淑徳巣鴨高等学校は、100年以上の歴史を誇る、東京都豊島区にある私立の共学校です。長い伝統の中で培われた「感恩奉仕」の精神を大切にしながら、時代の変化に対応した新しい教育を積極的に取り入れているのが大きな魅力です。単に知識を詰め込むだけでなく、生徒一人ひとりが持つ無限の可能性を引き出す「気づきの教育」を実践しています。
淑徳巣鴨高等学校の基本情報
淑徳巣鴨高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科選抜コース(アルティメット): 64 普通科選抜コース(プレミアム): 63 普通科選抜コース(選抜): 58 普通科特進コース(特進): 56
淑徳巣鴨高等学校に設置されている学科・コース
選抜コース アルティメットクラス: 東京大学をはじめとする最難関国公立大学への現役合格を目指すクラスです。 高度な学力を身につけ、トップレベルの大学に挑戦したい人におすすめです。 プレミアムクラス: 早稲田、慶應、上智などの最難関私立大学文系や海外大学進学を目標とします。 ネイティブ教員とのダブル担任制など、特に英語教育に力を入れており、世界で活躍したい人にぴったりです。 選抜クラス: 難関国公立大学やGMARCHなどの難関私立大学を目指すクラスです。 文武両道を実践しながら、高いレベルの大学進学を希望する生徒に適しています。
特進コース 特進クラス: 日本大学や東洋大学、駒澤大学、専修大学といった有名私立大学への進学を目標とするクラスです。 生徒一人ひとりの理解度に合わせた丁寧な指導で、着実に学力を伸ばしたい人におすすめです。
淑徳巣鴨高等学校の特色・校風
宿題の量:口コミを見ると、「テストが毎日のようにある」という声があり、日々の学習習慣が身につく環境のようです。 課題の量はコースによって差があると考えられますが、全体的に学習への意識は高いと言えそうです。 校則:校則は「厳しい」という意見が多く見られます。 特に頭髪や服装に関する指導はしっかりしているようです。 また、学校帰りの寄り道が禁止されているという声もあります。 落ち着いた環境で学校生活を送りたい生徒にとっては、安心できるポイントかもしれません。スマートフォンの使用については、校内でのルールが定められているようです。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多いという印象です。いじめが少ないという口コミも多く、安心して学校生活を送れる環境が整っているようです。 アルバイト:アルバイトは原則として禁止されているようです。 制服の評判:制服は、特に冬服が「かわいい」と評判が良いようです。 女子はリボンとネクタイ、セーターや靴下も複数色から選べるなど、ある程度の着こなしの自由度がある点が人気の理由です。 2019年度からは女子のスラックス着用も認められています。 土曜授業:土曜授業も実施されており、学習時間の確保に力を入れていることがうかがえます。
淑徳巣鴨高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
淑鴨祭(しゅくおうさい):毎年9月に行われる文化祭は「淑鴨祭」と呼ばれ、大変な盛り上がりを見せます。 近年は、クラス企画のテーマを「世界」に関連させるなど、学びの要素も取り入れたユニークな内容となっています。 体育祭:体育祭は毎年5月に所沢市民体育館を貸し切って行われます。 クラス対抗で様々な競技に臨み、学年を超えて団結力を高める一日となります。 修学旅行:高校2年生の修学旅行では、イギリスを訪れます。ホームステイを体験したり、オックスフォード大学を見学したりと、異文化に触れる貴重な機会となっています。 プレミアムクラスでは、高校1年生でカナダへの語学研修も実施されます。 仏教行事:仏教系の学校ならではの行事として、お釈迦様の誕生を祝う「花まつり」など、年に4回の仏教行事が行われます。 こうした行事を通して、感謝の心や他者を思いやる心を育みます。
淑徳巣鴨高等学校の進学実績
国公立大学:旧帝国大学を含む国公立大学に21人が合格しています。 難関私立大学:早慶上理ICUに86人、GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)には291人が合格しています。 その他:特に東洋大学(168人)や日本大学(91人)など、多くの生徒が有名私立大学への進学を果たしています。 医学部医学科にも12人の合格者を出しており、理系教育の成果も表れています。
淑徳巣鴨高等学校の特長・アピールポイント
「気づき」を促す教育:淑徳巣鴨の教育の根幹にあるのが「気づきの教育」です。 授業や行事、日々の生活の中で、生徒が自ら何かを発見し、学び、成長するきっかけを大切にしています。 面倒見の良い手厚いサポート体制:放課後の学習支援プログラムや、夏期・冬期の進学講座、個別の進路相談など、生徒一人ひとりの目標達成に向けたサポートが非常に充実しています。 最先端のICT教育環境:全生徒がiPadを持ち、授業や家庭学習で活用しています。最新のICT設備が整った快適な学習空間で、効率的に学ぶことができます。 多彩なグローバル教育プログラム:イギリスへの修学旅行をはじめ、カナダ語学研修(プレミアムクラス)、3ヶ月や1年間の留学制度など、世界に目を向ける機会が豊富に用意されています。 仏教精神に基づく人間教育:「感恩奉仕」の校訓のもと、感謝の心や他者を思いやる心を育む教育を実践しています。 週に一度「淑徳の時間」という仏教の授業があり、自分を見つめ直す静かな時間となっています。 文武両道を高いレベルで実現:水泳部をはじめ全国レベルで活躍する部活動が多数ありながら、国公立や難関私立大学への進学実績も着実に伸ばしています。 アクセスの良さ:都営三田線「西巣鴨駅」から徒歩3分、JR埼京線「板橋駅」から徒歩10分など、複数の駅や路線が利用可能で、通学に非常に便利です。
淑徳巣鴨高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」「面倒見が良い」といった、サポートの手厚さを評価する声が非常に多いようです。 「施設が綺麗で過ごしやすい」という意見も多く、特にトイレなどの設備が清潔に保たれている点が高く評価されています。 「いじめが少ない」という声が多く、生徒たちは落ち着いた雰囲気の中で安心して学校生活を送っているようです。 「制服が可愛い、かっこいい」という評判、特に女子の制服は人気があります。 部活動が盛んで、勉強と両立しながら充実した毎日を送れる点を魅力に感じる生徒が多いようです。
気になる点: 「校則が厳しい」という声は、多くの口コミで見られます。 特に服装や頭髪、学校帰りの行動について厳しく指導されることがあるようです。 「校庭が狭い」という意見があります。 そのため、野球部やサッカー部などは外部のグラウンドを利用して活動しています。 コースによっては課題や小テストが多く、「勉強が大変」と感じる生徒もいるようです。 「駅から少し歩く」と感じる人もいるようですが、複数の駅が利用できるため、全体的にはアクセスは良いという評価が多いです。
アクセス・通学
都営三田線「西巣鴨駅」A3出口から徒歩約3分 JR埼京線「板橋駅」東口から徒歩約10分 東武東上線「北池袋駅」から徒歩約15分 東京さくらトラム(都電荒川線)「庚申塚停留場」から徒歩約4分、「新庚申塚停留場」から徒歩約6分
淑徳巣鴨高等学校受験生へのワンポイントアドバイス