秋田県立矢島高等学校は、秀麗な鳥海山の麓、由利本荘市矢島町に佇む、歴史と伝統のある学校です。1926年(大正15年)の創立以来、まもなく100周年を迎える秋田県立矢島高等学校は、地域に根ざし、地域と共に歩む教育を一貫して実践してきました。小規模校ならではの温かい雰囲気の中で、生徒一人ひとりに寄り添ったきめ細やかな指導が魅力です。
矢島高等学校の基本情報
矢島高等学校の偏差値・難易度・併願校
矢島高等学校に設置されている学科・コース
普通科 未来探究コース : 大学進学や就職など、生徒一人ひとりの多様な進路希望に対応するためのコースです。個々の目標に合わせたきめ細やかな学習指導が行われます。地域創造コース : 地域の将来を担う人材を育成するためのコースで、さらに2つの系列に分かれます。ビジネス系列 : 地元の特産品を活かした商品開発などを行う「やしまブランディングプロジェクト(YBP)」といった実践的な学びが特徴です。福祉・看護系列 : 地域の施設や人材と連携し、体験的・実践的な教育活動を通じて、福祉や看護の分野で活躍するための基礎を学びます。
矢島高等学校の特色・校風
校風・生徒の雰囲気 : 全校生徒数が少ないため、生徒と先生の距離が近く、一人ひとりへのサポートが手厚いのが魅力です。 生徒たちは落ち着いた雰囲気の中で、真面目に学校生活を送っているという声が多いようです。地域との関わりが深く、ボランティア活動などを通じて地元の人々と交流する機会も豊富です。校則 : 他の高校と比較すると、特に頭髪や服装などの整容面に関する校則は厳しいという意見が見られます。 しかし、これは社会に出てから役立つ礼儀やマナーを身につけるための指導の一環と捉えられており、就職活動などでその成果が発揮されるとのポジティブな声もあります。宿題 : 宿題の量については、特に多いという口コミは見られませんが、日々の学習習慣を身につけるための課題は出されるようです。制服 : 制服はあり、生徒たちは規定に沿って着用しています。アルバイト : アルバイトに関する明確な規定は公式サイトには記載されていませんが、学業との両立を前提に、長期休暇中などに許可制で認められる場合があるようです。詳細は学校への確認が必要です。土曜授業 : 土曜授業は実施されていません。スマホの持ち込み : スマートフォンの持ち込みについては、校内での使用ルールが定められていると考えられます。多くの学校と同様に、授業中の使用は禁止されていることが一般的です。
矢島高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 : 卓球部、バドミントン部などがあります。 特に、地域創造コースビジネス系の生徒が取り組む商業研究は、部活動ではありませんが、令和5年度に東北六県高等学校生徒商業研究発表大会で秋田県勢として13年ぶり、普通高校としては初の入賞を果たすという快挙を成し遂げました。文化部 : 吹奏楽部、美術部などがあります。 吹奏楽部は地域のイベントである「矢島産業文化祭」でミニコンサートを行うなど、地域に根ざした活動をしています。
イベント
体育祭(6月) : クラス対抗で様々な競技に熱く燃え上がるイベントです。中高連携鳥海山登山(7月) : 矢島ならではの壮大な自然を体感できる伝統行事です。中学生と共に鳥海山に登ることで、協調性や忍耐力が養われます。矢高祭(文化祭、10月) : 毎年10月に開催される文化祭で、クラスごとの展示やステージ発表、有志による企画などで盛り上がります。 地域住民も訪れる、開かれたイベントです。修学旅行 : 生徒たちにとって高校生活の大きな思い出となる修学旅行も実施されます。その他 : カルタ大会や、除雪ボランティア、花植えボランティアなど、地域に貢献する活動も盛んに行われています。
矢島高等学校の進学実績
大学・短大・専門学校への進学 :
