玉川聖学院高等部は、東京都世田谷区の閑静な住宅街に佇む、キリスト教の教えを基盤とした私立の女子校です。緑豊かなキャンパスと、生徒一人ひとりの個性を尊重する温かい校風が魅力で、多くの受験生や保護者から注目を集めています。自由が丘や九品仏といったおしゃれな街からのアクセスも良く、充実した学校生活を送るための環境が整っています。
玉川聖学院高等部の基本情報
玉川聖学院高等部の偏差値・難易度・併願校
玉川聖学院高等部に設置されている学科・コース
文系コース: 文学、歴史、経済など、人文科学・社会科学系の学部に進学を目指す生徒におすすめです。幅広い教養を身につけながら、得意分野を伸ばすことができます。 文理系コース: 文系・理系のどちらの分野にも興味があり、進路をじっくり考えたい生徒に適しています。多様な選択科目を通じて、自分の可能性を探求できます。 理系コース: 医療、理工、農学など、理数系の学部に進学を目指す生徒におすすめです。数学や理科の授業が充実しており、実験や演習を通して実践的な力を養います。
玉川聖学院高等部の特色・校風
宿題の量:口コミを見ると、宿題はそれほど多くないという声が見られますが、小テストなどは頻繁に行われるため、日々の復習が大切になるようです。 校則:私立の女子校ということもあり、校則は比較的厳しいという意見が多いです。 特に、頭髪や服装に関する指導はきちんとしています。 スマートフォンは朝礼時に預け、終礼時に返却される決まりになっています。 アルバイトや芸能活動は原則として禁止されています。 生徒たちの雰囲気:全体的に穏やかで真面目な生徒が多いようです。 生徒同士の仲が良く、いじめが少ないという口コミも見られます。先生と生徒の距離も近く、親身に相談に乗ってくれる先生が多いとの評判です。 制服の評判:制服は伝統的で品のあるデザインで、生徒からの人気は高いようです。 高等部は深い青を基調としたチェックのスカートが特徴です。 土曜授業:土曜日の授業は基本的にありませんが、部活動や行事が行われることがあります。
玉川聖学院高等部の部活動・イベント
部活動
聖歌隊やハンドベル部:キリスト教の学校ならではの部活動で、校内の礼拝や行事だけでなく、地域の教会や施設で演奏する機会もあり、活発に活動しています。 ダンス部:創作ダンスを中心に活動しており、高いレベルを誇ります。 文化部の種類が豊富で、演劇部や美術部、軽音楽部など、生徒たちはそれぞれの興味に合わせて活動を楽しんでいます。 運動部は、テニス部、バスケットボール部、バレーボール部などがあり、校庭が広くないため活動に制限がある場合もありますが、熱心に練習に励んでいます。
イベント
体育祭:入学してすぐの4月下旬に行われ、高校入学生と内部進学生が打ち解けるきっかけとなる大切なイベントです。 応援合戦や創作ダンスなど、女子校ならではの華やかさと盛り上がりを見せます。 音楽会:6月に開催され、クラスごとに合唱を披露します。練習を通してクラスの団結力が高まります。 学院祭(文化祭):9月に行われる最大のイベントの一つです。 各クラスや部活動が趣向を凝らした展示や発表、模擬店などを出店し、多くの来場者で賑わいます。 修学旅行:高等部の修学旅行先は韓国で、現地の姉妹校との交流など、異文化に触れる貴重な機会となっています。 宗教行事:クリスマス礼拝やイースター、感謝祭など、キリスト教の精神に触れる行事が年間を通して大切にされています。
玉川聖学院高等部の進学実績
国公立大学:東京都立大学などへの合格実績があります。 難関私立大学:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、国際基督教大学(ICU)といった難関大学へも合格者を出しています。 また、GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)には毎年多くの生徒が進学しています。 指定校推薦枠:青山学院大学、立教大学などを含む多くの大学から350名以上の指定校推薦枠があり、多くの生徒がこの制度を利用して進学を決めています。 進学サポート:放課後には「SAC(Super Advanced Course)」と呼ばれる学内予備校のようなプログラムがあり、受験対策のハイレベルな授業を受けることができます。 また、長期休暇中の勉強合宿なども実施され、学力向上を力強くサポートしています。
玉川聖学院高等部の特長・アピールポイント
キリスト教に基づく人間教育:毎日の礼拝や聖書の授業を通して、他者を思いやる心や感謝の気持ちを育みます。 探究型学習「総合科 人間学」:高校1、2年生の必修科目で、「自分とは何か」「どう生きるか」といったテーマについて深く考える授業です。 この学びを通して、小論文や面接に強い実践的な力が養われます。 TAP(玉聖アクティブ・プログラム):ボランティアキャンプや国際交流など、多彩な体験学習プログラムが用意されており、生徒は自分の興味関心に合わせて参加できます。 充実したICT環境:生徒全員がiPadを持ち、授業や課題提出、プレゼンテーションなどに活用しています。 動画制作やプログラミングなど、先進的な情報教育も受けられます。 手厚い進路指導:生徒一人ひとりとの丁寧な面接を重ね、個々の希望や適性に合った進路実現をサポートします。 指定校推薦枠が豊富なのも魅力です。 温かく家庭的な校風:先生と生徒、生徒同士の距離が近く、誰もがありのままの自分でいられる居心地の良い環境です。 自由が丘という好立地:おしゃれな街、自由が丘から徒歩圏内という恵まれた立地にあり、学校帰りに友達と過ごす時間も楽しめます。
玉川聖学院高等部の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方がとても親身で、勉強だけでなく学校生活全般の相談に乗ってくれる」という声が非常に多いです。 「キリスト教の教えに基づいた温かい雰囲気の中で、のびのびと過ごせる」点を魅力に感じる生徒が多いようです。 「行事がとても楽しく、クラスや学年全体の団結力が強い」という意見も目立ちます。 「指定校推薦の枠が多く、大学進学の選択肢が広い」ことを評価する声もあります。 「いじめが少なく、安心して学校生活を送れる」という口コミも多く見られます。
気になる点: 「校則が厳しい」と感じる生徒は少なくないようです。 特に、スマホの使用制限や服装に関する規則については、もう少し自由度が欲しいという意見があります。 「施設が少し古い部分がある」という声も一部で見られます。 「学習意欲が高い生徒とそうでない生徒の差がある」と感じることもあるようです。 「グラウンドが狭いため、運動部の活動場所が限られる」という点は、スポーツに力を入れたい生徒にとっては少し物足りないかもしれません。
アクセス・通学
東急大井町線「九品仏駅」から徒歩約3分 東急東横線・大井町線「自由が丘駅」から徒歩約6〜7分
玉川聖学院高等部受験生へのワンポイントアドバイス