福岡県立須恵高等学校は、豊かな自然に囲まれた糟屋郡須恵町にあり、生徒一人ひとりの可能性を「伸びる、伸ばす」ことを目指す活気あふれる学校です。 昭和58年の開校以来、「進取・敬愛・鍛錬」の校訓のもと、文武両道を奨励し、生徒の主体性を尊重した教育を実践しています。
福岡県立須恵高等学校の基本情報
福岡県立須恵高等学校の偏差値・難易度・併願校
学科・コースごとの偏差値
普通科:48
難易度のイメージと内申点
主な併願校
九州産業大学付属九州高等学校 沖学園高等学校 福岡常葉高等学校 博多高等学校
福岡県立須恵高等学校に設置されている学科・コース
普通科 1年次は共通のカリキュラムで基礎学力を固めます。 2年次からは、それぞれの興味や進路希望に応じて「文系コース」「理系コース」「医療看護コース」に分かれます。 3年次にはさらに細分化され、「国公立文系」「私立文系」「国公立理系」「私立理系」「医療看護」の各コースで、より専門的な学習を進めていきます。 このように、須恵高校では早い段階から進路を意識した学習ができる環境が整っています。特に、看護系の進路を目指す生徒専門のコースがあるのは、大きな魅力と言えるでしょう。
福岡県立須恵高等学校の特色・校風
校風のキーワード : 自主自律、文武両道、落ち着いた雰囲気宿題の量 : 口コミによると、宿題はほとんど出ないことが多いようです。 その分、予習・復習といった自主的な学習習慣が求められます。校則 : 他の高校と比較して、校則は緩やかだという声が多く聞かれます。スマホ : 持ち込みは可能ですが、授業中の使用はもちろん禁止です。ルールを守って使用することが求められます。服装 : 制服の着こなしについては、ボタンを留めるなどの基本的なルールを守っていれば、厳しく指導されることは少ないようです。 髪型に関する校則も以前より緩やかになり、前髪の長さの規制がなくなるなど、時代に合わせた見直しが行われています。アルバイト : アルバイトは原則として禁止されていますが、家庭の事情などにより許可される場合もあるようです。
生徒たちの雰囲気 : 真面目な生徒と活発な生徒がバランス良く在籍しており、全体的に落ち着いた雰囲気です。いじめが少ないという口コミも見られます。制服の評判 : 制服は男女ともにブレザータイプで、特に女子の制服は可愛いと評判です。土曜授業 : 土曜授業は基本的にありません。
福岡県立須恵高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 :
特に弓道部は、県大会や九州大会に駒を進めるなど、輝かしい実績を誇ります。 男子ハンドボール部も創部以来初の県大会優勝を果たすなど、近年力をつけています。 その他、野球部、バスケットボール部、陸上部など多くの部が活発に活動しています。 文化部 :
文化部も多彩で、特に書道部は全国大会や九州大会で上位入賞を果たす強豪として知られています。 書道パフォーマンスで地域のイベントに参加することもあります。 吹奏楽部も地域のイベントや定期演奏会で美しい音色を響かせています。
イベント
須恵高祭(文化祭) : 2日間にわたって開催される文化祭は、最大の盛り上がりを見せるイベントです。 1日目は校内発表、2日目は一般公開され、多くの来場者で賑わいます。2・3年生によるクラス企画や、文化部の発表、有志によるステージなど、多彩な催しが行われます。体育祭 : クラス対抗で様々な競技に熱中する体育祭は、クラスの団結力を高める絶好の機会です。応援合戦なども見どころの一つです。修学旅行 : 生徒たちにとって最高の思い出となる修学旅行。行き先は年度によって異なりますが、仲間との絆を深める貴重な体験となります。
福岡県立須恵高等学校の進学実績
主な大学進学実績
国公立大学 :
九州工業大学、佐賀大学、北九州市立大学、福岡県立大学、福岡教育大学、福岡女子大学などへ合格者を出しています。 難関私立大学 :
西南学院大学や福岡大学への進学者が非常に多く、合わせて100名以上の合格者を出す年もあります。 その他の進路 :
大学進学だけでなく、短期大学や看護・医療系の専門学校への進学者も多いのが特徴です。 これは、2年次から設置されている「医療看護コース」の成果の表れと言えるでしょう。就職を選ぶ生徒も少数ながらいます。
進学サポート
福岡県立須恵高等学校の特長・アピールポイント
独自の探究活動「すえ探」 : 1年生全員が取り組む探究活動で、自ら課題を見つけ、情報を収集・分析し、発表する力を養います。充実したICT教育環境 : 全ての普通教室にプロジェクターが設置されており、ICTを活用した分かりやすい授業が展開されています。医療看護コースの設置 : 看護・医療系の進路に特化したコースがあり、専門的な知識を学び、高い目的意識を持って学習に取り組めます。セミナーハウスを活用した研修 : 校内に宿泊可能な「セミナーハウス」という施設があり、新入生オリエンテーションなどで利用され、生徒同士の絆を深めています。地域との連携 : 地域のイベントに積極的に参加するなど、地域に根ざした活動を大切にしています。活発な部活動 : 特に弓道部や書道部、男子ハンドボール部などは県内でも高い実績を誇り、文武両道を体現しています。生徒の自主性を育む校風 : 比較的緩やかな校則のもと、生徒が主体的に学校生活を創り上げていく雰囲気が魅力です。
福岡県立須恵高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」 「文化祭や体育祭などの行事がとても楽しく、クラスの団結力が強まる」 「校則が厳しすぎず、のびのびと過ごせる」 「部活動が盛んで、先輩後輩の仲が良い」 「いじめが少なく、安心して学校生活を送れる」 「制服が可愛いと友達に褒められる」
気になる点 :「最寄り駅から学校まで坂道が続くので、毎日の通学が少し大変」 「自主性が重んじられる分、自分から行動しないと何も始まらない」 「一部の施設が少し古いと感じることがある」 「電車の本数が少ない時間帯があり、少し不便に感じることがある」
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス :JR香椎線「須恵中央駅」から徒歩約10〜12分 JR香椎線「新原駅」から徒歩約15〜16分 西鉄バス「新生」バス停から徒歩約3分
通学エリア :
須恵高校は福岡県の第4学区に属しています。 主な通学エリアは、須恵町、志免町、宇美町、粕屋町などの糟屋郡内や、福岡市東区、博多区の一部などです。 多くの生徒が電車やバス、自転車を利用して通学しています。
福岡県立須恵高等学校受験生へのワンポイントアドバイス