近年の進学先として、東北芸術工科大学、ノースアジア大学、札幌大学などの4年制大学や、聖園学園短期大学、聖霊女子短期大学といった短期大学への進学実績があります。 また、由利本荘看護学校、日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学、秋田リハビリテーション学院、秋田コアビジネスカレッジなど、専門的な知識や技術を学べる専門学校への進学者も多くいます。 就職 :
県内就職、県外就職ともに安定した実績があります。製造業(TDK、秋田新電元、秋田精工など)、食品関係(秋田プリマ食品など)、販売・サービス業(ナイス、トヨタカローラ秋田、アストリアなど)、福祉関係(由愛会、わかば会など)といった幅広い業種に卒業生を送り出しています。 公務員 :
秋田県職員(警察事務)や自衛官一般曹候補生など、公務員として活躍する卒業生もいます。 進路サポート :
先生方が生徒一人ひとりに親身になって指導してくれる体制が整っており、面接練習や書類作成など、きめ細やかなサポートが受けられると評判です。
矢島高等学校の特長・アピールポイント
全国初の校舎一体型中高連携、そして小中高連携へ : 2009年から矢島中学校と、2024年からは矢島小学校も同じ校舎で学ぶ、全国でも珍しい教育環境です。 異年齢の生徒が日常的に交流することで、社会性や協調性が自然と育まれます。地域を学ぶ「鳥海探究」 : 総合的な探究の時間では「鳥海探究」と名付け、郷土の自然・歴史・文化をテーマに探究活動を行います。 地域を知り、地域の将来を考える学びは、郷土愛を育むとともに、課題解決能力を養います。実践的なビジネス学習「やしまブランディングプロジェクト(YBP)」 : 地域創造コースのビジネス系列では、地元の特産品を活かした商品開発や販売実習など、実践的な商業活動に取り組みます。 この活動は東北大会で入賞するなど高い評価を得ています。地域に貢献する豊富なボランティア活動 : 高齢者宅の除雪ボランティアや地域のイベントの手伝いなど、学校全体で地域貢献活動に積極的に参加しています。 これらの活動を通して、社会の一員としての自覚と責任感を学びます。一人ひとりに寄り添う手厚い指導体制 : 全校生徒数が少ない小規模校だからこそ、先生方の目が生徒一人ひとりに行き届き、学習面でも進路面でも手厚いサポートが受けられます。豊かな自然環境 : 学校の教室からは鳥海山を望むことができ、近くには子吉川が流れるなど、四季折々の美しい自然に囲まれた環境で学校生活を送ることができます。地域みらい留学 : 全国の生徒を受け入れる「地域みらい留学」の対象校となっており、県外からの生徒も積極的に受け入れています。 多様なバックグラウンドを持つ仲間との出会いが、新たな刺激となります。
矢島高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方が生徒一人ひとりに親身になって指導してくれる」という声が非常に多いです。 学習面だけでなく、進路相談にも手厚く乗ってくれるようです。 「地域との関わりが深く、ボランティア活動などを通じて貴重な経験ができる」点を評価する声も多くあります。 「生徒数が少ないので、学年やクラスの垣根を越えてみんな仲が良い」「アットホームな雰囲気」といった、学校生活の楽しさを挙げる口コミも見られます。 「就職に強い」という評判があり、特に厳しいとされる整容指導が社会に出てから役立ったと感じる卒業生もいます。
気になる点 :「校則が他校に比べて厳しい」と感じる生徒がいるようです。 特に頭髪や服装に関する指導が厳しいとの意見があります。 「部活動の種類が少ない」という点は、活発に部活動に取り組みたい生徒にとっては少し物足りないかもしれません。 「施設の規模が小さい」といった意見もありますが、2009年に新築された校舎は清潔で過ごしやすいという声もあります。 交通の便に関して、由利本荘市中心部や他の地域からはアクセスしにくいと感じる場合があるようです。
アクセス・通学
鉄道 : 由利高原鉄道 鳥海山ろく線「矢島駅」から徒歩約8分バス : 羽後交通 本荘・伏見線「矢島高校前」バス停から徒歩約1分
矢島高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

