金城学院高等学校は、130年以上の歴史と伝統を誇る、キリスト教精神に基づいた女子教育を行う私立の学校です。名古屋市内でも有数の歴史を持つ学び舎として知られ、多くの卒業生が様々な分野で活躍しています。落ち着いた環境の中で、知性と品性を兼ね備えた女性の育成を目指しており、生徒一人ひとりの個性を大切にする教育が魅力です。
金城学院高等学校の基本情報
金城学院高等学校の偏差値・難易度・併願校
金城学院高等学校に設置されている学科・コース
一般コース(内部進学主体) : 金城学院大学への進学を主眼に置いたコースです。大学での学びを見据え、基礎学力を着実に身につけながら、幅広い教養を深めていきます。内部推薦制度を活用して、希望の学部へ進学したい生徒におすすめです。文系受験コース : 国公立大学や難関私立大学の文系学部への進学を目指すコースです。文系科目に重点を置いたカリキュラムで、応用力や実践力を養います。外部の大学受験に挑戦したい生徒に適しています。理系受験コース : 国公立大学や難関私立大学の理系学部、医歯薬系学部への進学を目指すコースです。理数系科目に特化した授業展開で、高度な学力を育成します。理系の分野で専門性を高めたい生徒におすすめです。
金城学院高等学校の特色・校風
宿題の量 : 宿題は、日々の予習復習を基本とするため、量はやや多めという声があります。特に、大学受験を目指すコースでは、課題が多くなる傾向があるようです。校則 : 伝統校ということもあり、校則は比較的厳しいとされています。 特に服装や頭髪に関する指導は定期的になわれます。スカート丈は膝下、靴下は指定の三つ折りソックスです。 スマートフォンの持ち込みは許可制で可能ですが、校内での使用は原則禁止など、一定のルールが定められています。生徒たちの雰囲気 : 真面目で穏やかな生徒が多いと言われています。代々、親子で金城学院に通う家庭も少なくなく、落ち着いた環境で学びたい生徒にとっては非常に良い環境です。アルバイト : 原則として禁止されています。制服の評判 : 伝統的なセーラー服で、非常に人気が高いです。 中学生は白(冬)または紺(夏)、高校生は黒のスカーフを結びます。 この制服に憧れて入学を志す生徒も少なくありません。土曜授業 : 土曜授業は基本的にありません。
金城学院高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
しらゆり祭(文化祭・体育祭) : 高等学校の文化祭と中高合同の体育祭を合わせて「しらゆり祭」と呼んでいます。 文化祭では、部活動の発表や有志によるパフォーマンスで大いに盛り上がります。体育祭は、大きな会場で行われ、クラス対抗リレーや伝統の「金城体操」「創作ダンス」などで一体感を高めます。修学旅行 : 高校2年生の修学旅行では、平和学習などを目的として様々な場所を訪れます。 友達との絆を深める、かけがえのない思い出となる行事です。メサイア演奏会・クリスマス礼拝 : キリスト教学校ならではの荘厳な行事です。 特に、年末に行われる「メサイア演奏会」は、グリークラブやオーケストラ部が中心となり、感動的な舞台を創り上げます。クリスマス礼拝と合わせて、心を落ち着かせ、一年を振り返る大切な時間となっています。
金城学院高等学校の進学実績
金城学院大学への内部進学 : 卒業生のおよそ半数が、高大接続型推薦を利用して金城学院大学へ進学します。 文学部、生活環境学部、国際情報学部、人間科学部、薬学部など、多様な学部があり、自分の興味や関心に合わせて学びを深めることができます。国公立大学 : 名古屋大学、名古屋工業大学、愛知県立大学など、地元の国公立大学を中心に合格者を出しています。難関私立大学 : 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった首都圏の難関大学や、南山大学、同志社大学、立命館大学などの有名私立大学にも多くの合格実績があります。進路サポート : 生徒一人ひとりの希望進路を実現するため、手厚いサポート体制が整っています。推薦入試の準備に対する指導が手厚いという評判があります。 また、大学受験を目指す生徒向けに、放課後や長期休暇中に講習が開かれるなど、学力向上を支援する取り組みも充実しています。
金城学院高等学校の特長・アピールポイント
キリスト教に基づく人間教育 : 毎朝の礼拝や聖書の授業を通して、感謝の心や他者を思いやる心を育みます。知識だけでなく、豊かな人間性を養うことを大切にしています。伝統のセーラー服と美しいキャンパス : 清楚で品のあるセーラー服は、生徒たちの憧れの的です。 また、国の登録有形文化財に指定されている「榮光館」をはじめ、歴史と風格のある美しい校舎で学べることも大きな魅力です。全国レベルで活躍するグリークラブ : 全日本合唱コンクールで数々の賞を受賞しているグリークラブは、学校の誇りです。 目標に向かって仲間と努力することの素晴らしさを体感できます。金城学院大学への内部進学という選択肢 : 卒業生の約半数が内部推薦で金城学院大学へ進学します。 受験勉強だけに追われることなく、高校生活で様々な活動に打ち込めるというメリットがあります。充実したグローバル教育 : イートン・カレッジ・サマースクール(イギリス)やアメリカ語学研修旅行など、海外で学ぶ機会が豊富に用意されています。 生きた英語や異文化に触れることで、国際的な視野を広げることができます。歴史と革新が融合した学習環境 : 伝統を重んじながらも、新しい校舎の建設やICT教育の導入など、常に教育環境のアップデートが行われています。手厚い進路指導とサポート体制 : 内部進学、外部受験を問わず、生徒一人ひとりの希望進路に寄り添った丁寧な指導が行われます。特に推薦入試対策には定評があります。
金城学院高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」という声が多く、生徒と教員の距離が近いようです。 「落ち着いた環境で安心して学校生活が送れる」「いじめはほとんど聞いたことがない」など、穏やかな校風を評価する意見が目立ちます。 「内部進学できる安心感があるので、部活や趣味に打ち込める」という、中高一貫校ならではのメリットを挙げる声もあります。 「歴史ある校舎が美しく、毎日通うのが楽しい」「制服が可愛いのでモチベーションが上がる」といった、環境面での満足度も高いようです。 「食堂のご飯が美味しい」という日常の楽しみに関する口コミも見られます。
気になる点 :「校則が厳しい」という意見は多く聞かれます。 特に、服装やスマートフォンの使用に関するルールを窮屈に感じる生徒もいるようです。 「お嬢様学校のイメージが強いが、実際は様々な家庭の生徒がいる」という声もあり、外部からのイメージと実態に少しギャップがあるかもしれません。 「大学受験をするなら塾は必須」という意見もあります。 学校のサポートだけでは不安を感じる生徒もいるようです。 「私立なので学費が高い」という点は、保護者にとって気になるポイントかもしれません。
アクセス・通学
電車でのアクセス :名鉄瀬戸線「尼ヶ坂」駅から徒歩約10分 名古屋市営地下鉄名城線「市役所」駅(現:名古屋城駅)から徒歩約15分 名古屋市営地下鉄桜通線「高岳」駅から徒歩約15分
バスでのアクセス :市営基幹バス「白壁」バス停から徒歩約5分