郁文館グローバル高等学校は、「世界地図から進路を選ぶ」をキーワードに、本気で世界を目指す中学生にとって非常に魅力的な選択肢となる国際科の高校です。 卒業生の約4割が海外大学へ進学するという実績は、その教育が世界基準であることを物語っています。 まさに、グローバルな舞台で活躍したいという夢を持つ生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出してくれる学校、それが郁文館グローバル高等学校です。
郁文館グローバル高等学校の基本情報
郁文館グローバル高等学校の偏差値・難易度・併願校
郁文館グローバル高等学校に設置されている学科・コース
Honors class(オナーズ・クラス) どんなことを学ぶ?:アメリカの名門高校と連携し、日米両方の高校卒業資格の取得を目指します。数学や理科、社会といった主要科目も英語で学び、世界トップレベルの大学への進学を視野に入れた高度な学習を行います。 どんな生徒におすすめ?:本気で海外のトップ大学に進学したい、グローバルな基準で物事を学びたいという強い意志を持つ人におすすめです。
Liberal Arts class(リベラルアーツ・クラス) どんなことを学ぶ?:幅広い教養と多角的な思考力を養い、「国際標準の総合力」を身につけます。SDGs探究や個人研究などを通じて専門性を深め、国内・海外を問わない多様な進路実現を目指します。 どんな生徒におすすめ?:特定の分野に縛られず、様々な学問に触れながら自分の可能性を広げたい、国内外の難関大学に挑戦したい人におすすめです。
郁文館グローバル高等学校の特色・校風
宿題の量 :留学準備や高度な授業内容に対応するため、宿題の量は決して少なくはないようです。特に英語に関する課題は多い傾向にありますが、それは世界で通用する力を身につけるために不可欠なものです。校則 :校則は、他の私立高校と比較して標準的か、やや厳しめという声があります。特に留学中は、生徒の成長を促すため、スマートフォンやパソコンの持ち込みが厳しく制限され、家族との連絡も手紙が中心となる「日本一厳しい留学」とも言われています。 この厳しさこそが、自立心やタフな精神力を育む土壌となっています。生徒たちの雰囲気 :海外志向が強く、自分の夢や目標に向かって主体的に行動する、活発で前向きな生徒が多いようです。多様なバックグラウンドを持つ生徒が集まっているため、互いに刺激し合える環境と言えるでしょう。アルバイト :アルバイトは原則として禁止されているようです。学業や留学準備に専念することが求められます。制服の評判 :制服は中学・高校で共通のデザインですが、ネクタイやリボンの色で区別されています。グローバル高校のカラーは青で、知的で国際的なイメージに合ったデザインは、生徒からの評判も良いようです。土曜授業 :土曜日も授業が行われることがあります。
郁文館グローバル高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
体育祭 :中学生から高校生までが団に分かれて競い合う一大イベントです。 リレーや騎馬戦といった定番競技はもちろん、ダンス部やチアリーディング部による華やかなステージも大きな見どころです。 特に、グローバル高校の生徒が披露するニュージーランドの伝統舞踊「ハカ」は圧巻の一言です。郁秋祭(文化祭) :毎年9月下旬に開催される文化祭は、各クラスや部活動が趣向を凝らした展示や発表を行い、大変な盛り上がりを見せます。夢合宿 :長野県にある研修施設で、10泊11日の日程で行われる合宿です。 様々なプログラムを通じて、自分の将来の夢と向き合う貴重な時間となります。海外研修・留学 :この学校の最大のイベントと言えるのが、海外での経験です。2026年度からは希望制となり、アメリカのシリコンバレーやルワンダなどを巡る「短期海外周遊研修」と、1年間現地校に通う「1人1校1年間留学」から選べるようになります。
郁文館グローバル高等学校の進学実績
海外大学 :2025年春の卒業生は、4割以上が海外大学に進学予定です。 THE世界大学ランキングでトップ100に入るようなエディンバラ大学、キングス・カレッジ・ロンドン、トロント大学といった世界の名門大学へ、毎年多くの合格者を輩出しています。国公立大学 :国内の国公立大学にも合格者を出しています。難関私立大学 :早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学といった難関私立大学や、GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)にも多数の合格実績があります。 特に国際関係や外国語学部への進学が目立つようです。進学サポート :海外大学進学に向けて、専門のカウンセラーによる出願書類作成や面接対策、IELTS/SAT対策講座など、手厚いサポート体制が整っています。 また、東京大学や京都大学などに在籍する若手研究者が生徒の研究を直接指導する「外部アカデミスト」との連携など、ユニークな取り組みも行われています。
郁文館グローバル高等学校の特長・アピールポイント
選べる海外探求プログラム :2026年度から、従来の1年間の長期留学に加え、世界の最先端とグローバルサウスを体験できる短期海外周遊研修が選択可能になります。日米の高校卒業資格を取得可能 :「Honors class」では、米国の名門高校と連携したカリキュラムを履修し、卒業時には日米両方の高校卒業資格を取得することができます。夢の実現を後押しする「夢教育」 :「子どもたちの幸せのためだけに学校はある」という理念のもと、生徒一人ひとりが夢を見つけ、追いかけ、叶えるための独自の教育プログラム「夢教育」を実践しています。起業家精神を育むプログラム :ワタミ創業者の渡邉美樹氏が理事長を務める学校ならではの取り組みとして、経営者から直接学べる「起業塾」や、会社設立から運営までを体験する「起業体験プログラム」など、アントレプレナーシップ教育が充実しています。徹底したグローバル教育 :ネイティブ教員と日本人教員による2人担任制や、新聞記事を教材に英語で社会課題を議論する授業(NIE)など、日常的に英語に触れ、国際感覚を磨く環境が整っています。外部の専門家との連携 :東京大学をはじめとするトップレベルの研究者が生徒の研究活動を直接指導するなど、学校内にとどまらない高度な学びの機会が提供されています。世界基準の進路指導 :海外トップ大学の広報担当者を招いた説明会や、専門カウンセラーによる手厚いサポートなど、世界地図から進路を選ぶための万全の体制が整っています。
郁文館グローバル高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「留学経験が何物にも代えがたい財産になった」「英語力だけでなく、精神的に大きく成長できた」という声が非常に多いようです。厳しい環境だからこそ得られる達成感や自信は、卒業生の大きな強みとなっています。 「先生方のサポートが手厚い」「海外大学進学に関する情報が豊富で、親身に相談に乗ってくれる」といった、進路指導への評価も高い傾向にあります。 「夢教育を通して、自分の将来について深く考えるきっかけになった」「目標を持った仲間が多く、刺激的な毎日が送れる」など、学校独自の教育方針に魅力を感じている生徒が多いようです。
気になる点 「校則が厳しいと感じることがある」という意見が見られます。特に留学中のデジタル機器の使用制限などは、窮屈に感じる生徒もいるかもしれません。 「留学費用を含めると、学費は安くない」という点は、保護者にとって考慮すべきポイントとなりそうです。 「主体性がないと、学校生活についていくのが大変かもしれない」という声もあります。課題や行事が多く、自ら積極的に学ぶ姿勢が求められる学校と言えるでしょう。
アクセス・通学
東京メトロ南北線「東大前」駅 :2番出口から徒歩約5〜8分都営三田線「白山」駅 :A2出口から徒歩約10分東京メトロ千代田線「根津」駅 :1番出口から徒歩約10分東京メトロ千代田線「千駄木」駅 :1番出口から徒歩約10分
郁文館グローバル高等学校受験生へのワンポイントアドバイス