」は、文化祭と体育祭が連続して行われる学校最大のイベントです。 文化祭では、各学科の特色を生かした専門的な展示や、ものづくり体験コーナーなどが人気を集めます。体育祭は、開校90周年記念の際にはバルーンリリースが行われるなど、記念すべき年を全校で祝う盛大なイベントとなっています。 修学旅行 :
例年、関西方面などを訪れ、歴史や文化を学ぶとともに、クラスメイトとの親睦を深める貴重な機会となっています。 球技大会 :
学期ごとに開催され、クラス対抗で様々な球技を競い合います。クラスの団結力が高まる人気の行事です。 
江津工業高等学校の進学実績 
就職 :
最大の強みは、地元企業をはじめ全国から寄せられる豊富な求人です。 企業との強い信頼関係により、景気の動向に左右されにくく、高い就職内定率を維持しています。 卒業生は、製造業、建設業、電気・ガス・水道業など、多岐にわたる分野で技術者として活躍しています。 進学 :
専門知識をさらに深めるため、大学や専門学校へ進学する生徒も増えています。 国公立大学では島根大学や鳥取大学、私立大学では工業系の大学への進学実績があります。また、工業高校の専門性を活かせる推薦入試などを利用して、有利に進学を決める生徒も多いようです。 サポート体制 :
放課後の学習支援や、難易度の高い資格取得に向けた講習など、生徒一人ひとりの進路希望に対応した手厚いサポート体制が整っています。 
江津工業高等学校の特長・アピールポイント 
地域と連携した実践的な学び : 地元の企業や大学と協力し、古民家のリノベーションや登山道の整備、ドローンを活用した学習など、地域課題の解決に挑戦するプロジェクトが豊富です。圧倒的な就職実績 : 令和6年に開校90年を迎える伝統と実績により、企業から厚い信頼を得ています。 約2000件もの求人が寄せられることもあり、安定した就職が可能です。全国レベルの部活動 : ボート部や弓道部など、全国大会で活躍する部活動があり、高いレベルでスポーツに打ち込める環境です。高度な資格取得への挑戦 : 在学中に、第二種電気工事士や2級建築施工管理技術検定など、専門性の高い国家資格や各種検定に挑戦できる手厚いサポートがあります。充実した実習設備 : 各学科に最先端の技術を学べる実習設備が整っており、実践的なスキルを効果的に身につけることができます。「しまね留学」による全国からの生徒募集 : 島根県外の中学生も積極的に受け入れており、多様なバックグラウンドを持つ仲間と学ぶことができます。男子寮「桑蓬寮」の完備 : 遠方からの生徒のために、男子寮が用意されています。 江津高等学校の生徒との共同生活で、規律ある生活習慣を身につけることができます。
江津工業高等学校の口コミ・評判のまとめ 
良い点 :「専門的な知識や技術が身につき、将来の目標が明確になった」という声が非常に多いです。 「就職に強く、先生方のサポートも手厚いので安心できる」といった、進路に関する満足度の高さがうかがえます。 「資格がたくさん取れるので、自信につながる」という意見も多く見られます。 「地域と関わる授業が多く、やりがいを感じる」など、実践的な学びに対する肯定的な評価も特徴です。 
気になる点 :「専門科目の勉強は、予習・復習が欠かせず大変」といった、学習内容の難しさに関する声もあります。 「駅から近いが、市外から通うには少し時間がかかる」という通学に関する意見も見られます。 「工業高校なので、どうしても男子生徒の割合が高い」という点は、学校選びの際に考慮する人もいるようです。 
アクセス・通学 
最寄り駅 :JR山陰本線「江津駅」から徒歩約5分 
江津工業高等学校受験生へのワンポイントアドバイス 

