神奈川県立有馬高等学校は、海老名市にある、国際交流と探究学習に力を入れている活気あふれる高校です。県内の公立高校で唯一ユネスコスクールに加盟しており、グローバルな視点を育むための様々なプログラムが用意されています。生徒一人ひとりの「やってみたい」という気持ちを大切にし、勉強はもちろん、学校行事や部活動にも全力で打ち込める環境が整っています。
有馬高等学校の基本情報
有馬高等学校の偏差値・難易度・併願校
向上高等学校 アレセイア湘南高等学校 横浜隼人高等学校 相模女子大学高等部
有馬高等学校に設置されている学科・コース
普通科 : 幅広い科目をバランスよく学びながら、自分の興味や関心、進路希望に合わせて専門性を高めていくことができます。国際理解教育や探究活動に力を入れているため、グローバルな視野を広げたい人や、主体的に課題解決に取り組む力を身につけたい生徒におすすめです。
有馬高等学校の特色・校風
校風 : 全体的に落ち着いた雰囲気の中にも、行事や部活動では大いに盛り上がる活気があります。県内唯一のユネスコスクールとして、国際交流が盛んであり、開かれた校風と言えるでしょう。宿題の量 : 宿題の量は標準的ですが、日々の予習・復習を習慣づけることが大切です。特に、進学を目指す生徒は自主的な学習への取り組みが求められます。校則 : 校則は、他の公立高校と比較して標準的か、やや厳しいという声もあります。特に、頭髪や服装については定期的に指導が行われるようです。スマートフォンの持ち込みは許可されていますが、校内での使用にはルールが定められています。アルバイトは原則として届け出制で許可されています。生徒の雰囲気 : 真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、学校行事や部活動には積極的に参加し、楽しむ活発な生徒も多いようです。制服 : 制服はブレザータイプです。女子はリボンとネクタイ、スカートとスラックスを選ぶことができます。比較的動きやすい素材が採用されていると評判です。土曜授業 : 土曜授業は基本的にありません。
有馬高等学校の部活動・イベント
部活動
少林寺拳法部 : インターハイに出場するなど、全国レベルでの活躍が目立ちます。ダンス部 : 地域のイベントにも積極的に参加し、高いパフォーマンスで知られています。水泳部、陸上競技部 : 各大会で安定した成績を収めています。美術陶芸部 : 本格的な陶芸設備があり、文化祭での作品展示は高い評価を得ています。ESS(英語部) : ユネスコスクールの特色を活かし、留学生との交流など活発な活動を行っています。
イベント
有輝祭(体育祭・文化祭) : 体育祭は6月、文化祭は9月に行われる学校最大のイベントです。体育祭では、色ごとに分かれて応援合戦や競技に熱中し、クラスや学年の団結が深まります。文化祭は、各クラスや文化部による展示、ステージ発表、食品販売などで大変な盛り上がりを見せます。修学旅行 : 2年生の秋に実施され、近年は台湾を訪れることが多いようです。国際交流 : アメリカや韓国にある姉妹校との相互訪問が隔年で実施されており、ホームステイなどを通じて国際感覚を養うことができます。ロードレース大会、健脚大会 : 冬に行われる伝統行事で、体力づくりと精神力を鍛える良い機会となっています。
有馬高等学校の進学実績
国公立大学 : 筑波大学などの合格実績があります。難関私立大学 : 中央大学、法政大学、青山学院大学、明治大学、学習院大学など、GMARCHレベルの大学にも合格者を出しています。その他 : 神奈川大学、東海大学、専修大学、駒澤大学、日本大学、東洋大学など、県内や首都圏の主要私立大学へ多くの生徒が進学しています。短期大学・専門学校・就職 : 約28%の生徒が短期大学や専門学校へ進学し、専門的な知識や技術を身につける道を選んでいます。公務員になる生徒もいます。
有馬高等学校の特長・アピールポイント
県内唯一のユネスコスクール : 神奈川県の公立高校で唯一ユネスコスクールに加盟しており、国際的な視野を育むためのプログラムが充実しています。活発な国際交流 : アメリカと韓国の姉妹校と隔年で相互訪問を実施しており、ホームステイなどを通して異文化に触れる貴重な機会があります。SDGsに焦点を当てた探究学習 : 「総合的な探究の時間」では、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした探究活動に学校全体で取り組んでおり、課題発見能力や解決能力を養います。主体性を育む豊富な学校行事 : 体育祭や文化祭などの学校行事は生徒が中心となって企画・運営し、自主性や協調性を育む場となっています。充実した部活動 : 少林寺拳法部やダンス部をはじめ、多くの部活動が活発に活動しており、文武両道を目指せる環境です。手厚い進路サポート : 放課後や長期休暇中の補習・講習が充実しており、生徒一人ひとりの進路実現を力強くバックアップしています。落ち着いた学習環境 : 55分授業の採用で十分な授業時間を確保し、生徒は落ち着いた環境で日々の学習に集中することができます。
有馬高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「国際交流が盛んで、海外に興味がある人には最高の環境だと思う」 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれるので心強い」 「行事がとても盛り上がり、クラスの団結力が高まる」 「部活動が活発で、目標に向かって仲間と頑張れる」 「落ち着いた雰囲気で、勉強に集中しやすい」
気になる点 :「駅から少し歩くのが大変」という声があります。JR相模線の社家駅から徒歩で12分ほどかかります。 「校則が少し厳しいと感じることがある」という意見も見られます。 「周辺に田んぼが多く、のどかな環境」という点を、人によっては物足りなく感じる可能性もあるようです。
アクセス・通学
最寄り駅 : JR相模線「社家駅」より徒歩約12分バス : 最寄りのバス停としては「社家ゆめいろ保育園」などがありますが、駅から徒歩で通学する生徒がほとんどです。
有馬高等学校受験生へのワンポイントアドバイス