神奈川県立綾瀬高等学校は、1977年に設立された、綾瀬市にある男女共学の公立高校です。「すべての生徒に学ぶ楽しさと喜びを」という理念を掲げ、一人ひとりの生徒が安心して学校生活を送り、それぞれの目標に向かって成長できる環境づくりに力を入れています。
神奈川県立綾瀬高等学校の基本情報
神奈川県立綾瀬高等学校の偏差値・難易度・併願校
神奈川県立綾瀬高等学校に設置されている学科・コース
普通科 – 必修科目をバランス良く学び、生徒一人ひとりの興味や進路希望に応じた学習を進めます。大学進学から専門学校、就職まで、多様な進路に対応できる学力の育成を目指します。
神奈川県立綾瀬高等学校の特色・校風
宿題の量:多いと感じる生徒もいますが、日々の学習習慣を確立するためのものと捉えられています。 校則:他の高校と比較して、標準的な厳しさと言えるでしょう。頭髪やピアス、制服の着こなしについては指導がありますが、スマートフォンの持ち込みは許可されています。ただし、授業中の使用は禁止です。 生徒たちの雰囲気:明るく活発な生徒が多く、学校行事や部活動には積極的に参加する傾向があります。一方で、真面目に学習に取り組む落ち着いた雰囲気も持ち合わせています。 アルバイト:学校生活に支障のない範囲で許可されていますが、高校生にふさわしくない場所でのアルバイトは禁止されています。 制服の評判:男子はスラックス、女子はスカートとスラックスが選択できるブレザータイプで、落ち着いたデザインが好評です。リボンやネクタイを着用します。 土曜授業:基本的に土曜授業はありません。
神奈川県立綾瀬高等学校の部活動・イベント
部活動
特に実績豊富な部活動として、フラダンス部が挙げられます。フラガールズ甲子園大会で優秀賞を受賞するなど、全国レベルでの活躍を見せています。また、陸上部や弓道部も関東大会や全国大会に出場経験があり、活発に活動しています。器械体操部も恵まれた施設で練習に励んでいます。 運動部は野球、サッカー、バスケットボール、テニス、バレーボール、陸上競技など全16部、文化部は吹奏楽、軽音楽、美術、茶道、漫画研究など全11部が活動しています。
イベント
彩綾祭(文化祭):毎年9月に行われる最大のイベントです。文化部による展示や発表、各クラスの企画などで大変な盛り上がりを見せます。 体育祭:6月に開催され、クラス対抗で様々な競技に熱中します。 修学旅行:2年生の秋に実施されます。行き先は北海道や関西方面などから選択することが可能です。 その他:遠足、球技大会、芸術鑑賞会など、クラスや学年の親睦を深めるイベントが多数企画されています。
神奈川県立綾瀬高等学校の進学実績
国公立大学:国公立大学への進学実績は多くはありませんが、目標に向けて挑戦する生徒もいます。 難関私立大学:GMARCHレベルの大学への合格者も輩出しています。 その他、進学者が多い大学:主な進学先としては、日本大学、東海大学、神奈川大学、関東学院大学、国士舘大学といった近隣の私立大学が挙げられます。桜美林大学や明星大学、文教大学などにも多くの合格者を出しています。 短期大学や専門学校への進学、就職を選ぶ生徒も多く、それぞれの希望進路の実現に向けて手厚いサポートが行われています。2025年3月卒業生の実績では、大学進学が147名、短期大学が31名、専修・各種学校が101名、就職・その他が28名となっています。 進学実績向上のための取り組みとして、英数国におけるティームティーチング(複数の教員による指導)を導入するなど、基礎学力の定着に力を入れています。
神奈川県立綾瀬高等学校の特長・アピールポイント
インクルーシブ教育実践推進校:知的障がいのある生徒が共に学ぶ環境で、多様性を尊重し、お互いを理解し合う心を育むことができます。 主体性を育む探究学習:1年生の「総合的な探究の時間」では、NPO法人と連携し、起業家精神を学ぶプログラムを実施。課題解決学習を通して、ディスカッションやプレゼンテーションの能力を養います。 「すべての生徒に学ぶ楽しさと喜びを」:学校全体の理念として、すべての生徒が安心して学べる環境づくりを徹底しています。教師が生徒一人ひとりと向き合うことを大切にしています。 活気あふれる部活動:全国大会で活躍するフラダンス部や陸上部をはじめ、多くの部活動が盛んに活動しており、文武両道を目指せる環境です。 盛り上がる学校行事:生徒が中心となって企画・運営する「彩綾祭(文化祭)」は、地域からも注目される大きなイベントです。 安心の学習サポート:英数国の一部の授業でティームティーチングを導入し、生徒一人ひとりの理解度に合わせた丁寧な指導を行っています。 ユニバーサルデザイン化の推進:すべての生徒が過ごしやすいように、学習環境のユニバーサルデザイン化に積極的に取り組んでいます。
神奈川県立綾瀬高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」「進路について熱心にサポートしてくれる」など、教師の面倒見の良さを評価する声が非常に多いです。 「彩綾祭や体育祭などの行事がとても楽しく、クラスの団結力が深まる」といった、学校行事の充実度を挙げる声も目立ちます。 「部活動が盛んで、目標に向かって仲間と頑張れる環境がある」という意見も多く見られます。 「いじめは少ないと思う」「みんな仲が良く、明るい雰囲気」など、良好な人間関係を築きやすい校風を評価する口コミもあります。
気になる点: 「駅からバスに乗る必要があり、少しアクセスが不便」という、立地に関する意見が見られます。 「校舎や体育館などの施設が少し古い」と感じる生徒もいるようです。 「もう少し大学進学に力を入れてほしい」といった、進学実績に関する要望も一部で見られます。
アクセス・通学
相鉄線「さがみ野駅」南口から:神奈川中央交通バス「長後駅行」または「吉岡工業団地行」に乗車し、「観音入口」で下車(約10分)、そこから徒歩1分です。 相鉄線・小田急線「海老名駅」から:相鉄バス「綾瀬市役所行」に乗車し、「綾瀬高校」で下車(約15分)、そこから徒歩3分です。朝の時間帯は増便されています。 小田急江ノ島線「長後駅」から:神奈川中央交通バス「さがみ野駅行」に乗車し、「観音入口」で下車(約20分)、そこから徒歩1分です。
神奈川県立綾瀬高等学校受験生へのワンポイントアドバイス